イザカヤ編集部
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2024.07.22
仮想通貨
仮想通貨に興味を持っている、もしくは保有したり取引したりしている人の中で
「仮想通貨のテゾス(XTZ)って何?」
「仮想通貨のテゾス(XTZ)の特徴や価格動向について知りたい。」
「テゾス(XTZ)の将来性や購入方法について知りたい。」
このように思われている人も多いのではないでしょうか?
当記事ではこのような悩みを解決していきます!
記事を最後まで読んでいただければ、上記悩みについて解決できるかと思いますので、ぜひ最後までお付き合いください。
それでは解説していきます!
テゾス(XTZ)とは、独自性のあるスマートコントラクトが搭載された、分散型アプリケーションの開発プラットフォームのことです。
テゾス内にて発行されているXTZトークンは、テゾスサービスを支払う際に主に使われています。
分散型アプリケーションは、別の名でDAppsと呼ばれることもあり、管理者がいない場合でも稼働できるアプリのことです。
例えば、現在注目されているDEXやNFTゲームもDAppsの一つです。
DAppsの基盤では、代表的なものとしてイーサリアムがありますが、ユーザー数が増えたことにより、処理速度が遅くなったり、手数料が高くなったりなどのスケーラビリティ問題が大きな課題となっています。
しかし、テゾスは独自のスマートコントラクトやブロックチェーンを採用することで、スケーラビリティ問題に悩まずに済みます。
また、テゾスはプロスポーツチームや大手企業と提携していることでも話題を集める通貨です。
例えば、レッドブルレーシングやマンチェスター・ユナイテッドなどとタッグを組み、テゾスそのものの存在感や知名度の向上に成功しています。
テゾスから発行されているトークンのXTZは、日本国内の取引所から簡単に購入できます。
テゾス(XTZ)の特徴は、以下5つです。
ハードフォークは、ブロックチェーンの仕様を変えることで発生する、仮想通貨およびブロックチェーンの分岐です。
例えば過去にビットコインではハードフォークが何度も発生し、ビットコインキャッシュやビットコインダイヤモンド、ビットコインゴールドといった新しい通貨に分岐しています。
ユーザーが分散され、取引速度が遅れたり、手数料が高騰したりといったスケーラビリティ問題が解決できるメリットがある一方で、ハードフォーク前後で価格が乱れる場合がある、分岐元の通貨価値が下がる可能性が高いといったデメリットが存在します。
それに対しテゾスは、アップデート時やシステム修正にハードフォークが不要な作りのため、こういったデメリットが生じません。
また、通貨が分岐してしまう事態が発生しないことは、ユーザーからのテゾスに対する高い信頼を維持できることにも繋がってきます。
テゾスは、コンセンサスアルゴリズムにLPoSが採用されています。
派生元のPoSは、仮想通貨を保有している量により、新たなブロック生成者が決定される仕様になっていますが、この際、権利が一部の富裕層に集中する特徴があります。
LPoSは、多数のテゾスを自ら保有することによって、ブロック生成の権利が獲得できることに加え、テゾスを保有している人が、他者に自身の権利を委任することも可能です。
このような仕組みにより、富裕層が寡占してしまう状態に陥ることがなく、ブロックを生成する作業が分散化され、より高速な処理スピードを実現しています。
また、自身が持つ権利を委任したテゾス保有者は、ブロック生成者として委任先が選定された場合、ステーキング報酬の分配を受けとることが可能です。
前述したように、テゾスは独自性があるスマートコントラクトとなっています。
フォーマル・ベリフィケーションを取り入れることによって、技術者が契約内容の検証を数学的視点で進められる設計になっています。
契約における正当性が、より厳しく調べられるシステムのため、不正アクセスやエラーのリスクの削減が可能です。
スマートコントラクトそのものは、ブロックチェーン上にて自動で契約が履行可能という特徴があります。
