イザカヤ編集部
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2024.05.04
投資戦略Tips
リンク(LINK)は、チェーンリンク上で取引される仮想通貨です。時価総額が安定している・プラットフォームの信頼性が高いなどのメリットがあり、多くの仮想通貨取引所で採用されています。本記事では、チェーンリンク上で取引される仮想通貨「リンク(LINK)」の特徴やメリットを徹底解説しています。
チェーンリンクは、従来のシステムやデータを将来的にブロックチェーン接続することを目的としたWeb3サービスプラットフォームです。
プラットフォーム「チェーンリンク」の基本情報
名称 | チェーンリンク |
---|---|
リリース日 | 2017年9月19日 |
発行可能数 | 10億LINK |
公式サイト | |
ホワイトペーパー情報 |
また、「チェーンリンク」の中で用いられる仮想通貨は「リンク(LINK)」と呼ばれます。
仮想通貨「リンク(LINK)」の基本情報
名称 | リンク |
---|---|
ティッカーコード | LINK |
ビットバンク取扱開始日 | 2021年12月3日 |
売却価格(24年4月24日14:30時点) | 2,330円 |
購入価格(24年4月24日14:30時点) | 2,450円 |
リンクの時価総額は安定しているため、全体を通して信頼性の高い取引が可能となります。
チェーンリンクは、外部データやAPI、内部システム、銀行の決済システムを高い安全性と信頼性が特徴の「分散型オラクル」を採用した、ビットコインやイーサリアムなどのスマートコントラクトと連結する最初のミドルウェアです。
クレジットカードや銀行などの外部機関とビットコインやイーサリアムなどの通貨に仲介して入ることで、スマートコントラクトと外部にあるデータを効率よく繋げられるようになります。
複数の情報源からデータ収集を行い、複数のノードによって運営されているため、従来型のオラクルよりも高い品質や安全性を保っています。
仮想通貨リンク(LINK)や、LINKを提供するプラットフォーム「チェーンリンク」には、以下の様な特徴があります。
時価総額が安定している
信頼性の高いプラットフォームを提供している
分散型オラクルサービスを提供している
スマートコントラクトの実装観点で優れている
SWIFTの運用に役立っている
データ提供の報酬として用いられる
ETHやDOTなど他のブロックチェーン上で利用できる
多種多様なプロダクトを提供している
以下より、特徴やメリットの詳細について解説していきます。
LINKの時価総額は、国内での流通開始(2020年)以降から安定した動きを見せています。
さらに、ここ1年では大幅に上昇しており、時価総額の仮想通貨ランキングでは13位にランクインするほど、熱い仮想通貨でもあります。
ただ、今後の値動きについては高止まりの動きも見せており、場合によっては下落を続ける可能性もあるため、一概に優れた通貨とは言えません。
仮想通貨LINKのプラットフォームであるチェーンリンクは「分散化」や「スマートコントラクト」などの仕組みにより、高い信頼性と安全性が認められています。また、メリットのシナジー効果により、ブロックチェーン上でのスマートコントラクトの安全性が向上しています。
「分散型オラクル」は、「集権型オラクル」と対の意味を持つ言葉です。
中央集権型の集権型オラクルには、単一障害点がある・データの信ぴょう性を付加できないなどのデメリットがあります。
このような問題を打破するために開発が進んでいるのが、分散型オラクルです。
分散型オラクルでは、単一障害点が存在しなくなるため、集権型のオラクルに比べ、全体のシステムダウンといったリスクが大幅に抑えられるなどのメリットを得られます。
チェーンリンクは、分散型オラクルサービスで提供することにより、スマートコントラクトがブロックチェーンと外部システム間におけるデータ転送を高い信頼性と安全性により、自動化できるように設計されています。
それぞれで独立のオラクル分散型ネットワークが存在しており、複数の外部データ取得が可能です。
スマートコントラクトは、ブロックチェーン上で契約を自動的に実行する仕組みを指します。このスマートコントラクトを活用すれば、ブロックチェーン上に自動取引所を生成し、データと仮想通貨を送信するだけで希望の取引を自動で行えるようになります。
イメージとしては、自動販売機にお金を入れてボタンを押した瞬間に売買契約が成立する現象と似ています。
また、スマートコントラクトには第三者が介入できないという特徴もあります。これにより、利用者は不正や改ざんの心配なしに取引を行うことが可能となります。
SWIFTは、国際銀行間通信協会の略称です。協会では、銀行間の送金を可能にする通信ネットワークの提供を非営利で行っています。協会が提供するネットワークには、世界200か国以上で11,000を超える金融機関が接続しており、チェーンリンクはこれらのネットワークの活動の一部に寄与しています。
具体的には、SWIFTがオンチェーントークンの転送指示を目的として導入した、チェーンリンクの相互運用性プロトコル(CCIP)があげられます。
数年に及ぶこれらの開発成果により、開発者は、異なるブロックチェーン上にあるスマートコントラクトを実行可能なものに限り展開できるようになります。
チェーンリンクでは、複数のノードがオラクルとして機能しています。それぞれのノードが正しい情報を提供することで、報酬としてLINKを獲得できる仕組みになっています。ちなみに、新たにステーキング機能を実装したチェーンリンクでは、一定量の仮想通貨を所定期間預け入れることで、利用者が報酬を得ることができるようになりました。
チェーンリンクは、イーサリアム(ETH)やポルカドット(DOT)などの複数のブロックチェーン上で使用できる相互運用性に優れた設計となっています。また、2024年4月現在、チェーンリンクのクロスチェーン相互運用性プロトコル(CCIP)は、以下9つのブロックチェーンに対応しています。
キーワード | 仮想通貨やプラットフォーム |
---|---|
Arbitrum | EthereumのLayer 2スケーリングソリューション |
