著名投資家のファンド、ビットコインETFに巨額投資

著名投資家ポール・チューダー・ジョーンズ氏が運営するチューダー・インベストメント・コーポレーションが、ブラックロック社の「iシェアーズ・ビットコイン・トラストETF」に大規模な投資を行ったことがわかりました。同社がSECに提出した報告書によれば、9月末時点で約440万株を保有しており、その評価額は約355億円にのぼります。この保有量は、6月時点の87万株から大幅に増加しており、同ファンドの仮想通貨市場への積極姿勢を示しています。

ジョーンズ氏は先月のインタビューで、インフレリスクと米国の連邦債務増大に対する懸念を表明しており、これがビットコインへの投資を後押ししていると見られています。同氏は、ビットコインを金や商品市場と並ぶポートフォリオの一部として位置付けており、商品市場についても「まだ多くの投資機会がある」と語りました。

ブラックロック社のビットコインETFは、今年初めにSECが承認したことで取引が活発化。従来型投資家にも仮想通貨市場への参入機会を提供しており、現在6.6兆円規模の運用額を誇ります。この動きは仮想通貨業界の発展に寄与し、新たな資金流入の波を起こしています。

（参考）チューダー・ジョーンズ氏のファンド、ビットコイン現物ETFに355億円投資

イザカヤ編集部

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