しかし、自動的に機能する過程でバグやエラーが発生する可能性もありますが、ブロックに記録した内容に関しては、システムの性質上、どうしても修正が難しくなります。
そのため、テゾスはOCamlと呼ばれるプログラミング言語を使用し、確実に安全性の確認をクリアできるようにしています。
これには、これまでの仮想通貨と比べ、より安心して使用できることをアピールすることが狙いです。
前述した通り、テゾスはNFTやDAppsなどが開発可能なブロックチェーンのプラットフォームです。
同様の開発プラットフォームとして、Solanaやイーサリアムなど多くのものがありますが、テゾスはそのような競合プラットフォームと比較し、スマートコントラクト検証で形式検証が利用されている特徴を持っています。
形式検証は、数理的視点からスマートコントラクトにおける安全性を検証する手法で、テゾスでは、事前に形式検証を実施しやすい設計が採用されています。
テゾスでのブロック生成に関しては、ベーキングと呼ばれることがあり、生成者はベイカーと呼ばれます。
ベイカーになるためには、8000XTZが必要になります。
日本円で表すと、300万円以上ですので、誰でもベイカーになれるわけではありません。
生成に成功した場合は、1ブロックにつき16XTZもらえる仕組みです。
ブロック是認者もベイカーから選定され、協力した32のノードにも、それぞれのノード変数によって1~2XTZがもらえます。
しかし、ベイカーでなくとも、資格を持つ人に投票権を託すことで、手数料と交換で報酬が得られます。
このように多数の人がブロック生成に積極的に参加可能なことも、テゾスの魅力的なポイントです。
テゾス(XTZ)の価格動向は、以下画像の通りです。
上記画像は、2024年の5月現在までを表示したチャートです。
2023年前半では、仮想通貨市場全体が過熱したことで、高値となりました。
しかし、FRBの利上げ懸念によって、仮想通貨市場全体が下落しました。
2024年において、アメリカのビットコイン現物ETFが承認されたこと、利上げ鈍化の見通しから価格が上昇したものの、現在は再び価格が下落しています。
どちらにしても、直近のテゾスの価格動向は、仮想通貨市場全体の動きに伴ったもので、テゾスそのものに大きな話題が生じたわけではありません。
テゾス(XTZ)の将来性は明るいと予測されている意見が多いです。
その理由は、以下4つです。
テゾスは、積極的にNFTプロジェクトの立上げに取り組んでおり、さまざまなプロジェクトの運用を行っています。
例えば、色をNFT化し売買の実施できるtzcoloerと呼ばれるプラットフォームの立上げに成功しています。
現在は1690色以上ある色が市場に流通し、テゾスが行っている革新的な取り組みとして代表的なものです。
また、NFT音楽プラットフォームのOneOfでは、すでに多くの著名アーティストが参加し、NFTの形で音楽が楽しめる新鮮さから、着々とユーザー数を獲得しています。
今後、このようなNFTプロジェクトに注目が集まることにより、テゾスの保有ユーザーが増加する可能性が高いです。
フランスで2020年にテゾスのトークンを発行する実験が行われました。
この実験では、機関顧客に向けて、デジタル資産の構築や取引、発行、カストディサービスの提供を目的としています。
これによって、現状は通貨の投資対象や売買のために保有されていたテゾスが、資産や債券の保有として日常的に使われる機会が増えます。
フランスを中心に、ユーロ圏でテゾスが多く取り扱われるようになった場合、仮想通貨としてのテゾスの価値が上昇し、流動性も高くなる可能性が高いため、今後価格が上昇するための材料として注目されています。
価格上昇が起きる前段階といった見方ができますので、テゾスを今のうちに購入するのも1つの手段でしょう。
テゾスは仮想通貨への投資に関して、比較的リスクも低く、仮想通貨初心者でも使いやすいステーキングとして、多数の取引所から指定されている通貨です。
投資活動における基本的な行動は、銘柄が安い時に購入し、価格が高くなったら売却することによって利益を獲得する方法が主流です。
