イザカヤ編集部
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2025.04.22
仮想通貨ニュース
暗号資産市場におけるイーサリアム現物ETFの運用資産残高(AUM)が、顕著な減少傾向を示しています。暗号資産データ提供サービス「SoSoValue」によると、米国で取り扱われているイーサリアム現物ETFのAUMは、4月17日時点でおよそ53億ドル(約7,420億円)にまで縮小し、過去最低の水準に達しています。また、資金フローは8週連続で純流出となっており、投資家の売却姿勢が続いている状況です。
加えて、暗号資産情報サイト「The Block」によるAUM推移チャートも、同様に資産の減少が顕著であることを示しており、イーサリアムETF市場の冷え込みが数字の上からも裏付けられています。
特に資金流出が顕著なのは、グレースケール社が提供する「ETHE」です。この商品は、イーサリアムの現物ETFに移行する前から取引されており、現在も2.5%という比較的高い手数料が設定されていることから、他のETF商品へ資金を移す動きが続いているとみられています。また、イーサリアムの価格低迷も資金流出の一因となっている可能性があります。
一方で、ビットコイン現物ETFのAUMは、イーサリアムETFと比較するとやや安定した推移を見せており、依然として大幅な資金減少には至っていません。ビットコインに対する安全資産としての需要は依然として存在しているとされ、最近のレポートでは金ETFへの資金流入も確認されています。
今後の展開としては、XRPやソラナといった他のアルトコインを対象とした現物ETFが米国で申請されており、承認されれば新たな投資対象として市場に登場する可能性があります。こうした商品の拡充によって、既存のイーサリアムETFから資金が分散することも予想されます。
ただし、イーサリアム自体が今後のアップグレードや技術革新を経て価格上昇を遂げれば、ETFのAUMも再び増加基調に転じる可能性があります。さらに、現在審査中とされる「ステーキングETF」が承認されれば、ETF資産を通じてステーキング報酬を投資家に分配する仕組みが実現し、商品としての魅力が高まることも考えられます。
市場全体の動向とあわせて、イーサリアムETFの今後の変化に注目が集まっています。
イザカヤ編集部
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