イザカヤ編集部
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2025.04.28
仮想通貨ニュース
米資産運用会社のProSharesは、暗号資産XRPの価格に連動する先物型のETF(上場投資信託)3本を、2025年4月30日に新たに上場させる予定です。この情報は、米証券取引委員会(SEC)に提出された申請書類から確認されています。
今回上場が予定されているETFはいずれも現物型ではなく、投資家がXRPそのものを直接保有する形ではない仕組みです。また、SECからの個別の承認を要さず、提出後に異議が出されない場合、自動的に有効となる制度が適用されました。SECは今回、特段の異議を唱えることなく手続きが完了しています。
ETF(上場投資信託)とは、インデックスに連動して運用される投資信託の一種であり、近年ではビットコインやイーサリアムといった仮想通貨を対象とする商品も登場しています。
ProSharesが新たに展開するのは、次の3種類です。2倍のレバレッジをかけた「Ultra XRP ETF」、価格下落時の利益を狙うインバース型の「Short XRP ETF」、さらに逆方向に2倍のレバレッジをかけた「Ultra Short XRP ETF」となっています。
今月初旬には、テウクリウム・トレーディングが米国初のXRP関連ETFをリリースしており、今回のProSharesの商品はそれに続く動きです。
一方、ProSharesだけでなく、グレースケールや21シェアーズ、ビットワイズといった他の資産運用会社もXRP現物ETFの上場を目指して申請を行っていますが、SECによる承認はまだ得られていない状況です。
XRP現物ETFとしては、米国より先にブラジルで2025年4月25日に上場が実現しており、世界初のケースとなりました。
仮想通貨市場分析を手掛けるKaikoは、アルトコイン現物ETFのなかでXRPがSEC承認に向けて有利な立場にあると分析しています。要因としては、レバレッジ型ETFの承認実績や、XRP市場の流動性向上が挙げられています。
これまでビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)の現物ETFも、上場期待が価格を押し上げる局面が見られましたが、現時点ではXRPに関して大きな価格変動は観測されていません。それでも、XRPに関連する先物ETFの拡充や、現物ETF承認に向けた動きが、今後市場にポジティブな影響をもたらす可能性が指摘されています。
市場データプラットフォームのcoinglassによれば、XRP現物の資金流出は4月20日以降続いているものの、直近では流出規模が縮小しています。特に4月23日には約7,500万ドル(約108億円)の流出が記録されましたが、4月28日時点の24時間では約1,800万ドル(約26億円)まで減少しています。
イザカヤ編集部
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