Avalanche | Avalancheプラットフォームのネイティブトークン(AVAX) |
Base | 不明 |
BNB Chain | Binance Smart Chainのネイティブトークン(BNB) |
Ethereum | Ethereumのネイティブトークン(ETH) |
Kroma | 不明 |
Optimism | EthereumのLayer 2スケーリングソリューション |
ポリゴン(MATIC) | ポリゴン(旧称:MATIC Network)のネイティブトークン(MATIC) |
WEMIX | WEMIXプラットフォームのトークン(WEMIX) |
これらの仮想通貨やプラットフォームは、特定の分野にとどまらず、DeFiやNFTなどの様々な分野で活躍しています。
チェーンリンクでは、取引を円滑に行うための多様なプロダクトを提供しています。
以下は、その一例です。
キーワード | 説明 |
---|---|
CCIP | ・クロスチェーン相互運用プロトコル |
DATA STREAMS | ・高頻度の市場データを継続的にオフチェーンで利用できるようにするプルベースのオラクルソリューション |
MARKET & DATA FEEDS | ・金融市場の価格や取引データなどのマーケットに関する情報や気象・経済・企業・スポーツなどの情報を提供するシステム |
PROOF OF RESERVE | ・特定の資産が予定通りに存在することを証明するための仕組み |
FUNCTIONS | ・コンピュータプログラムや数学的な文脈で特定の処理を行う操作や手順 |
AUTOMATION | ・人間の介入なしに自動的にタスクやプロセスを実行すること |
VRF | ・Verifiable Random Functionの略称 |
上記のプロダクトの働きにより、信頼性の高い外部データへのアクセスとスマートコントラクトの機能拡張を可能にしています。
チェーンリンク上で取引される仮想通貨「LINK」の値動きは比較的安定しています。
ここからは、これまでのLINKの値動きと、今後の値動き予想について解説していきます。
チェーンリンクの値動きについて
期間全体の値動きは?
直近1年の値動きは?
今後のLINKの値動きは?
期間全体でみると、チェーンリンクの値動きは他仮想通貨とほぼ同調する動きを見せています。
特に2021年に新型コロナウイルスの感染が落ち着くと、経済活動が活発になったり、ウクライナ・ロシア間の戦争の影響で起きたインフレによる金融の引き締め政策から、仮想通貨全体が下落基調に陥っています。
直近1年(2023年10月~2024年4月)においては、ビットコインの現物ETF承認に対する期待の高まりにより、仮想通貨市場全体での値動きに変化があり、LINKも少なからずその影響を受けています。
10月時点では1,100円を目安に推移していた価格は、約3倍の3,200円を記録しています。
仮想通貨全体にヒットニュースが続いたことで、LINKは高値を維持できています。今後においては、LINK単体のポジティブニュースが出るかどうかがポイントですが、現時点で下落三角形のパターンへ入り始めるなどの兆候が見え始めているため、今後は注意が必要となります。
ここからは、チェーンリンク上で取引される仮想通貨(LINK)が取引可能なおすすめの取引所を4社ご紹介します。
取引種類 | 現物取引(販売所),現物取引(取引所) |
---|---|
取引手数料(取引所・BTC) | 無料 |
取引銘柄数 | 29種類 |
レバレッジ最大倍数 | ー |
最低取引量 | 500円相当額 |
入金手数料 | 無料 |
出金手数料 | 407円 |
送金手数料 | 変動制 |
公式サイト |
「コインチェック」は、直近3年間のダウンロード数 No.1を獲得した仮想通貨取引サービスです。
暗号試算取引業者としてのセキュリティ体制が万全で、資産流出などを他社よりも抑えて取引できます。
取引種類 | 現物取引(販売所),レバレッジ取引 |
---|---|
取引手数料(取引所・BTC) | 無料 |
取引銘柄数 | 38種類(レバレッジ含む) |
レバレッジ最大倍数 | ー |
最低取引量 | 0.0001BTC |
入金手数料 | 無料 |
出金手数料 | 無料 |
送金手数料 | 無料 |
公式サイト |
「DMM Bitcoin」では、シンプルかつカンタンなSTモード、本格取引が可能なEXモード2つのモードから選択してご利用いただけます。
今なら、新規口座の開設で即時1,000円がプレゼントされるキャンペーンを実施中です。
取引種類 | 現物取引(販売所),現物取引(取引所),レバレッジ取引 |
---|---|
取引手数料(取引所・BTC) | Maker:-0.01% |
取引銘柄数 | 20種類 |
レバレッジ最大倍数 | 2倍 |
最低取引量 | 0.0001BTC |
入金手数料 | 無料 |
出金手数料 | 無料 |
送金手数料 | 無料 |
公式サイト |
「SBI VC トレード」は、レバレッジ取引や積み立て取引のほかNFT取引へも対応している数少ないサービスです。
入金手数料などの各種手数料のほか、口座維持手数料やロスカット手数料まで無料になるため、お得に取引を始められます。
取引通貨では、ステラルーメン(XLM)の前身であるリップル(XRP)の取り扱いがございます。
取引種類 | 現物取引(販売所),現物取引(取引所),レバレッジ取引 |
---|---|
取引手数料(取引所・BTC) | 約定数量×0.01~0.15% |
取引銘柄数 | 32種類 |
レバレッジ最大倍数 | 2倍 |
最低取引量 | 0.00000001BTC |
入金手数料 | 無料 |
出金手数料 | 金額・方式に応じて220〜770円 |
送金手数料 | 0.0004BTC |
公式サイト |
「bitFlyer」は、ビットコイン(BTC)取引量6年連続 No.1の仮想通貨取引サービスです。
三井住友銀行からのお振込みであれば、取引米にかかる振込手数料が無料となります。
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