仮想通貨スシスワップ（SUSHI）とは？特徴や価格を元に今後の展望を徹底解説

スシスワップ（SUSHI）は、2020年9月に誕生した分散型取引所（DEX）です。イーサリアムブロックチェーン上で最初に立ち上げられた一つであり、ユニークな機能と活発なコミュニティで、仮想通貨ユーザーの間で注目を集めています。

スシスワップ（SUSHI）は、ステーキングに対応しており、取引手数料の一部や、報酬を受け取れる魅力を持っています。

この記事では、スシスワップ（SUSHI）の特徴や価格、今後の展望について、徹底解説します。仮想通貨投資に興味がある方にぜひ読んでいただけると幸いです。

仮想通貨スシスワップ（SUSHI）の概要

2020年9月にローンチされたSushiSwapは、ユニスワップ（Uniswap）のフォークプロジェクトとして誕生しました。

ユニスワップと同様に、ユーザーはSUSHIを使用して、分散型取引所（DEX）上で暗号資産の交換を行えます。

スシスワップ（SUSHI）の概要は以下の通りです。

※情報は、2024年5月13日時点です。

スシスワップ（SUSHI）の現在の価格は¥172.35、時価総額は¥41,551,122,068

（時価総額ランキング 237位）と、時価総額は少ないですが、流動性の高い仮想通貨です。

ちなみに、よく間違いやすいですが、スシスワップ（SUSHI）はUniswap（ユニスワップ）から派生した分散型取引所（DEX）です。

スシスワップ（SUSHI）を取り扱っている国内取引所はないため、必ず以下のいずれかの海外取引所を使いましょう。

• Bybit

• Binance

• OKEx

海外取引所での取引が不安に感じる方もいるかもしれませんが、Bybitは世界的に利用されている仮想通貨取引所なので、迷っている場合はBybitがおすすめです。

仮想通貨スシスワップ（SUSHI）の特徴3選

次にスシスワップ（SUSHI）の特徴を3つ紹介していきます。

• 独自トークン「SUSHI」

• 誰でも利用できる分散型取引所

• ステーキング対象銘柄

それでは、1つずつ見ていきましょう。

独自トークン「SUSHI」

スシスワップは、独自トークン「SUSHI」を発行しています。

SUSHIトークンを保有することで、プラットフォームの運営に関する提案や投票を行えます。また、SUSHIトークンをステーキングすることで、取引手数料の一部を受け取れるなど、保有者にとってお得な特典だらけです。

誰でも利用できる分散型取引所

スシスワップ（SUSHI）は、2020年に誕生した分散型取引所（DEX）です。

従来の取引所とは異なり、中央管理者が存在せず、ユーザー同士で直接取引を行うため、高い透明性とセキュリティを誇ります。

そして、スシスワップ（SUSHI）の最大の特徴は、アカウント登録や本人確認不要で、すぐに取引を始められることです。また、世界中どこからでもアクセス可能で、国籍や居住地による制限はありません。

ステーキング対象

スシスワップ（SUSHI）は、ステーキングに対応しています。

「SUSHI・Bar」と呼ばれるステーキングサービスを提供しているため、SUSHIトークンの保有者は、一定期間ロック（引き出せなくなる）する代わりに報酬を得られます。

ステーキングに対応していない銘柄もたくさんある中、スシスワップ（SUSHI）はステーキングに対応しているので、非常に魅力的です。

仮想通貨スシスワップ（SUSHI）の現在の価格動向

では、そんなスシスワップ（SUSHI）の現在の価格動向について見ていきましょう。

リリース時の2020年8月時点では、現在よりも高い価格の約¥900前後で取引されていました。

そんな中、2021年2から5月にかけて、一時期¥2,000を超えるほど、価格が高騰。

その後は、高騰することなく、下落トレンドに突入し、スシスワップ（SUSHI）の低迷期突入。

そして、2022年6月に入ってから値動きが落ち着き、百円程度で低迷しています。

2024年5月13日現在の価格は、¥172.35です。

スシスワップ（SUSHI）が高騰した要因

では、一体なぜスシスワップ（SUSHI）が高騰したのでしょうか。

• 仮想通貨バブル

• 大手海外取引所に上場

それでは、詳しく解説していきます。

仮想通貨バブル

2021年初旬に、仮想通貨市場全体がバブル状態に突入しました。

2021年には、機関投資家が仮想通貨市場への投資を本格化しました。機関投資家の参入は、市場全体の流動性を高め、価格上昇を加速させる要因となりました。

スシスワップ（SUSHI）も、機関投資家からの注目を集めた仮想通貨の一つであり、価格上昇に弾みをつけました。

当時は、仮想通貨市場全体が上昇傾向だったため、SUSHIも高騰したと言えるでしょう。

大手海外取引所に上場

スシスワップ（SUSHI）の高騰は、やはり大手海外取引所への上場だと考えられます。

Binance、Bybit、OKExといった、世界屈指の取引所に上場を果たしました。これにより、世界中の投資家がSUSHIを容易に売買できるようになり、一気に知名度と流動性が向上しました。