その一方で、ステーキングは仮想通貨を保有していれば、保有している量に合わせ配当がもらえるため、大きくは稼げないものの、大きな損も生じない投資活動で人気を集めています。
知名度が上がった分、ステーキング需要も高まり、個々が獲得できる配当も増えますので、ステーキングとして指定される数が増加すれば、保有者が受け取れる利益も増加します。
テゾスでは、通貨取引を保証する仕組みに、リング署名が取り入れられています。
イーサリアムやビットコインなどは、取引を行う際に指定する送金アドレスを、誰でも確認可能な電子署名が取り入られており、誰に対し誰が送ったかが分かる仕組みです。
その一方でリング署名の場合、一つの送金アドレスを複数人で発行する特徴があり、匿名性の高い取引が行えます。
送金アドレスで個人が特定されない仕組みになっているため、これまでの取引に比べ、より安心して仮想通貨の取引が行えます。
しかし、匿名性が高いことから、マネーロンダリングで利用されてしまうことが懸念点です。
今後、不正に利用されてしまう可能性がある課題をクリアし、積極的に活用されるようになるかもテゾスの将来性を見極める重要なポイントです。
テゾス(XTZ)の購入方法は、以下の手順です。
今回はDMM Bitcoinを利用し購入する方法について解説します。
はじめに、DMM Bitcoinの公式サイトから口座の開設を申し込みます。
DMM Bitcoinで口座を開設する手順は以下の通りであり、本人確認をAIが実施する「スマホでスピード本人確認」を使った場合、最短1時間で取引が開始できます。
DMM Bitcoinで口座を開設する手順
メールアドレスを登録する
基本情報を入力する
本人確認(「本人確認書類アップロード」もしくは「スマホでスピード本人確認」)
口座開設手続きにお金はかかりませんので、口座を所有していない方はこの機会に開設しましょう。
口座の開設ができたら、開設した口座に資金を入金します。
DMM Bitcoinには、ATMや銀行窓口などから振り込みを行う「振込入金」と、インターネットバンキングを使った「クイック入金」の2種類があります。
口座に投資資金が入金できたら、好きなタイミングで取引が可能ですが、焦らずに落ち着いてテゾスの値動きを確認しましょう。
特に、レバレッジ取引を行う際は、現物取引と比較し、当貸金に対しリスク割合が大きいため、できるだけ慎重に値動きを分析する必要があります。
DMM Bitcoinで使える取引ツールには、PC版・アプリ版ともにさまざまなテクニカル分析指標や描画ツールが揃っているため、値動きを細かく分析できます。
値動きを細かく分析し、取引チャンスだと判断できた場合は、いよいよテゾスの取引です。
取引ツールからXTZ/JPYを選び、成行注文であれば「買い」もしくは「売り」かを選び、許容スリッページと注文数量を決め注文を出します。
注文する際は、オリジナル注文方法の「BitMatch注文」へ変更したり、あらかじめ損切り注文を設定したりすることも可能です。
以上でDMM Bitcoinを使い、テゾスに投資する手順は終了です。
レバレッジ取引は、価格が変動した分を利益、または損失として取引する方法ですので、買いだけでなく売りで取引が開始できます。
そのため、テゾスが今後値上がりすることを期待して買うだけでなく、下落の予測から売りを行い、利益を獲得することも可能です。
テゾス(XTZ)とは、独自性のあるスマートコントラクトが搭載された、分散型アプリケーションの開発プラットフォームのことです。
テゾスの特徴には、ハードフォークが不要なことや、「LPoS」を採用していることなどがあります。
テゾスは、NFTプロジェクトへの期待やステーキングへの期待、リング署名が採用されているといった理由から将来性が期待されている通貨です。
テゾスに興味を持っている、もしくは保有したり取引したりしようと思われている方は、テゾスの特徴や将来性、購入方法を理解した上で検討することが大切です。
イザカヤ編集部
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