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イザカヤ編集部

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2024.07.22

  • 仮想通貨

イオス(EOS)とは?特徴や価格動向、将来性・注意点について徹底解説!

仮想通貨に興味を持っている、もしくは保有したり取引したりしている人の中で

「仮想通貨イオス(EOS)とはって何?」

「仮想通貨イオス(EOS)の特徴や価格動向について知りたい。」

「イオス(EOS)の将来性や購入方法について知りたい。」

このように思われている人も多いのではないでしょうか?

当記事ではこのような悩みを解決していきます!

記事を最後まで読んでいただければ、上記悩みについて解決できるかと思いますので、ぜひ最後までお付き合いください。

それでは解説していきます!

イオス(EOS)とは

イオス(EOS)は、分散型アプリケーション(DApps)のプラットフォームを提供するEOSIOにより発行されている仮想通貨のことです。

イオスは2017年に実施された「EOSプロジェクト」のために、資金調達することを目的に作られた通貨です。

このプロジェクトはDApps開発のためのプラットフォーム構築を目的にしたプロジェクトであり、プロジェクトも現在すでに完了し、プラットフォームが提供されています。

DApps開発において、最も強い勢力のあるブロックチェーンにイーサリアムがありますが、イーサリアムには、取引速度や手数料といった問題があります。

トランザクション処理が速いイオスは、イーサリアムキラーでも注目を集めていますが、イオスは国内取引所では取り扱われていません。

購入する際は、国外取引所に国内取引所からビットコインを送り、購入する必要があります。

イオス(EOS)の特徴

イオス(EOS)の特徴は、以下3つです。

取引手数料がかからない

イオスには、取引手数料がかからないメリットがあります。

ビットコインやイーサリアムなど、仮想通貨取引においては、取引手数料が発生するのが一般的です。

手数料が発生する理由は、手数料をマイニング報酬にしているからです。

ビットコインなどの仮想通貨を取引する利用者から手数料をもらい、ビットコインのマイナーにその手数料を支払っている仕組みとなっています。

イオスでは、マイニング報酬を運営が所持するトークンから支払うため、イオスを取引する利用者は手数料を支払わずに済みます。

このように、イオスは手数料が無料なため、利用者は積極的にイオスの取引が可能です。

DPoSを採用

イオスネットワークにおけるコンセンサスアルゴリズムは、DPoSを採用しています。

ブロック生成に関しては、BP(ブロックプロデューサー)により実施されます。

BP数は21ノードに限られ、少ない数でブロック生成を実施することにより、低コストかつ高速なネットワークの実現が可能です。

BPはイオス保有者の投票により決定されます。

126秒ごとに投票が実施され、その度にBPとリザーブのスタンバイノードが選定される仕組みです。

投票権利の大きさはイオスを保有している量により決められる仕組みのため、イオスネットワーク全体で影響力を分散しセキュリティが高められます。

処理スピードが速い

イオスは、トランザクションの処理スピードが速いことも特徴です。

トランザクションは、仮想通貨データを取引することですが、イオスはその他の仮想通貨と比較し処理スピードが非常に速くなっています。

各通貨の処理スピードは、以下の通りです。

イオス(EOS):約100万件/1秒間

リップル(XRP):約1,500件/1秒間

イーサ(ETH):約15件/1秒間

ビットコイン(BTC):約5~6件/1秒間

国際送金サービスで使われるリップル(XRP)と比較した場合でも、イオス (EOS)の処理速度の速さは一目瞭然です。

ウォレットや取引所に通貨を送る際には、同じ時間に送るユーザー数に比例し、時間が長くなる場合があります。

ビットコインやイーサリアムは、送金を完了するまでに時間を要するスケーラビリティ問題が課題となっています。

イオス (EOS)は、トランザクションを処理する速度が速く、現状のスケーラビリティ問題が解決できると期待される通貨です。

h2 イオス(EOS)の価格動向

イオス(EOS)の価格動向は、以下画像の通りです。

引用:TradingView「EOS」

2017年後半〜2018年にかけ、価格が高騰したり、急落したりしていますが、この変動は仮想通貨バブルが原因であり、一時は急騰したものの、バブルが崩壊し急落しています。

その後は、2017年5月に急騰と急落が発生しています。

高騰は、イオスのICOが完了し、独自ブロックチェーンに移行したことが原因です。

イオスは、そもそもイーサリアムにおけるブロックチェーンを使っており、これが独自のブロックチェーンとなり、公に公表されたことにより注目が集まったことで価格が急騰しています。

