🍶 IZAKA-YA経済談義

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イザカヤ編集部

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2025.04.12

  • 仮想通貨ニュース

米Janover社、ソラナ大量取得で株価急騰

米Janover Inc.は、商業不動産業界向けにAIを活用したプラットフォームを提供する企業として知られていましたが、2025年4月4日に取締役会が承認した新たな資産管理方針を受け、デジタル資産であるソラナ(SOL)への本格的な投資に乗り出しました。同社はこの方針のもと、2日間で83,084 SOLを購入し、日本円換算で約14億円に相当する投資を実行しました。

この大胆な戦略転換を受け、Janover社の株価は急上昇し、4月4日からわずか1週間で株価が12倍以上にまで跳ね上がる異例の展開となりました。株価の急騰は、同社が仮想通貨の保有にとどまらず、ネットワーク運営にも積極的に関与していく姿勢を打ち出したことが背景にあると考えられます。

Janover社は、保有するソラナ資産を即座にステーキング(ネットワークへの預け入れ)することを明らかにしており、これにより仮想通貨ネットワークのセキュリティ強化に貢献しつつ、報酬の獲得も見込んでいます。今後は複数のソラナ検証ノードの運営も予定しており、報酬を再投資することで持続的な収益モデルの構築を目指すとしています。現在、同社の1株あたり保有ソラナ量は0.06 SOLとなっています。

今回の動きは、Janover社が最近完了した4,200万ドルの資金調達の一部を初めて活用したものでもあります。同社のパーカー・ホワイト最高執行責任者兼最高投資責任者は、「ソラナへの投資は、今後の戦略的ポジションを形成する第一歩であり、現在の市場はそのための好機である」と述べました。

さらに、ジョセフ・オノラティCEOは声明の中で、「私たちは透明性と効率性を兼ね備えた仮想通貨保有手段を市場に提供していくことを目指しています」と語りました。また、同氏はビットコインとソラナの活用について、「どちらか一方に絞るのではなく、成熟した財務モデルを、柔軟性に富む成長段階の資産に適用するアプローチを採っていく」とコメントしています。

Janover社の取り組みは、仮想通貨と伝統的企業戦略との融合の一例として、今後の市場動向にも影響を及ぼす可能性があります。仮想通貨投資が企業の新たな成長戦略として定着するのか、注目が集まっています。

(参考)株価が一週間で12倍以上急騰の米上場企業Janover、14億円相当のソラナを取得

イザカヤ編集部

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