イザカヤ編集部
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2024.11.10
仮想通貨
仮想通貨業界で注目されている「エアドロップ」について、ご存じでしょうか。
エアドロップは、新しい仮想通貨プロジェクトが、新規仮想通貨を広く世の中に知ってもらうために、特定のユーザーに無料で配布するイベントのことです。
しかし、無料で手に入るものには、リスクも伴います。
エアドロップに参加する前に、その仕組みやリスクをしっかりと理解しておくことが大切です。
そこで、本記事では、エアドロップの概要やメリット・デメリット、注意点について解説していきます。
仮想通貨のエアドロップに興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。
仮想通貨のエアドロップとは、新しい仮想通貨プロジェクトが、その通貨を無料で配布するイベントのことです。
主に、新しい仮想通貨プロジェクトが注目を集めたりするために行われます。
過去には、Boba Network(BOBA)、ApeCoin(APE)、Flare(FLR)などの仮想通貨がエアドロップされました。
エアドロップを受け取るためには、特定の条件を満たす必要がある場合もありますが、多くの場合、
特定の仮想通貨を保有している
プロジェクトのSNSアカウントをフォローしている
プロジェクトのウォレットを作成している
などが挙げられます。
エアドロップは、誰でも無料で仮想通貨がもらえますが、中には、エアドロップを装った詐欺も存在するので、必ず公式サイトの情報を確認し、安易に個人情報を渡さないようにしましょう。
次に、仮想通貨のエアドロップのメリットについて解説していきます。
無料で仮想通貨がもらえる
価格が上がれば利益になる
エアドロップに参加すると、無料で仮想通貨がもらえて利益になる場合があるので、チェックしておきましょう。
なんといっても、エアドロップは無料で仮想通貨がもらえます。
事前に仮想通貨を購入する必要がないので、リスクなく仮想通貨を保有することができます。
しかし、中にはエアドロップの参加条件として特定の仮想通貨を保有していなければならない場合もあります。
無料でエアドロップを受け取りたい方は、参加条件の項目に「仮想通貨の保有」がないことを確認した上で参加しましょう。
エアドロップで受け取った仮想通貨は、価格が上がれば利益になります。
無料で手に入れた仮想通貨が利益になるなんて夢のようですが、必ずしも価値があるとは限りません。
エアドロップで配布する仮想通貨は、ほとんどが新規通貨のため、配布時点では価格がどう変動するかは誰もわかりません。
価格の変動のきっかけは、配布元のプロジェクトや企業が成功すれば、その仮想通貨の需要が高まり、価格が上昇するケースがあります。
例えば、今注目されている新しい技術を使ったプロジェクトが世の中に知れ渡り、多くの投資家から注目を集めるようになれば、トークンの価値は高騰するかもしれません。
次に、仮想通貨のエアドロップのデメリットについて解説していきます。
個人情報の流出・資金の漏洩リスクがある
利益が上がらない場合もある
参加条件が厳しい場合がある
エアドロップについて興味がある方は、事前にデメリットについても理解しておきましょう。
エアドロップに参加する前に、リスクについて理解しておく必要があります。
エアドロップに参加するためには、多くの場合、メールアドレスやウォレットアドレスなどの個人情報を登録する必要があります。
しかし、参加するエアドロップのプロジェクトが詐欺サイトの場合、登録したメールアドレス宛に、フィッシング詐欺のメールが届いたり、ウォレットアドレスがハッキングされたりといった被害に遭うケースが考えられます。
ハッキングされると、資金の不正送金や個人情報の漏洩もあるので、セキュリティ対策は万全にしておきましょう。
エアドロップで受け取った仮想通貨は、利益が上がらない場合もあります。
エアドロップする際には、その通貨が大量に市場に放出されるため、所有しているユーザーの売り圧が高いと、価格が下がりやすく、せっかく手に入れた仮想通貨の価値がなくなってしまう可能性があります。
そのため、価格の変動が起きる前に売却するのが最善です。