一時は、仮想通貨の時価総額ランキングで5位となる程人気を集めました。

しかし、ICOによって収集した資金の使い方に対し悪い噂が広まり、信頼が低下すると同時にイオスの価格も急落しました。

さらに2019年では、米国証券法に基づいた登録が実施されておらず、ICOを不正に実施していたことが発覚したことで、信頼がさらに低下し、イオスの価格も低下しています。

その後に関しては、仮想通貨市場の動向に合わせた価格変動となっています。

イオス(EOS)の将来性

イオス(EOS)の将来性は明るいと予測されている意見が多いです。

その理由は、以下4つです。

国内取引所への上場期待

現在イオスは、国内取引所でBitTradeに限り上場している状況です。

今後、その他の国内取引所に上場した際には、日本人で取引する人が増加し、価格が上がる可能性があります。

過去の国内取引所に新しく上場した仮想通貨では、上場してから数日で価格上昇することが多いです。

過去の例を挙げると、エンジンコインやIOSTなどがコインチェックに上場した後、価格が急激に上昇しています。

イーサリアムとのブリッジ成功

イオスにとって、DAppsの代表的なネットワークとして知られるイーサリアムにどのように対峙するかが重要な選択となっています。

ENFは、イーサリアムとイオスの間における相互運用の実現のため、イーサリアムの互換仮想マシンとされるEOS EVMを開発し、すでにβ版が稼働しています。

これによって、イーサリアムのネットワーク上にて構築されたプロジェクトの展開が可能です。

EOS EVMの定着により、イオスとイーサリアムの相互運用が進むことで、低コストかつ高速なイオスネットワークを導入したプロジェクトが増加することが見込めます。

DAppsの更なる開発

近年では、イーサリアムなどを使ったDApps開発が積極的に実施され、市場は上昇傾向にあります。

DApps開発のプラットフォームを提供するEOSIOは、処理スピードが速いといったメリットにより、利用する価値が高いです。

今後はEOSIOを使ったDAppsが増えると、イオスの価格が上昇する可能性が高いです。

イオスを購入する場合は、EOSIOの動きだけでなく、DApps市場にも注目する必要があります。

イオスの価格は、現在伸び悩んでいる状況ですが、EOSIO上のDAssp開発が活発になったり、国内の取引所に上場したりすることで、価格が上がる可能性があります。

格付け機関からの評価

仮想通貨を格付けする機関から高い評価がもらえれば、期待値も上がり、価格上昇が起きる可能性が高いです。

2019年の2月には、実際に仮想通貨の格付けを中国政府傘下の組織が実施した際に、イオスはランキング1位を獲得しています。

ちなみに、当時は、現在時価総額で1位を誇るビットコインはランキングで13位となっていました。

イオスは非常に期待の高い仮想通貨だったため、2019年の2月〜6月にかけ、価格は約3倍の上昇を見せました。

今後は、運営側が実施するマーケティングによってイオスの価格が上がる可能性もあります。

このように、格付け機関からの評価が高くなった際は、今後価格が上昇すると予測できます。

イオス(EOS)の購入方法

イオス(EOS)の購入方法は、以下の手順です。

今回はCoincheckを使用した購入方法を解説します。

STEP1:口座開設

現在、国内取引所ではイオスを取り扱う取引所が存在しないため、ビットコインを国外取引所に送り購入しなければなりません。

海外の取引所は、日本と法規制が異なったり、詐欺に遭ったりするリスクが存在するため、取引を行う場合は慎重に行う必要があります。

手順としては、はじめにCoincheckで口座開設を行います。

口座開設手順は、以下の通りです。

  1. Coincheckの公式ページにアクセスし、「会員登録」を押す。

  2. 「パスワード」と「メールアドレス」を入力し、「新規登録」を押す。

  3. 登録したメアドに対し、「登録メールアドレス確認のお願い」というメールが送られてくるため、メール内にあるURLを押しアカウントを作成します。

  4. Coincheckでログインすると、「各種重要事項を確認する」という表示がされるため、その表示を押し、確認事項に目を通し、問題がなければチェックボックスにチェックを入れ完了です。

  5. その後に電話認証があるため、電話番号を入力し「SMSを送信する」と記載された表示を押します。

  6. 認証番号が送られてくるため、番号を入れ認証を完了させます。

  7. 氏名や生年月日、性別などの個人情報を入れます。

  8. 本人確認を実施します。

本人確認書類で利用できる書類は、以下の通りです。

  • 個人番号カード(マイナンバーカード)

