イザカヤ編集部
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2025.02.25
仮想通貨ニュース
Bybitは22日未明、約2,100億円相当の401,346 ETHやmETH、stETHなどが流出するハッキング被害を受けました。この事件は、仮想通貨史上最大の盗難事件とされています。専門家は、北朝鮮が支援するハッカーグループ「ラザルス」の犯行である可能性が高いと指摘しています。攻撃手法は、Bybitのイーサリアム・コールドウォレットの署名者を欺き、悪意のある取引を承認させることでウォレットの制御権を奪取したとみられています。
被害を受けたBybitに対し、バイナンスが50,000 ETH、Bitgetが40,000 ETH、HTXグループの共同創設者であるDu Jun氏が10,000 ETHを送金し、合計で100,000 ETHの支援が行われました。この結果、Bybitは充分な資産を維持し、出金にも通常通り対応しています。独立監査人であるHackenは22日、大規模な資金流出にも関わらず、Bybitの資産が負債を上回り、ユーザー資金が完全に裏付けられていると表明しました。
Bybitのベン・ゾウCEOは、過去最悪のハッキングに直面したものの、すべての機能が稼働中であり、資金流出から10時間以内に35万件の出金リクエストに対応し、22日10時45分現在で99.9%を処理済みであると述べています。ゾウ氏は、侵入されたのは分散型プロトコルSafeが提供していたイーサリアム・コールドウォレットであり、Bybitの内部システムとは無関係であるため、すべての出金・システム機能を通常通り維持する判断が容易であったと説明しています。
さらに、Bybitは23日に入出金がハッキング前の水準に回復し、入金が出金をわずかに上回っていると報告しました。ユーザーによる資産清算や売却の動きも通常レベルに戻ったとしています。また、資産を取り戻すためにmETHプロトコルとも協力しており、これまでに15,000 cmETH(約64億円相当)を回収したと述べています。
なお、バイナンスの創設者で元CEOのチャンペン・ジャオ(CZ)氏は、2011年のマウントゴックスに対するハッキング事件では647,000 BTCが流出し、現在の価値で約9兆円に相当するため、依然として史上最大規模のハッキング事件であるとの見解を示しています。
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