仮想通貨のエアドロップのやり方や受け取り方を完全解説！注意点なども解説

仮想通貨の世界で話題の「エアドロップ」は、無料で仮想通貨が手に入るので、業界で注目されています。

「無料で仮想通貨がもらえるなんて、怪しい…」

そう思われる方もいるかもしれません。

確かに、世の中には詐欺まがいの情報もたくさん存在しますが、正しく理解すれば、きちんとエアドロップが受け取れます。

しかし、エアドロップの参加方法や注意点など、知らないという方も多いのではないでしょうか。

そこで、本記事では、エアドロップの受け取り方や注意点についてわかりやすく解説していきます。

ぜひ最後まで読んで、仮想通貨のエアドロップを受け取りましょう。

仮想通貨のエアドロップを受け取る事前準備

まずは、仮想通貨のエアドロップを受け取る事前準備が必要です。

• メアドやSNSアカウントなどの作成

• ウォレットの開設

• 情報収集

仮想通貨のエアドロップを受け取る前に上記の事前準備は必ず済ませておきましょう。

メアドやSNSアカウントなどの作成

エアドロップを受け取るためには、事前にいくつかの準備が必要です。

まず、複数のメールアドレスと、TwitterやDiscordなどのSNSアカウントを作成しておきましょう。

これらのアカウントは、エアドロップ情報をいち早く収集し、参加するために必須です。

これらの準備が整えば、いち早くエアドロップに参加できます。

しかし、エアドロップは詐欺に遭うリスクも伴うため、必ず信頼できる情報源から情報を収集し、慎重な判断を心掛けましょう。

ウォレットの開設

次に、仮想通貨を保管するためのウォレットを開設しましょう。

ウォレットの種類は様々ですが、初心者の方には、使い方が簡単なモバイルウォレットがおすすめです。

エアドロップで配布されるトークンを受け取るには、仮想通貨を保管するための専用ウォレットが必要になるため、必ずウォレットの開設をしておきましょう。

初めて仮想通貨ウォレットを開設する方は、メタマスクがおすすめです。

情報収集

エアドロップを受け取るためには、事前の情報収集が最も重要です。

主に以下の5つを重視しましょう。

• エアドロップの真偽を見極める：まず、本当にエアドロップが行われているのか、詐欺ではないかを確認しましょう。公式発表や信頼できるコミュニティの情報、スマートコントラクトの検証など、複数の情報源から情報を集め、総合的に判断することが大切です。

• 参加条件を満たしているか確認する：多くのエアドロップには、特定の仮想通貨を保有している、特定のウォレットを使用しているなど、参加条件が設定されています。これらの条件を満たしているか、事前に確認しておきましょう。

• 悪意のあるスマートコントラクトに注意する：エアドロップに参加するために、自分のウォレットを接続する必要がある場合があります。この際、接続するスマートコントラクトが安全なものか、十分に注意が必要です。悪意のあるスマートコントラクトに接続してしまうと、保有している仮想通貨を盗まれてしまう可能性があります。

• 情報漏洩に注意する：エアドロップに参加する際に、個人情報やウォレットアドレスなどの情報を求められることがあります。これらの情報を不審なサイトやサービスに提供しないように注意しましょう。

• 最新情報を常に把握する：仮想通貨の世界は日々変化しています。エアドロップに関する最新の情報は、信頼できるニュースサイトやコミュニティでこまめにチェックするようにしましょう。

