イザカヤ編集部
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2024.11.16
仮想通貨ニュース
かつてビットコインに対して懐疑的な姿勢を示していたゴールドマン・サックスが、現在はビットコインETFを大規模に保有していることが明らかになりました。11月14日に米証券取引委員会(SEC)に提出された報告書によると、同社は8つのビットコインETFに総額7億1,800万ドルの投資を行っています。
その中で、最も大きな投資先はブラックロックの現物ビットコインETF「iシェアーズ・ビットコイン・トラストETF(IBIT)」で、4億6,100万ドルが投じられています。また、フィデリティの「ワイズオリジン・ビットコインファンド(FBTC)」には9,600万ドル、グレースケールの「ビットコイン・トラストETF(GBTC)」には7,200万ドル、インベスコの「ギャラクシー・ビットコインETF(BTCO)」には約6,000万ドルが割り当てられています。
さらに、ビットワイズの「ビットコインETF(BITB)」に2,250万ドル、ARK 21シェアーズの「ビットコインETF(ARKB)」に300万ドル、グレースケールの「ビットコイン・ミニ・トラストETF(BTC)」に約400万ドル、ウィズダムツリーの「ビットコインファンド(BTCW)」に約80万ドルを投資しています。これらの合計で、ゴールドマン・サックスのビットコインETF投資は多岐にわたり、多額の資金が動いていることが伺えます。
また、ビットコインに加え、ゴールドマン・サックスはイーサリアムETFにも2,200万ドルを投入しています。グレースケールの「イーサリアム・ミニ・トラストETF(ETH)」には2,260万ドル、フィデリティの「イーサリアムファンド(FETH)」には260万ドルの投資が行われています。
かつてはビットコインを「資産クラスではない」として否定していたゴールドマン・サックスですが、2021年にはビットコインデリバティブ取引の開始を発表。しかし一部の幹部は依然として仮想通貨に対して慎重な姿勢を崩していません。2023年4月のウォール・ストリート・ジャーナルのインタビューで、プライベート・ウェルス・マネジメントのシャルミン・モサヴァル・ラフマニ氏は、ビットコイン市場の熱狂を過去のチューリップバブルになぞらえるコメントを残し、「私たちはこれを投資資産クラスと見なしていない」と述べています。
このようにゴールドマン・サックスは、仮想通貨への慎重な姿勢を示しつつも、実際にはビットコインやイーサリアムのETFに多額の投資を行っており、同社の戦略の変化が注目されています。
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