投資家にとって、取引しやすい環境は、価格上昇の重要なポイントとなるので、今後も新たな取引所へ上場すると価格が高騰するかもしれませんね。

仮想通貨スシスワップ（SUSHI）の今後の展望

ここからは、スシスワップ（SUSHI）の今後の展望について見ていきましょう。

• DeFiの普及に伴う恩恵

• 分散型取引所に法規制がかけられる可能性

今後、スシスワップ（SUSHI）がどうなるのか皆さんも考えてみてくださいね。

DeFiの普及に伴う恩恵

2020年に突如として登場し、DeFiブームの牽引役となった仮想通貨スシスワップ（SUSHI）。

DeFiは近年注目を集めている金融システムであり、従来の金融システムよりも多くのメリットがあるとされています。DeFiが普及すれば、SUSHIも以下の恩恵を受けられるでしょう。

• ユーザー数の増加：DeFiユーザーが増えれば、SUSHIの利用者も増える可能性がある

• 取引量の増加：DeFi取引が増えれば、SUSHIの取引量も増える可能性がある

• トークン価格の上昇：SUSHIの需要が高まれば、トークン価格が上昇する可能性がある

今後のDeFiの普及に伴い、SUSHIはさらに成長していく可能性が高いと言えるでしょう。

スシスワップ（SUSHI）は、DeFi市場の成長を牽引する重要なプロジェクトであり、今後も更なる発展が期待されています。DeFi市場の普及、新たな機能の開発、規制への対応など、様々な課題の克服が進めば、スシスワップ（SUSHI）は拡大していくでしょう。

分散型取引所に法規制がかけられる可能性

近年、仮想通貨市場全体に対する規制強化の動きが活発化しており、スシスワップ（SUSHI）のような分散型取引所（DEX）も例外ではありません。

スシスワップ（SUSHI）が今後、法規制がかけられる可能性も考えられます。

従来の金融システムとは異なる仕組みを持つスシスワップ（SUSHI）は、法整備が追いついていない側面もあり、マネーロンダリングやテロ資金供与などの犯罪行為に悪用されるリスクも指摘されています。

こうした状況を受け、各国政府は相次いで仮想通貨に関する規制を導入しています。代表的な例としては、2020年に施行された米国の「金融商品取引法改正法（FATCA）」や、2023年に施行された欧州連合（EU）の「仮想通貨市場に関する規則（MiCA）」などが挙げられます。これらの規制は、仮想通貨取引所に対して厳しいKYC（顧客確認）やAML（マネーロンダリング対策）義務を課しており、業界全体に大きな影響を与えています。

今後、スシスワップ（SUSHI）のみならず、分散型取引所に法規制がされると、需要が減る可能性も考えられます。

仮想通貨スシスワップ（SUSHI）に関するよくある質問

最後にスシスワップ（SUSHI）に関するよくある質問について解答していきます。

• スシスワップ（SUSHI）はどこで買えますか？

• スシスワップ（SUSHI）の特徴は？

• 現在のスシスワップ（SUSHI）の価格は？

それでは、1つずつ見ていきましょう。

仮想通貨スシスワップ（SUSHI）はどこで買えますか？

スシスワップ（SUSHI）は、国内取引所では取り扱っていないため、海外の仮想通貨取引所でしか購入できません。

スシスワップ（SUSHI）を取り扱っている海外取引所は、以下の通りです。

• Bybit

• Binance

• OKEx

基本的には金融庁に登録された取引所で購入する方が安全性が考慮されていますが、スシスワップ（SUSHI）の購入は海外取引所の中でも世界的に人気でユーザー数が多いBybitがおすすめです。

仮想通貨スシスワップ（SUSHI）の特徴は？

スシスワップ（SUSHI）の特徴は、

• 独自トークン「SUSHI」

• 誰でも利用できる分散型取引所

• ステーキング対象銘柄

の3点です。

スシスワップ（SUSHI）の最大の特徴は、ステーキングに対応していることです。

トークン保有者は、一定期間スシスワップ（SUSHI）をロックするだけで報酬を得られるので、銀行口座の預金よりも魅力的です。

現在の仮想通貨スシスワップ（SUSHI）の価格は？

現在の価格は、¥172.35です。

なお、価格は2024年5月13日時点のものであり、今後価格が大きく変動する場合があるので注意しましょう。

仮想通貨スシスワップ（SUSHI）まとめ

今回は、暗号資産スシスワップ（SUSHI）の特徴や将来性などについて解説しました。

再度、スシスワップ（SUSHI）についておさらいしてみましょう。

※情報は、2024年5月13日時点です。

このように独自トークン「SUSHI」を扱う「スシスワップ（SUSHI）」は、今後のDeFiの普及と法規制によって価格が大きく変動するかもしれません。

仮想通貨投資に興味がある方は、ぜひスシスワップ（SUSHI）の購入を検討してみてはいかがでしょうか。