SECがソラナ現物ETF審査を本格化、2025年承認の期待高まる

SECがソラナ現物ETF審査を進行中

複数の関係者によると、米証券取引委員会（SEC）がソラナ（SOL）現物ETFの上場申請に関する審査を開始しました。Fox Newsのエレノア・テレット記者は、申請者らとSECスタッフとの間でS-1（登録届出書）に関する協議が進んでいると報じています。

この動きの背景には、VanEckが6月27日にソラナETFを初めて申請したことがあります。その後、21SharesとCanary Capitalが10月30日に申請を行い、最新ではBitwiseがデラウェア州で信託登録を完了し、正式な申請書の提出を予定しています。

業界の楽観的な見方

申請企業らは、SECとの建設的な対話と、次期政権による仮想通貨分野への柔軟な対応を受け、2025年の承認に向けた期待を高めています。Canary Capitalは、ソラナのDeFiエコシステムが高い取引量や活発なユーザー基盤を維持している点を強調し、市場のポテンシャルを評価しています。

仮想通貨市場の次なる動き

SECはこれまで、ビットコイン現物ETFやイーサリアム現物ETFの承認を段階的に進めてきました。ソラナETFが承認されれば、主要仮想通貨の中で3番目となり、市場に新たな流動性を提供する可能性があります。また、XRPやライトコインなど、他の仮想通貨ETF申請にも注目が集まっています。ソラナのETF審査の進展は、仮想通貨市場全体にポジティブな影響をもたらすと見られています。

（参考）SECがソラナ現物ETFの審査開始、2025年承認へ期待高まる