  • 運転免許証

  • 住民基本台帳カード

  • 運転経歴証明書

  • 特別永住者証明書

  • 在留カード

  • パスポート

書類を郵送する必要はなく、本人確認書類をスマホで撮影するだけですので、そこまで手間はかかりません。

引き続き手順を解説していきます。

  • 「本人確認書類を提出する」を押す。

  • 「アプリのQRコードを表示」を押し、表示されるアプリQRコードからアプリのダウンロードを行う。

  • アプリを起動し、流れに従い本人確認書類の撮影を行う。

本人確認書類の提出が完了すると、Coincheckで審査が行われます。

数時間経過した後に、「本人確認完了のお知らせ」というメールが送られてきますので、これで口座開設は終了です。

STEP2:日本円でビットコインを購入

口座開設が完了したら、日本円でビットコインの購入を行います。

イーサリアムのようなアルトコインの一部が使えることもありますが、ビットコインであればすべて取引所で対応されているため安心です。

はじめに、開設したCoincheckの口座に対し日本円を入金します。

入金の方法は「クイック入金」「コンビニ振込」「銀行振込」の3つです。

今回は、最も使われることが多い銀行振込での入金について解説します。

  • Coincheckホーム画面から「日本円の入金」を選ぶ。

  • 「銀行振込」を選ぶと、振込先口座が表示されるため、指定口座に振り込む

以上で入金完了です。

次に、ビットコインの購入です。

ビットコインを購入する方法は「取引所形式」と「販売所形式」の2つです。

今回は簡単に購入が可能な販売所形式による方法を解説します。

  • Coincheckホーム画面から「販売所(購入)」を選ぶ。

  • 購入通貨で「BTC」を選び、数量を入れ「購入する」を押す。

以上で購入が完了です。

STEP3:ビットコインを海外取引所に送りイオスを購入

海外の取引所に購入したビットコインを送り、イオスを購入します。

ビットコインを送るためには、送金先口座が必要となりますので、あらかじめ口座開設しておきましょう。

イオスを取り扱う取引所は複数存在しますが、大手取引所であるBinanceは、日本語に対応しているためおすすめです。

しかし、海外の取引所では、日本の法律が適用されず、安全性においてリスクが存在するため、口座開設の際はすべて自己責任となります。

ビットコインを送る方法については、以下の通りです。

  • Coincheckホーム画面の「暗号資産の送金」を選ぶ。

  • 送金先情報を登録し、金額を入れ「送金する」を押す。

以上で送金が完了です。

送金完了後は、送金した取引所でイオスを購入します。

今回解説で使ったCoincheckは、取引所を初めて使う人でも使用しやすい作りであり、扱っているサービスや通貨種類が豊富なため、この機会にCoincheckで口座開設してみましょう。

イオス(EOS)の注意点

イオス(EOS)の注意点は、以下3つです。

国内の取引所は購入不可

前述した通り、国内の取引所ではイオスは取り扱われていません。

そのため、イオスを購入する際は、海外取引所を使う必要があります。

海外取引所では、日本語に対応していない場合や、日本に居住している人にサービスを提供していない場合もあるため注意してください。

開発者がマイニング報酬を負担

イオスでマイニング報酬を負担しているのは開発者です。

なぜこの点で注意が必要かというと、報酬を開発者が負担できなくなった際に手数料が無料ではなくなってしまうからです。

特徴で手数料がかからないことを解説しましたが、この仕組みは開発者がマイニング報酬を負担することにあります。

そのため、手数料がかからないという点から利用している場合は、開発者の動向に関しても注視する必要があります。

用途が確立されていない

今後経済の基盤に発展が期待されるイオスですが、現時点において用途が確立されていない問題があります。

イオスは、あくまでプロジェクト資金を調達するための仮想通貨ですので、実際に使えるわけではありません。

「このような仮想通貨があり、実用化した場合は便利です。今は実用化されていまが」といった状態のため、そのままお蔵入りした場合は暴落する可能性があります。

そうしたことを考慮し、将来性にイオスを購入するか判断するようにしましょう。

まとめ

イオス(EOS)は、分散型アプリケーション(DApps)のプラットフォームを提供するEOSIOにより発行されている仮想通貨のことです。

イオスの特徴には、取引手数料がかからないことや、DPoSを採用していることなどがあります。

イオスは、国内取引所への上場期待や、イーサリアムとのブリッジ成功といった理由から将来性が期待されている通貨です。

イオスに興味を持っている、もしくは保有したり取引したりしようと思われている方は、イオスの特徴や将来性、購入方法を理解した上で検討することが大切です。

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