イザカヤ編集部
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2024.10.29
仮想通貨
柴犬コインは、2020年8月に匿名であるRyoshiによって作成された暗号資産であり、2021年にSNSで話題になったため急騰しました。
翌年の2022年には急落した経緯があるため、価格変動リスクが高いと判断し、購入を迷っている人も少なくありません。
この記事では、柴犬コイン(SHIB)の特徴や今後の展望、購入方法について詳しく解説しています。
柴犬コイン(SHIB)の購入を検討している人は、是非参考にしてください。
柴犬コイン(SHIB)とは、2020年8月に匿名であるRyoshiが作成した暗号資産のことであり、柴犬をモチーフとしたDOGEコインを模倣しています。
DOGEコインは2013年に当時の暗号資産業界を風刺する目的で開発されたジョーク通貨であるため、模倣している柴犬コイン(SHIB)もジョーク通貨となります。
柴犬コイン(SHIB)のようなジョーク通貨は一般的な暗号資産と異なり、開発の目的やプロジェクトは存在しません。
従って柴犬コイン(SHIB)も開発当初は認知度、価格ともに低かったのですが、2021年にイーロン・マスク氏のDOGEコインに関する発言により、価格が急騰しました。
翌2022年には反落し、その後の価格は落ち着いておりますが、市場の影響を受けて乱高下する傾向にあります。
このような柴犬コイン(SHIB)の2024年10月26日における主な指標は、以下のとおりです。
通貨記号 | SHIB |
---|---|
時価総額 | 約1兆5,900億円 |
価格 | 0.002529~0.002584円 |
発行上限枚数 | 1,000兆枚 |
コンセンサスアルゴリズム | Ploof of Stake |
公式サイト |
参考:Shiba Inu(SHIB)価格・チャート・時価総額 | CoinMarketCap
柴犬コイン(SHIB)のネットワークは、イーサリアムをベースとしており、既に上限の1,000兆枚が発行済となっています。
柴犬コイン(SHIB)は当初ジョーク通貨として開発されたため、目的やプロジェクトなどはありませんでした。
しかし認知度が高くなっている現在では、さまざまなプロダクトが開発されています。
このような柴犬コイン(SHIB)は、以下の特徴が挙げられます。
エコシステムでは3種類のトークンが利用可能
分散型取引所(DEX)を展開
NFTコレクションを発行
独自のネットワークを開発
上記のとおり柴犬コイン(SHIB)は、もはやジョーク通貨の領域から抜け出しており、主要な暗号資産と遜色ないものに成長しています。
柴犬コイン(SHIB)のエコシステムでは、役割が異なる3種類のトークンが利用できます。
エコシステムとは本来、生態系など自然界の仕組みを意味しており、暗号資産においては独自の経済圏やネットワークのことです。
柴犬コイン(SHIB)のエコシステムで利用できる3種類のトークンやその役割は、以下のとおりです。
トークンの名称 | 役割 |
---|---|
SHIB | ・エコシステムの中心的なトークン |
BONE | ・エコシステムのガバナンストークン |
LEASH | ・ShibaSwapで流動性を提供したユーザーへのインセンティブとして付与されるトークン |
ShibaSwapとは、柴犬コイン(SHIB)独自の分散型取引所(DEX)のことです。
このようにBONEやLEASHは、柴犬コイン(SHIB)のネットワークを充実させる大きな役割を果たしています。
BONEは、エコシステムのガバナンストークンとしてDoggyDAOでのShibaSwapの運営に関する投票権が得られるだけでなく、ShibaSwapで流動性を提供したユーザーへの報酬として支払われます。
一方LEASHは、当初DogeKillerとしてDOGEコインと価格が連動するよう開発されたリーベストークンでしたが、現在は報酬としての活用のみとなっています。
ShibaSwapで流動性を提供したユーザーに対し、BONEやLEASHなどの報酬が得られるほか、以下の特典などがあります。
ShiboshiNFTへのミントアクセス
Shib:The Metaverseの土地販売への早期エントリー
なお、3つのトークンはいずれも世界中の暗号資産取引所で取引可能であり、2024年10月26日における価格や時価総額は以下のとおりです。
トークン | 価格 | 時価総額 |
---|---|---|
SHIB | 0.002529~0.002584円 | 約1兆5,300億円 |
BONE | 55.84~57.6円 | 約130億円 |
LEASH | 38,227.16~38,845.8円 | 約40億円 |
SHIBは時価総額のランキングにおいて13位となっており、人気の高さが伺えます。
柴犬コイン(SHIB)では、2021年6月に分散型取引所(DEX)であるShibaSwapを開設しています。
分散型取引所(DEX)とは、スマートコントラクトによってユーザー間で直接取り引きを行う取引所のことです。
分散型取引所(DEX)に対して、暗号資産交換業者が売り手と買い手の仲介を行う取引所を中央集権型取引所(CEX)といいます。
取引形態のほか分散型取引所(DEX)と中央集権型取引所(CEX)の相違点は、以下のとおりです。
項目 | 分散型取引所(DEX) | 中央集権型取引所(CEX) |
---|---|---|
取引所の管理者 | 不在 | 暗号資産交換業者 |
セキュリティ | ユーザーが管理を行うため、サイバー攻撃に対する影響は小さい | 取引所のセキュリティが弱い場合、サイバー攻撃によって大きな損失が発生するリスクがある |
手数料 | 仲介業者がいないため、手数料は低め | 取り引きの度に手数料が発生 |
分散型取引所(DEX)は中央集権型取引所(CEX)が主流である日本ではあまり馴染みがありませんが、海外では増えているため取り引きしている人も少なくありません。
