イザカヤ編集部
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2024.11.10
仮想通貨
仮想通貨投資を始めるなら、一度は耳にしたことがある「レバレッジ」。
少ない資金で大きな取引ができる魅力的な手法ですが、リスクも大きいことは知っておくべきです。
レバレッジを活用すれば、少ない資金で大きな利益を狙える可能性が広がります。
しかし、損失も拡大するリスクがあることも忘れてはいけません。
そこで、本記事ではレバレッジとは何か、各取引所のレバレッジ比較、そしてレバレッジ取引の注意点などを徹底解説していきます。
仮想通貨のレバレッジとはそもそもどういうものなのでしょうか。
仮想通貨のレバレッジとは、簡単に言うと、自分の持っている資金よりも大きな金額で取引できる仕組みのことです。
例えば、10万円の資金がある状態でレバレッジをかければ10万円以上の額で仮想通貨の売買が可能になるということです。
レバレッジがどのように機能するのか、もう少し詳しく見ていきましょう。
例えば、ある仮想通貨取引所でレバレッジが2倍の場合、10万円の資金で20万円分の仮想通貨を売買できます。
仮想通貨の価格が上昇すれば、20万円分の取引をしているため、10万円の資金で得られる利益よりも大きな利益を得られます。
しかし、逆に仮想通貨の価格が下落した場合も、損失も2倍になってしまいます。
次に、レバレッジ取引をするメリットについて解説していきます。
少額で何倍もの高額取引が可能
大きな利益を狙える
下げ相場でも利益を狙える
少額でも大きな利益を狙いたい方は、レバレッジ取引を検討してみましょう。
レバレッジ取引は、少額の資金で何倍もの高額取引が可能です。
例えば、10万円の資金で10倍のレバレッジをかけると、100万円分の取引を行うことができます。
もし、取引価格が1%上昇すれば、1万円の利益を得ることができます。
一方、1%下落したら、1万円の損失になるので、注意が必要です。
レバレッジ取引は、少額で投資できるだけではなく、同時に大きな利益を狙えます。
価格が大きく変動する銘柄にレバレッジをかけると、短期間で利益が倍以上になる可能性も十分にあり得ます。
レバレッジ取引は、相場が上昇している時だけでなく、下落している時にも利益を狙えます。
通常の現物取引では、価格の上昇している時だけ利益になりますが、レバレッジ取引では、購入する際に買いと売りどちらからでも取引できます。
そのため、投資した銘柄が大暴落に陥っても売りから購入していると、利益になります。
次に、レバレッジ取引をするデメリットについて解説していきます。
損失が大きくなるリスクがある
ロスカットされる場合がある
レバレッジ手数料がかかる
レバレッジ取引をする際には、ロスカットは事前に確認しておきましょう。
レバレッジ取引の最大のデメリットは、損失が大きくなるリスクがあることです。
レバレッジ取引で数倍以上の倍率をかけて取引した際に、買いで購入して価格が下落したら損失になります。
同様に、売りで購入して価格が上昇したら損失になります。
レバレッジ取引で損失が大きくなるリスクを避けるためには、以下のポイントを抑えておきましょう。
レバレッジの倍率を低くする: レバレッジの倍率を低くすれば、価格変動による損失を小さくすることができます。
証拠金を多めに用意する: 証拠金とは、取引を行うために用意するお金のことです。証拠金を多めに用意しておけば、価格が変動してもすぐにロスカット(強制的にポジションが決済されること)になるリスクを減らすことができます。
損切りを設定する: 損切りとは、あらかじめ損失を限定しておくことです。価格が一定の水準まで下落したら自動的にポジションを決済する設定をすることで、大きな損失を防ぐことができます。
レバレッジ取引をする際に、特に注意すべきが、ロスカットです。
ロスカットとは、損失が一定の金額を超えた場合に、取引が強制的に決済される仕組みのことです。
レバレッジ取引では、少ない資金で大きな取引を行うため、相場のわずかな変動でも大きな損失に繋がるため、損失が拡大する前に、自動的に損失を限定するための仕組みとして、ロスカットが設けられています。
高倍率のレバレッジ取引をするほど、ロスカットのリスクは高まるため、事前に投資先銘柄の価格動向を調べてからレバレッジ取引をするようにしましょう。
レバレッジ取引は、レバレッジ手数料がかかります。
レバレッジ手数料とは、レバレッジを利用することで発生する手数料のことです。
この手数料は、取引期間やレバレッジ倍率によって変動します。
他の取引手数料と比べて大きな金額ではないように思えるかもしれませんが、長期的に見るとかなり多くの手数料になります。
例えば、毎日レバレッジ取引を行っている場合、1日あたりのレバレッジ手数料は少額でも、1年間で考えるとかなりのコストになります。
この手数料は、利益から差し引かれるため、実質的な収益を減らすことになるので、できるだけレバレッジ手数料の少ない取引所を利用するのがおすすめです。
ここからは、各仮想通貨取引所のレバレッジ比較について見ていきましょう。
仮想通貨取引所名 | 最大レバレッジ |
---|---|
Bybit | 100倍 |
bitFlyer | 2倍 |
BitTrade | 2倍 |
SBI VCトレード | 2倍 |
GMOコイン | 2倍 |
上記の他にもレバレッジをかけられる取引所はありますが、取引手数料やセキュリティ面などを調べてから、検討してみましょう。
最後に、レバレッジ取引をする際の注意点について解説していきます。
損切りラインを設定しておくこと
レバレッジ倍率が高いほど損失の額が大きくなる
証拠金維持率に注意が必要
レバレッジ取引をする際には、必ず損切りラインを設定しましょう。
レバレッジ取引をする際のリスクを最小限に抑えるために、重要なのが「損切りライン」です。
損切りラインとは、損失が一定の金額に達した時点で、自動的にポジションを清算する仕組みのことです。
購入時から10%損失になったら売却するなど、早めに損失を確定する方法です。
売却を確定すると、損失になるため、損切りラインを設定したくないという方もいるかもしれません。
しかし、先ほども述べた通り、レバレッジ取引には「ロスカット」が存在します。
そのため、大きな損失によって強制決済され、資金が全て失う前に損切りする方がセオリーということです。
レバレッジ倍率が高いほど、損失額が大きくなるリスクは高まります。
仮に、10万円分の取引で1%の損失が出たとします。レバレッジ1倍であれば1,000円の損失ですが、レバレッジ10倍であれば10,000円の損失となります。
つまり、レバレッジ倍率が高いほど、同じ割合の価格変動でも損失額が大きく膨らんでしまうので、注意が必要です。
レバレッジ取引の際に、証拠金維持率に注意が必要です。
証拠金維持率とは、簡単に言うと、自身の口座にある証拠金が、ポジションを維持するために必要な金額に対して、どのくらいの割合を占めているかを示す数値のことです。
この証拠金維持率が、あらかじめ設定された一定の水準を下回ってしまうと、現在のポジションが強制的に決済されてしまいます。
これがロスカットです。
証拠金維持率が低い状態で相場が大きく変動すると、大きな損失になるので、必ず損切りラインを設定して資金管理をしましょう。
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