Zaifがビットコインのステーキングサービスを開始

ビットコインステーキングの新たな可能性

Zaifは25日、ビットコイン（BTC）のステーキングサービスを開始する新プロジェクトを発表しました。このサービスは、ビットコインを預けることでネットワーク運用に貢献し、報酬を得られる仕組みを提供するものです。これにより、従来の資産保有方法に新しい選択肢が加わり、より効果的な資産形成が可能になります。

プロジェクトのパートナーと技術

Zaifはこのプロジェクトで、ステーキングソリューションを開発するBfluxと協業します。両社はBabylonプロトコルを活用し、ネイティブなビットコインステーキングを実現することを目指しています。Babylonは、PoW（プルーフ・オブ・ワーク）を採用するビットコインをPoS（プルーフ・オブ・ステーク）チェーンで運用可能にする技術を提供します。このプロトコルの特徴は、ビットコインをブリッジせず、自身で秘密鍵を管理（セルフカストディ）できる点にあります。

関係者のコメント

Zaifの代表取締役社長、大島卓也氏は次のように述べています。

Babylon Bitcoin Stakingの価値を日本のユーザーに届けることに大変期待しています。早期サービスリリースに向けて全力で取り組みます。

また、Bfluxのショーン・キムCEOも次のようにコメントしています。

Zaifとの協力により、日本のユーザーに新しいビットコインエコシステムを提供できることを光栄に思います。この取り組みは非常に意義深いものです。

Babylonプロトコルとは

Babylonプロトコルは、ビットコイン所有者がPoSチェーンでステーキングできる仕組みを提供する先進的なプロジェクトです。DefiLlamaのデータによれば、Babylonにロックされた資産の総価値（TVL）は56億ドル（約8,800億円）を超え、ビットコインプロトコルの中でトップに位置しています。

今後の展望

ZaifとBfluxの協力により、日本の暗号資産市場に新たな風が吹き込まれることが期待されます。ユーザーにとっては、ビットコインの資産形成における新たな可能性が広がる絶好の機会となるでしょう。

（参考）「日本ユーザーにビットコインステーキングの機会を」Zaifが新プロジェクト開始