仮想通貨を長期保有するメリットは？注意点やおすすめ銘柄についても解説

仮想通貨投資をする際に注目を集めている投資方法「ガチホ」を聞いたことがありますか。

ガチホは、長期保有の意味で、ある銘柄を長期的に保有し続ける手法です。

しかし、具体的にどのようなメリットがあるのか、またどんな点に注意すれば良いのか、疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。

そこで、この記事では、仮想通貨を長期保有することのメリットや、注意すべき点、そして初心者の方にもおすすめの銘柄について、わかりやすく解説していきます。

仮想通貨を長期保有するメリット

まずは、仮想通貨を長期保有するメリットについて解説していきます。

• 専門知識がなくても始められる

• 取引ごとの手数料を抑えられる

• 基本放置で運用できる

仮想通貨の長期保有は、基本放置で専門知識がなくても始められるので、誰でも行えます。

専門知識がなくても始められる

仮想通貨の長期保有は、専門知識がなくても始められます。

特に長期保有は、初心者の方でも無理なく始められる投資方法の一つで、日々の値動きを気にする必要がありません。

一度銘柄を購入さえできれば、後は長期保有するだけです。

そのため、テクニカル分析やファンダメンタルズ分析などをしなくても簡単に仮想通貨投資ができるというわけです。

取引ごとの手数料を抑えられる

仮想通貨を長期保有することで、取引ごとの手数料を抑えられます。

仮想通貨の取引では、売買のたびに手数料がかかります。

取引手数料は、取引所によって金額が異なりますが、何回も取引する際は取引コストが負担になります。

しかし、長期保有であれば、取引回数は少ないため、取引手数料は数回に抑えられます。

基本放置で運用できる

仮想通貨の長期保有は、基本放置で運用できます。

長期保有は、「買って、待つ」が基本スタイルなので、日々価格動向をチェックしなくても済みます。

そのため、普段忙しい方にとってはおすすめの投資方法です。

仮想通貨を長期保有するデメリット

次に、仮想通貨を長期保有するデメリットについて解説していきます。

• 必ず利益になるとは限らない

• 利用する仮想通貨取引所が倒産する場合がある

• 長期保有に長けている銘柄選びが難しい

仮想通貨の長期保有は、必ず利益になるとは限らないので注意が必要です。

必ず利益になるとは限らない

仮想通貨の長期保有は、将来大きなリターンが期待できる一方で、必ずしも利益が保証されているわけではありません。

仮想通貨は価格変動が激しく、購入した銘柄が高騰しない限り、長期保有していても利益には結びつきません。

長期的に保有していたとしても、購入時よりも価格が下落している可能性も十分に考えられます。

そのため、長期保有する際には銘柄選びも重要になります。

利用する仮想通貨取引所が倒産する場合がある

仮想通貨を長期保有する際に、利用する仮想通貨取引所が倒産する場合があります。

仮想通貨取引所は、銀行と異なり、国から厳密に保護されているわけではありません。

そのため、経営状況が悪化したり、ハッキング被害に遭ったりすることで、倒産してしまうリスクがあるのです。

もし、取引所が倒産した場合、保有している仮想通貨が失われてしまう可能性があります。

取引所によっては、顧客資産の保全対策がしっかりしているところもありますが、全ての取引所で万全とは言い切れません。

そのため、仮想通貨を長期保有する場合には、取引所の選び方を慎重に行うことが重要です。

長期保有に長けている銘柄選びが難しい

仮想通貨の長期保有に長けている銘柄選びが難しいのがデメリットです。

仮想通貨市場は日々価格変動が激しく、投資のプロでもどの銘柄が高騰するかを完璧に的中させることは難しいです。

しかし、時価総額の高い銘柄や主要な銘柄であれば基本的に長期的に価格が高騰する傾向にあるので、比較的安定という面から長期保有に長けているため判断できます。

仮想通貨を長期保有する際の注意点

ここからは、仮想通貨を長期保有する際の注意点について解説していきます。

• 価格の変動によって損失になる場合がある

• セキュリティ対策を万全にしておく