仮想通貨のエアドロップを受け取る方法

次に、仮想通貨のエアドロップを受け取る方法について3ステップで解説していきます。

• エアドロップの参加条件を満たす

• プロジェクトや取引所を介して申し込む

• エアドロップを受け取り、完了

エアドロップを受け取る際には、上記を参考にしてみてください。

エアドロップの参加条件を満たす

エアドロップを受け取るには、各プロジェクトの参加条件を満たす必要があります。

多くの場合、特定の仮想通貨を保有していること、プロジェクトのSNSアカウントをフォローしていることなどが条件です。

さらに、プロジェクトのウォレットを作成したり、本人確認（KYC）を完了したりする必要があるケースもあります。

エアドロップに参加する際は、必ずプロジェクトの公式ウェブサイトやSNSで、最新の情報を確認しましょう。

不正なプロジェクトも存在するため、注意が必要です。

プロジェクトや取引所を介して申し込む

エアドロップは、主にプロジェクトや仮想通貨取引所を介して受け取れます。

そのため、エアドロップを実施しているプロジェクトや取引所を介して申し込みましょう。

多くのエアドロップは、プロジェクトの公式サイトで実施しているので、メールアドレスやウォレットアドレスを登録して、参加条件を満たしましょう。

また、一部の取引所では、プロジェクトと提携してエアドロップを実施しています。

取引所に口座を開設していれば、特別な手続きをすることなく、エアドロップに参加できるケースもあります。

取引所を経由すると、信頼できるプロジェクトのエアドロップに参加できるので、安全性が高いです。

エアドロップを受け取り、完了

最後に、エアドロップを受け取り、完了です。

しかし、エアドロップを実施しているプロジェクトの中には、参加条件を満たした方の中から抽選でもらえる場合もあるので、必ずもらえるわけではないことを理解しておきましょう。

仮想通貨のエアドロップを受け取る際の注意点

ここからは、仮想通貨のエアドロップを受け取る際の注意点について解説していきます。

• 参加条件を満たさないと受け取れない

• 個人情報の悪用や漏洩などのリスクがある

• 必ず利益が出るわけではない

エアドロップを受け取る際には、上記の点に注意しておきましょう。

参加条件を満たさないと受け取れない

仮想通貨のエアドロップは、誰でも仮想通貨を入手できるプロジェクトですが、参加条件を満たさないと、エアドロップは受け取れません。

エアドロップに参加する前に、必ず実施しているプロジェクトや取引所の公式サイトで参加条件をしっかりと確認しましょう。

特に、どの仮想通貨を保有している必要があるか、どのトークンをロックする必要があるか、特定のウォレットを使用する必要があるかなど、プロジェクトによって参加条件はさまざまなので、注意が必要です。

個人情報の悪用や漏洩などのリスクがある

エアドロップを実施しているプロジェクトや取引所は、確実に安全とは限りません。

エアドロップに参加するためには、多くの場合、メールアドレスやウォレットアドレスなどの個人情報の入力が必要になるため、個人情報の悪用や漏洩などのリスクが伴います。

特に、個人情報が悪用されるケースは、以下の通りです。

• 詐欺メールの送信

• スパムメールの大量送信

• なりすまし

以下のケースでの個人情報の漏洩も注意が必要です。

• プロジェクトや取引所のハッキング

• 内部者の不正利用

エアドロップを受け取る際、個人情報の取り扱いには十分注意しておきましょう。

必ず利益が出るわけではない

エアドロップは、無料でトークンがもらえますが、必ず利益が出るわけではありません。

エアドロップを実施しているプロジェクト自体が上手くいかなかった場合、トークンの価値が下落してしまう可能性も十分に考えられます。

トークンの価格の下落をする前に、もらった時点で売却してしまうという選択肢も1つです。

過去にエアドロップを実施した仮想通貨

最後に、過去にエアドロップを実施した仮想通貨について紹介していきます。

• シンボル（XYM）

• ユニスワップ（UNI）

• ステラルーメン（XLM）

今後、どの銘柄がエアドロップを実施するかは不明ですが、参考程度に見ていきましょう。

シンボル（XYM）

シンボル（XYM）は、2022年2月に大規模なエアドロップを実施したことで話題になった仮想通貨です。

このエアドロップは、仮想通貨ネム（XEM）のアップデートの際に、ネム（NEM）の保有者に対して、1:1の割合でシンボル（XYM）がエアドロップされました。

ユニスワップ（UNI）

2020年に、ユニスワップの利用経験のある方を対象に、貢献度に応じてユニスワップ（UNI）がエアドロップされました。

当時のレートでは、約600億円相当のトークン配布となったため、ユニスワップ（UNI）は瞬く間に価格が急騰したことでも注目されました。

ステラルーメン（XLM）

2019年には、Coincheckでステラルーメン（XLM）の取り扱いを開始するとともに、当時のビットコイン保有者に約2億4,000万円相当のステラルーメン（XLM）がエアドロップされました。

当時は、エアドロップの認知度はあまりなかったものの、徐々にエアドロップを実施するプロジェクトや取引所が増加したことから、その後の仮想通貨・ビットコインブームのきっかけにもなったのかもしれませんね。

仮想通貨のエアドロップのまとめ

今回は、仮想通貨のエアドロップの受け取り方法や注意点などについて解説してきました。

誰でも条件さえ満たせば、無料でトークンがもらえるエアドロップですが、詐欺サイトやハッキング等の被害は毎年発生しているので、必ず情報元を確認した上でエアドロップに参加しましょう。

また、年々エアドロップ参加者が増加しているので、SNSや各取引所の公式サイト等を確認して、早く参加できるように情報収集しておきましょう。