イザカヤ編集部
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2025.03.18
仮想通貨ニュース
韓国銀行は、ビットコインの価格変動が大きく、市場が不安定な際に現金化する場合、取引コストが増加する可能性があると指摘しています。また、ビットコインは流動性や市場価値、信用の観点から、IMFの外貨準備金の基準を満たしていないと説明しています。これらの理由から、ビットコインを外貨準備金に含めることは議論も検討もしていないと述べています。
この発表は、国会の企画財政委員会のメンバーからの質問に対する回答として、3月16日に公開されました。背景には、米国トランプ政権らが仮想通貨を準備金や備蓄資産に採用しようとする動きがあり、韓国でも同様の検討が求められていました。
他国の動向としては、日本政府が昨年12月、ビットコイン準備金導入の動きに関する質問に対し、仮想通貨の価格変動が現行システムと整合しないとの認識を示しています。また、今年1月には欧州中央銀行（ECB）のクリスティーヌ・ラガルド総裁が、ビットコインがEU加盟国の中央銀行の準備金に含まれることはないだろうと述べています。
韓国銀行がビットコイン保有に対する考えを示したのは今回が初めてとされています。今後も各国の中央銀行の動向が注目されます。
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