🍶 IZAKA-YA経済談義

最新のトレンドや戦略をキャッチアップするための必読コラム

イザカヤ編集部

|

2024.11.13

  • 仮想通貨ニュース

米国初、Hederaの現物ETF申請が浮上

オーストラリアの暗号資産投資企業であるCanary Capitalは、米国証券取引委員会(SEC)にHedera(ヘデラ)の現物ETFの申請を行いました。HBARに特化したETFとしては米国で初の試みとなり、11月12日に提出されたS-1登録届出書によると、ETFはHederaのネイティブ資産であるHBARの価値に直接連動することを目指しています。

このETFは、デリバティブや先物契約を使用せず、HBARを現物で直接保有する方式を採用します。Hederaは、Hashgraphコンセンサスアルゴリズムを使用した分散型ネットワークで、高速かつ安全な取引を可能にしています。Hederaのガバナンスは、主要な企業や組織で構成される評議会によって行われており、セキュリティとコンプライアンスが保証されています。HBARはネットワーク内での取引や分散型アプリケーションの利用、ガバナンスへの参加など、多様な用途を持っています。

Canary Capitalはすでに10月に機関投資家向けのHBARトラストを設立しており、今回のETF申請はその流れを汲んだものとされています。また、同社は他にもソラナ、ライトコイン、XRPの現物ETF申請も行っており、仮想通貨関連ETFの拡充に積極的です。

一方、SECの仮想通貨ETFに対するスタンスは依然として不透明です。今年、SECはビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)の現物ETFをそれぞれ複数承認しましたが、ゲンスラー委員長は仮想通貨への慎重な姿勢を示しています。しかし、トランプ氏の次期政権下では、仮想通貨規制の緩和が期待されており、新たなETF申請が増加する可能性があります。トランプ氏は、ゲンスラー委員長の解任を示唆しており、次期SEC委員長として、ロビンフッドの法務責任者や仮想通貨支持派の元SEC委員が候補に挙がっています。

ETF Storeの社長ネイト・ゲラシ氏は「規制環境が変わるとの見方から、ETF発行者の申請が活発化している」と指摘し、今後の仮想通貨関連ETFの申請がさらに増加すると予想しています。

(参考)仮想通貨へデラの現物ETF申請、米国初

イザカヤ編集部

2025.04.30

  • 仮想通貨ニュース

エルサルバドル、IMF条件下でもBTC購入継続

2025.04.30

  • 仮想通貨ニュース

ブラックロックのBTC ETFに過去2番目の資金流入

2025.04.30

  • 仮想通貨ニュース

メタプラネット、BTC戦略強化へ新アドバイザー就任

2025.04.29

  • 仮想通貨ニュース

金連動型XAUT、監査報告で価値上昇明確に

2025.04.29

  • 仮想通貨ニュース

仮想通貨SUI、取引高急増と拡大する注目

2025.04.29

  • 仮想通貨ニュース

アリゾナ州が仮想通貨準備金導入へ前進

2025.04.28

  • 仮想通貨ニュース

ビットコインに追い風、ストラテジーが追加購入を示唆

2025.04.28

  • 仮想通貨ニュース

ProSharesがXRP先物ETF3種を新規上場へ

暗号資産の運用なら、IZAKA-YA。

© 2023-2024 Izakaya.tech. All rights reserved

法的事項: このウェブサイトは、登録住所がRoom 1104, 11/F, Crawford House, 70 Queen's Road Central, Centra, Hong KongのIzakaya Limitedによって運営されています。
制限地域: Izakaya Limited は、アメリカ合衆国、カナダ、アルゼンチン、イスラエル、イラン・イスラム共和国、北朝鮮など、特定の国の居住者にはサービスを提供していません。

暗号資産の運用なら、IZAKA-YA。

© 2023-2025 Izakaya.tech. All rights reserved

法的事項: このウェブサイトは、登録住所がRoom 1104, 11/F, Crawford House, 70 Queen's Road Central, Centra, Hong KongのIzakaya Limitedによって運営されています。
制限地域: Izakaya Limited は、アメリカ合衆国、カナダ、アルゼンチン、イスラエル、イラン・イスラム共和国、北朝鮮など、特定の国の居住者にはサービスを提供していません。