🍶 IZAKA-YA経済談義

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イザカヤ編集部

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2025.04.14

  • 仮想通貨ニュース

ストラテジー、ビットコインの追加購入を示唆

米国の上場企業ストラテジーは、今週中にもビットコインの追加購入を発表する可能性があると報じられています。共同創業者のマイケル・セイラー氏は、自身のX(旧Twitter)アカウントにて、ビットコイン保有状況を示すグラフィックを投稿し、新たな取得を示唆する動きを見せました。

この投稿は、同社が2025年第1四半期の業績として純損失を計上する可能性があると明かした直後のものでした。ストラテジーは、保有するビットコインにおける価格変動の影響を受けて、帳簿上で損失が出ている状況にあります。

同四半期末時点で、ストラテジーは8万785BTCを追加し、累計の保有量を大きく増やしました。また、この期間中に約76億9000万ドル(1ドル143円換算で約1兆997億円)を調達し、その半分以上は株式の発行による資金調達でした。この資金の大部分が仮想通貨の購入に使われたとみられています。

セイラー氏の投稿では、「オレンジ色のドットには関税がかからない」とのコメントも添えられており、米国で導入された新たな関税措置が、ストラテジーのビットコイン戦略に影響を与えていないことを示唆しています。これは、今月初旬にトランプ前大統領が発表した新たな関税政策や米中間の貿易摩擦を意識した発言と考えられます。

一方で、ストラテジーは4月6日までの週にビットコインの購入を一時的に停止していました。同社のビットコイン保有額は、現在の市場価格に基づいて約445億9000万ドル(約6兆3764億円)に達しており、取得時のコストは約356億3000万ドル(約5兆900億円)とされています。

ビットコイン関連の統計サイト「BitcoinTreasuries」のデータによれば、ストラテジーは現在52万8185BTCを保有しており、これは全体供給量の2.515%に相当します。平均取得価格は6万7458ドルで、ビットコイン価格が上昇すれば大きな評価益につながる可能性を持っています。

同社の動向は、企業による仮想通貨投資の長期戦略が継続していることを示しており、今後の市場にも一定の影響を与えるとみられています。ストラテジーによる次なる動きは、仮想通貨市場全体の関心を集めそうです。

(参考)ストラテジー、ビットコイン追加購入を示唆──第1四半期は76億9000万ドルを調達

イザカヤ編集部

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