米運用大手キャピタル・グループ、メタプラネット株式5%取得

世界的な資産運用企業が日本企業に出資

メタプラネットのサイモン・ゲロヴィッチ代表取締役社長は、2025年1月10日に、キャピタル・グループがメタプラネットの株式5%を取得したと発表しました。これにより、キャピタル・グループは同社の株主として3位の地位を占めます。

ゲロヴィッチ氏は、「革新を推進し、金融の未来を創るなかで、キャピタル・グループからの支援を受けられることを光栄に思う」と述べ、協力の意義を強調しました。

キャピタル・グループは1931年に創業した資産運用企業で、現在では世界15カ国で事業を展開し、2024年6月末時点で運用資産残高が2.7兆ドル（約425兆円）に達しています。同社は、マイクロストラテジーの2位株主でもあり、ビットコイン投資に関する豊富な実績を持っています。

メタプラネットの新たな計画

メタプラネットは、2025年第3四半期にビットコインホテルのオープンを計画していることも発表しました。このホテルは、単なる宿泊施設にとどまらず、ビットコインの普及や教育、そしてコミュニティの中心地となることを目指しています。

ホテル内にはビットコインに関連したギャラリーや美術館が設けられ、訪れる人々がビットコインの世界に触れ、コミュニティの結束を深める場として機能する予定です。今後さらに具体的な情報が公開される見通しで、日本国内におけるビットコインの未来に大きな影響を与えることが期待されています。

（参考）米運用大手キャピタル・グループ、メタプラネットの株式を5%取得