米SEC、BitwiseのXRP現物ETF申請を受理—年内承認予測78%

米国証券取引委員会（SEC）は2月18日、Bitwise Asset Managementが提出したXRP現物ETFの上場申請を受理し、パブリックコメントの募集を開始しました。この申請は、取引所Cboe BZXがBitwiseを代表して提出したもので、連邦官報への掲載後、21日間のコメント提出期間が設けられます。

今回の受理は、仮想通貨現物型ETFの提案プロセスにおける重要なステップであり、SECが申請を正式に検討する段階に入ったことを示しています。先週には、グレースケールや21Sharesなど複数の企業によるXRP現物ETFの申請も受理されており、承認への期待が高まっています。

予測市場のPolymarketによれば、2025年内にXRP現物ETFが承認される確率は78%とされ、市場参加者の間で楽観的な見方が広がっています。このような動きは、XRP価格の上昇にも寄与しており、投資家の関心が一層高まっています。

なお、Bitwiseの申請に関しては、BNYメロンが信託業務を担当し、Coinbase Custodyがカストディアンとして資産の保管を行う予定です。しかし、SECとRipple社との間で進行中の法的問題が最終的な承認に影響を与える可能性があるため、今後の動向に注視が必要です。

（参考）米SECがBitwiseのXRP現物ETF申請を受理　年内の承認予測率は78%