ソニーの新たな挑戦「Soneium」が始動

Sony Block Solutions Labs（Sony BSL）は、イーサリアムレイヤー2に基づく新たなブロックチェーン「Soneium（ソニューム）」のメインネットを正式にリリースしました。このプラットフォームは、クリエイターの可能性を広げ、ファンとの関係性を強化することを目的に構築され、革新的なWeb3活用を目指しています。

テストネットでは、1,400万を超えるアクティブウォレットと4,700万件以上のトランザクションを記録し、高い需要を示しました。Soneiumは、Optimism Foundationの技術を基にしたSuperchainを活用し、クリエイティブな活動を支える公共ブロックチェーンとして設計されています。

さらに、Sony BSLは「文化や価値観を超えて人々をつなぐオープンなインターネットの実現」を掲げ、Soneiumのエコシステムを展開中です。2024年2月には、SNFT Inc.が提供するファンマーケティングプラットフォームをSoneium上に実装し、NFTを活用した新たなマーケティングの可能性を示しました。

現在進行中のインキュベーションプログラム「Soneium Spark」では、ゲームやソーシャルアプリなど多岐にわたるプロジェクトが進行中です。Sony BSLは、ブロックチェーン初心者も含めた幅広い層への普及を目指し、未来のデジタル経済の基盤構築に向けて取り組んでいます。

（参考）Soneium（ソニューム）メインネットが正式始動　ソニーのWeb3エコシステム展開へ