🍶 IZAKA-YA経済談義

最新のトレンドや戦略をキャッチアップするための必読コラム

イザカヤ編集部

|

2024.11.10

  • 仮想通貨

仮想通貨のスプレッドとは?スプレッドを抑える方法やおすすめ取引所も紹介

仮想通貨取引を始めようと考えている方は、取引手数料が気になりますよね。

実は、取引手数料とは別に、スプレッドというものが存在します。

スプレッドは、仮想通貨を購入する価格と売却する価格の差のことです。

このスプレッドが大きいと、売買時にそれだけ損をしてしまう可能性が高まってしまいます。

今回は、このスプレッドについて、初心者の方にもわかりやすく解説していきます。

スプレッドとは何なのか、スプレッドを抑える方法、そしてスプレッドが狭い仮想通貨取引所もご紹介します。

仮想通貨取引を始める前に、ぜひこの記事を読んで、よりお得に取引を始めましょう!

仮想通貨のスプレッドとは?

簡単に言うと、スプレッドとは、仮想通貨を買う値段(買値)と売る値段(売値)の差額のことです。

例えば、ある仮想通貨の買値が100円、売値が98円だとすると、スプレッドは2円となります。

このスプレッドが大きいほど、私たちが実際に仮想通貨を買う際に支払う金額は高くなってしまうんです。

スプレッドが発生する理由はいくつかあります。

  • 市場の変動: 仮想通貨の価格は常に変動しています。需要と供給のバランスによって、瞬間的に価格が大きく動くことがあるため、取引所は常に価格を調整する必要があります。その調整の際に、スプレッドが発生することがあります。

  • 取引所の運営コスト: 取引所は、サーバーの維持費や人件費など、様々なコストがかかります。これらのコストを賄うために、スプレッドを設定しています。

  • 流動性: 流動性が高い通貨は、スプレッドが狭くなる傾向にあります。これは、多くの売買が行われているため、取引所が価格を調整する必要が少ないからです。

スプレッドが大きいということは、それだけ取引コストがかかるので、利益が減ってしまう可能性があります。

仮想通貨を始める際には、スプレッドを理解し、適切な取引を行いましょう。

取引所手数料とは違う?