エアドロップで仮想通貨を受け取った時点で売却するのも1つの手でしょう。
エアドロップは、参加条件が厳しくてなかなか手が出しにくいのがデメリットです。
例えば、特定の仮想通貨を一定期間保有していることや、SNSでプロジェクトを拡散すること、アンケートに答えることなど、様々な条件が求められる場合があります。
これらの条件は、プロジェクトによって大きく異なりますが、仮想通貨を始めたばかりの方にとってはハードルが高いですよね。
そのため、エアドロップに参加する前に参加条件を事前に確認しておきましょう。
できれば、少額もしくは無料でエアドロップが受け取れるプロジェクトがおすすめです。
次に、仮想通貨のエアドロップに関する注意点について解説していきます。
受け取った仮想通貨の売却時に税金がかかる
詐欺サイトに注意
エアドロップに興味がある方は、特に詐欺サイトには十分注意しておきましょう。
エアドロップで受け取った仮想通貨は、無料で手に入れたものであっても、原則売却時に税金の対象になります。
エアドロップで受け取った仮想通貨に価値がない場合は、税金が発生することは少ないですが、価格が上がった際に売却したり他の仮想通貨にスワップしたりすると、課税される場合があります。
詳しくは、税務署や国税庁のサイトをご確認ください。
エアドロップに参加する前に、「〇〇コインがもらえる!」といった甘い言葉で誘導する偽のサイトにはくれぐれも注意が必要です。
無料で簡単に仮想通貨が手に入るという話に飛びつき、不審なサイトに個人情報を入力してしまうと、個人情報や資金の流出に遭うケースも少なくありません。
エアドロップのプロジェクトが詐欺サイトかどうかの見分け方は、以下を参考にしてみてください。
不自然な日本語: スペルミスが多い、日本語が不自然なサイトは要注意です。
過度な利益の保証: 短期間で莫大な利益を得られると謳っている場合は、ほぼ詐欺である可能性が高いです。
個人情報の要求: 仮にエアドロップに参加するとしても、過度に個人情報を要求することはありません。
有名企業を騙る: 有名な仮想通貨取引所や企業の名前を無断で使用している場合も注意です。
エアドロップの情報は、必ず公式ウェブサイトで確認しましょう。
最後に、過去に実施されたエアドロップ情報について紹介していきます。
Boba Network(BOBA)
ApeCoin(APE)
それでは、1つずつ見ていきましょう。
2021年にオーエムジー(OMG)のシステムであるOMG NetworkがBoba Networkに変わったことから、オーエムジー(OMG)の保有者に対して、Boba Network(BOBA)がエアドロップされました。
現在は、オーエムジー(OMG)の実用性はないものの、Boba Network(BOBA)より価格が上回っているので、Boba Network(BOBA)の将来性はどうなるのでしょうか。
2022年にApeCoin(APE)がローンチされ、それに伴いMAYC、BAKCの保有者に対して1.5億枚のエアドロップが実施されました。
当時の価格からすると、100万円以上の価値に値するので、エアドロップで一気に利益を上げた方もいるでしょう。
今回は、エアドロップの概要やメリット・デメリット、注意点について解説してきました。
再度、おさらいしてみましょう。
エアドロップとは、新しい仮想通貨プロジェクトが、その通貨を無料で配布するイベントのことです。
Boba Network(BOBA)、ApeCoin(APE)を始め、多くの仮想通貨がエアドロップの対象になっています。
そんなエアドロップのメリット・デメリットは以下の通りです。
エアドロップのメリット
・無料で仮想通貨がもらえる
・価格が上がれば利益になる
エアドロップのデメリット
・個人情報の流出・資金の漏洩リスクがある
・利益が上がらない場合もある
・参加条件が厳しい場合がある
エアドロップに参加する前に、上記のデメリットは全て把握しておく必要があります。
特に「無料で〇〇コインもらえる!」「〇〇コインで億り人に!?」などと謳った仮想通貨初心者をターゲットにした悪質サイトや詐欺サイトが存在するので、くれぐれもご注意ください。
イザカヤ編集部
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