• 利確した時は確定申告をすること

仮想通貨を長期保有する際には、基本放置なので、ハッキング等のセキュリティ対策を万全にしておきましょう。

価格の変動によって損失になる場合がある

仮想通貨を長期保有しても価格の変動によって損失になる場合があります。

仮想通貨の種類は数多く、それぞれが異なる技術や特徴を持っています。

どの仮想通貨に投資するのか、という選択も非常に重要です。

セキュリティ対策を万全にしておく

仮想通貨を長期保有する場合、セキュリティ対策を万全にしておきましょう。

仮想通貨市場は、ハッキングや不正アクセスが横行しています。

そのため、利用する取引所のセキュリティ面が大丈夫なのかを確認した上で、自身でもコールドウォレットを利用したり二段階認証を行ったりしましょう。

利確した時は確定申告をすること

仮想通貨を長期保有する場合、利確した時は確定申告をしましょう。

仮想通貨で得た利益は、雑所得として扱われ、年間の利益が20万円を超える場合、確定申告が必要になります。

確定申告を怠った場合、追徴課税が課される場合があるので、利益が出た場合には必ず確定申告を行いましょう。

仮想通貨を長期保有するのにおすすめの銘柄

最後に、仮想通貨を長期保有するのにおすすめの銘柄について解説していきます。

• ビットコイン（BTC）

• イーサリアム（ETH）

• リップル（XRP）

• ソラナ（SOL）

• バイナンスコイン（BNB）

仮想通貨を長期保有する際には、上記の銘柄を検討してみてください。

ビットコイン（BTC）

ビットコイン（BTC）は、長期保有におすすめです。

※情報は2024年10月17日時点です。

直近1年（2024年10月17日から換算）では「+ 135.32%」と倍以上に高騰しています。

また、ビットコインが世に誕生してからは過去4回の半減期をきっかけに約1,000万倍にも高騰しています。

2024年、アメリカではビットコインETFが承認され、世界的にビットコインが金融商品として主流になりつつあるので、今後も価格が高騰する可能性は十分にあるでしょう。

そのため、長期保有する際にはビットコインが最もおすすめでしょう。

イーサリアム（ETH）

イーサリアム（ETH）は、時価総額2位とビットコインに次ぐ主要銘柄です。

※情報は2024年10月17日時点です。

直近1年（2024年10月17日から換算）では、今年8月に大きく下落し、「+ 64.20%」です。

しかし、2021年・2024年と過去2回に渡り大きな高騰が見られており、2024年には過去最高値を更新しています。

そのため、長期保有する際にはイーサリアムがおすすめでしょう。

リップル（XRP）

リップル（XRP）は、高速取引＆取引コストが安い銘柄です。

※情報は2024年10月17日時点です。

直近1年（2024年10月17日から換算）では、価格の変動が激しい場面が多かったものの「+ 12.51%」とプラスに傾いています。

また、過去には2017年に仮想通貨市場で大注目を浴び、一時期約400円付近まで高騰したこともありました。

まだまだ高騰する余地はあるので、長期保有する際にぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

ソラナ（SOL）

ソラナ（SOL）は、簡単にDApps（分散型アプリ）の開発ができるブロックチェーンです。

※情報は2024年10月17日時点です。

直近1年（2024年10月17日から換算）では、上昇トレンドが続き「+ 528.56%」と他銘柄と比べても大きな上昇を見せています。

また、現在も上昇トレンドの最中なので、まだまだ高騰する余地はあるでしょう。

長期保有する際は、ぜひソラナ（SOL）を検討してみてはいかがでしょうか。

バイナンスコイン（BNB）

バイナンスコイン（BNB）は、海外仮想通貨取引所のBINANCEが発行した銘柄です。

※情報は2024年10月17日時点です。

直近1年（2024年10月17日から換算）では、上昇トレンドが続き「+ 178.20%」と倍以上に高騰しています。

また、2021年からは大きな下落が起きておらず、長期保有にはうってつけの銘柄でしょう。