仮想通貨について調べていると、「取引手数料」の表記を見たことがあると思います。

意外と勘違いされやすいのですが、スプレッドと取引手数料は全く別のものです。

簡単にスプレッドと取引手数料の違いは、以下の通りです。

  • スプレッド: 買値と売値の差額。

  • 取引所手数料: 取引所が提供するサービスに対する対価。

スプレッドは、市場の状況や通貨の性質によって変動しますが、取引所手数料は、取引所が定めた固定費です。

仮想通貨で取引する際には、スプレッドはもちろんのこと、取引手数料についても確認しておく必要があります。

スプレッドや取引手数料が高いとその分利益が下がるので、事前に確認しておきましょう。

仮想通貨のスプレッドを抑える方法

仮想通貨のスプレッドが大きいと、取引コストがかかり利益が減ってしまうとお伝えしましたが、実はスプレッドを抑える方法があります。

  • 販売所ではなく取引所を利用する

  • 複数の取引所のスプレッドを比較する

  • スプレッドが広がる時間帯は取引を避ける

  • 取引量の多い銘柄を選ぶ

できるだけスプレッドを抑えたい方は、上記を確認しておきましょう。

販売所ではなく取引所を利用する

スプレッドを抑える最も効果的な方法は、仮想通貨の購入や売却に販売所ではなく、取引所を利用することです。

仮想通貨を購入する際、「販売所」と「取引所」の2つの方法があります。

  • 販売所: 仮想通貨取引所が提示する価格で、ユーザーが仮想通貨を購入または売却する方法です。お店で商品を買うようなイメージです。

  • 取引所: ユーザー同士が直接売買を行う場所です。株式市場のようなイメージで、売りたい人と買いたい人が価格交渉を行い、取引が成立します。

販売所では、取引所が提示する価格で取引を行うため、その価格にスプレッドが含まれています。

一方、取引所では、ユーザー同士が直接取引を行うため、取引所が価格を設定する必要がありません。

そのため、スプレッドが小さくなる傾向にあります。

つまり、仮想通貨の取引でより多くの利益を得たいと考えているのであれば、取引所を利用することをおすすめします。

取引所を選ぶ際には、スプレッドの幅はもちろん、取り扱っている仮想通貨の種類や手数料なども比較検討することが大切です。

複数の取引所のスプレッドを比較する

複数の取引所のスプレッドを比較するのも重要です。

各仮想通貨取引所は、取り扱う通貨や取引量によってスプレッドが異なります。

そのため、ある銘柄は最もスプレッドが狭くても、ある銘柄はスプレッドが広い場合があるので、

複数の取引所に登録し、自分が取引したい通貨のスプレッドをこまめに比較する必要があります。

取引したい銘柄を取り扱っている仮想通貨取引所を比較し、最もスプレッドが狭い取引所を見つけることがおすすめです。

スプレッドが広がる時間帯は取引を避ける

スプレッドが広がる時間帯は取引を避けるのも1つの手です。

スプレッドは、常に一定ではなく、様々な要因によって変動します。

例えば、取引参加者が少ない早朝や深夜の時間帯、あるいは市場が大きく変動している最中などは、売り買いが成立しにくくなり、スプレッドが拡大しやすい傾向にあります。

そのため、できるだけ上記の時間帯を避けて取引するのが、スプレッドを抑える方法です。

取引量の多い銘柄を選ぶ

スプレッドをできるだけ抑えたい場合、取引量の多い銘柄を選ぶことがおすすめです。

取引量が多い銘柄は、多くのユーザーが取引を行っているため、常に売買が活発に行われており、価格が安定しています。

価格が安定しているということは、スプレッドが狭まっているということなので、結果的にコストを抑えることができます。

取引量が多い銘柄の代表的なものとしては、ビットコインやイーサリアムなどが挙げられます。

これらの銘柄は、世界中で広く利用されており、非常に多くのユーザーが取引を行っているため、スプレッドが狭く、安定した取引を行うことができます。

スプレッドが狭い仮想通貨取引所5選

最後に、スプレッドが狭い仮想通貨取引所5選について紹介していきます。

  • DMM Bitcoin

  • BITPOINT

  • Coincheck

  • SBI VCトレード

  • GMOコイン

主要な銘柄ごとにスプレッドを紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

DMM Bitcoin

DMM Bitcoinは、豊富な取扱銘柄と、業界トップクラスの狭いスプレッドが魅力の仮想通貨取引所です。

少額からでも気軽に取引を始められ、初心者の方でも安心して利用できます。

2024年8月7日時点でのDMM Bitcoinのスプレッドは、以下の通りです。

銘柄

買い(Ask)

売り(Bid)

スプレッド

ビットコイン(BTC)

8,533,523

8,240,012

293,511

イーサリアム(ETH)

377,236

362,443

14,793

リップル(XRP)

77.171

74.145

3.026

仮想通貨投資を検討しているなら、ぜひDMM Bitcoinを一度試してみてはいかがでしょうか。

BITPOINT

BITPOINTは、スプレッドが狭いことで知られる仮想通貨取引所です。

また、初心者でも安心して利用できるよう、丁寧なサポート体制を整えている点も特徴です。

2024年8月7日時点でのBITPOINTのスプレッドは、以下の通りです。

銘柄

買い(Ask)

売り(Bid)

スプレッド

ビットコイン(BTC)

8,409,769

8,381,528

28,241

イーサリアム(ETH)

372,075

368,540

3,535

リップル(XRP)

76.100

75.500

0.600

現時点では、BITPOINTが最もスプレッドが狭いです。

豊富なキャンペーンも実施しているので、ぜひBITPOINTを検討してみてはいかがでしょうか。

Coincheck

Coincheckは、仮想通貨取引の初心者の方にもおすすめの取引所です。

利用者が多く、スプレッドが狭いのが特徴です。

2024年8月7日時点でのCoincheckのスプレッドは、以下の通りです。

銘柄

買い(Ask)

売り(Bid)

スプレッド

ビットコイン(BTC)

8,646,031

8,140,670

505,361

イーサリアム(ETH)

384,290

357,679

26,611

リップル(XRP)

79.358

72.392

6.966

スプレッドが狭い取引所を探している方は、Coincheckを検討してみてください。

SBI VCトレード

SBI VCトレードは、SBIグループが運営している仮想通貨取引所です。

スプレッドが狭く、豊富な取り扱い銘柄が魅力なので、多くの投資家から利用されています。

2024年8月7日時点でのSBI VCトレードのスプレッドは、以下の通りです。

銘柄

買い(Ask)

売り(Bid)

スプレッド

ビットコイン(BTC)

8,613,450

8,151,050

462,400

イーサリアム(ETH)

380,535

359,165

21,370

リップル(XRP)

77.611

73.434

4.177

仮想通貨投資を始めるなら、SBI VCトレードがおすすめです。

GMOコイン

GMOコインは、初心者にもわかりやすい操作性と、手厚いサポート体制、スプレッドが狭いのが特徴です。

2024年8月7日時点でのGMOコインのスプレッドは、以下の通りです。

銘柄

買い(Ask)

売り(Bid)

スプレッド

ビットコイン(BTC)

8,589,260

8,170,272

418,988

イーサリアム(ETH)

378,859

360,378

18,481

リップル(XRP)

77.355

73.581

3.774

スプレッドは時間帯によって異なるので、最新のスプレッドについては、各取引所のサイトで確認してみてください。

イザカヤ編集部

2025.04.30

  • 仮想通貨ニュース

エルサルバドル、IMF条件下でもBTC購入継続

2025.04.30

  • 仮想通貨ニュース

ブラックロックのBTC ETFに過去2番目の資金流入

2025.04.30

  • 仮想通貨ニュース

メタプラネット、BTC戦略強化へ新アドバイザー就任

2025.04.29

  • 仮想通貨ニュース

金連動型XAUT、監査報告で価値上昇明確に

2025.04.29

  • 仮想通貨ニュース

仮想通貨SUI、取引高急増と拡大する注目

2025.04.29

  • 仮想通貨ニュース

アリゾナ州が仮想通貨準備金導入へ前進

2025.04.28

  • 仮想通貨ニュース

ビットコインに追い風、ストラテジーが追加購入を示唆

2025.04.28

  • 仮想通貨ニュース

ProSharesがXRP先物ETF3種を新規上場へ

暗号資産の運用なら、IZAKA-YA。

© 2023-2024 Izakaya.tech. All rights reserved

法的事項: このウェブサイトは、登録住所がRoom 1104, 11/F, Crawford House, 70 Queen's Road Central, Centra, Hong KongのIzakaya Limitedによって運営されています。
制限地域: Izakaya Limited は、アメリカ合衆国、カナダ、アルゼンチン、イスラエル、イラン・イスラム共和国、北朝鮮など、特定の国の居住者にはサービスを提供していません。

暗号資産の運用なら、IZAKA-YA。

© 2023-2025 Izakaya.tech. All rights reserved

法的事項: このウェブサイトは、登録住所がRoom 1104, 11/F, Crawford House, 70 Queen's Road Central, Centra, Hong KongのIzakaya Limitedによって運営されています。
制限地域: Izakaya Limited は、アメリカ合衆国、カナダ、アルゼンチン、イスラエル、イラン・イスラム共和国、北朝鮮など、特定の国の居住者にはサービスを提供していません。