このような分散型取引所(DEX)であるShibaSwapでは主要な暗号資産取引も可能ですが、SHIBやBONE、LEASHの取り引きに特化しています。
ShibaSwapで可能な取り引きは、以下のとおりです。
SWAP
BURY
DIG
SWAPとは暗号資産の交換のことであり、交換できる銘柄は他の取引所と比べて多くありません。
BURYとはステーキングのことであり、一定期間後に報酬が得られます。
そしてDIGとは、流動性提供のことであり、ShibaSwap内のプールに特定のトークンを預け入れると報酬が得られます。
報酬は、保有によってShibaSwapの運営に関する投票権が得られるBONEで支払われ、ガス代といわれる取引手数料はETHもしくはBONEで支払います。
このように分散型取引所(DEX)であるShibaSwapは、エコシステムで利用できる3つのトークンを活性化させる補助的な役割となっています。
柴犬コイン(SHIB)が手掛けているShibaSwapはイーサリアムのブロックチェーンで取り引きができますが、2023年8月よりサブチェーンとして、オリジナルネットワークであるシバリウムが利用できます。
シバリウムでは、イーサリアムのスケーラビリティによる処理速度の問題などが解消されており、ガス代はBONEで支払うためエコシステムの活性化が図れます。
一方で、シバリウムのコンセンサスアルゴリズムは、暗号資産の保有量によって承認権が合が与えられるPOS(Proof of Stake)です。
コンセンサスアルゴリズムとは、新たに生成されたブロックチェーンの承認方法のことであり、POSのほかには以下のようなものがあります。
コンセンサスアルゴリズム | 代表的な暗号資産 | 特徴 |
---|---|---|
POS(Proof of Stake) | 柴犬コイン | ・通貨の保有量が多いほどブロックチェーンを生成できる確率が高くなる方法 |
POW(Proof of Work) | ビットコイン | ・主要な暗号資産で最も採用されている方法 |
POC(Proof of Consensus) | リップル | ・承認を行うバリデーターの80%が承認すれば取り引きが成立 |
なおPOSには発展形として、通貨の保有量に応じた投票権の割り当てにより取り引きの承認を委任するDPOSや通貨の保有量に加えてアイデンティティや評価が加味されるPOSAがあります。
シバリウムは、柴犬コイン(SHIB)のエコシステムを活性化させる軸となっており、現在柴犬コイン(SHIB)で手掛けているプロジェクトに必要不可欠なものとなっています。
柴犬コイン(SHIB)が手掛けているShibaSwapでは、NFTコレクションのSHIBOSHISを発行しています。
NFTとは、ブロックチェーンによる代替不可能なデジタルデータのことです。
SHIBOSHISには柴犬をモチーフとしたNFTが10,000点もあり、NFTのオンラインマーケットプレイスであるOpenSeaで購入できます。
一方で柴犬コイン(SHIB)ではシバリウムを活用したゲームも提供しており、公式サイトによるとSHIBOSHISで購入したNFTは、これらのゲームでも使用できるようになる予定です。
柴犬コイン(SHIB)ではさまざまなプロジェクトを手掛けているため、成長性が高い暗号資産といえ、3つのトークンの価格が上昇する可能性があります。
代表的なプロダクトとしては、美しいグラフィックが特徴的なメタバースであるShib:The Metaverseがあります。
Shib:The Metaverseは正式リリースされていませんが、ネットワークにはシバリウムを活用しており、3つのトークンやSHIBOSHISのNFTが利用できる予定です。
既にShib:The Metaverseでの土地はNFT形式で販売されており、
このように柴犬コイン(SHIB)が手掛けているプロジェクトは独自性が高いため、価格も上昇する可能性があります。
一方で、柴犬コイン(SHIB)はDOGEコインをモチーフとしたジョーク通貨として開発され、X(旧Twitter)での著名人の発言などで急騰した経緯があります。
ShibaSwapの開設やシバリウムの開発など、既にジョーク通貨の領域を超えている柴犬コイン(SHIB)ですが、価格の一部はジョーク通貨としての人気を反映したものといっても過言ではありません。
つまりジョーク通貨としての人気の変動が価格に影響しており、特に著名人のSNSなどでの発言1つで乱高下する可能性があります。
このように柴犬コイン(SHIB)では、人気の変動による価格変動リスクがあると理解しておく必要があります。
柴犬コイン(SHIB)は、国内外の暗号資産取引所や交換所で取引できます。
日本国内で柴犬コイン(SHIB)を取り扱っている代表的な暗号資産取引所は、以下のとおりです。
Coincheck
BITPOINT
bitFlyer
DMM Bitcoin
Binance Japan
SBI VCトレード
上記の日本国内の暗号資産取引所は、日本の法令に則って金融庁に認可を受けているため、安心して取り引きできます。
さらに日本国内の暗号資産取引所を利用する場合は、日本円での入金が可能であるため、手軽に取り引きを始められます。
一方で、海外で柴犬コイン(SHIB)を取り扱っている代表的な暗号資産取引所は、以下のとおりです。
Bybit
Coinbase
Wirex
Kraken
OKX
Bitget
海外の暗号資産取引所は、基本的にその本社がある国の法令に則って事業をおこなっているため、日本と取り扱いが異なる場合があります。
中には金融庁などの関係省庁の認可を受けていない暗号資産取引所もあるため、利用する際には事前に公式サイトなどで安全性を確認しておきましょう。
万が一海外の暗号資産取引所でトラブルに巻き込まれた場合は、自己責任で対応する必要があります。
なお、海外の暗号資産取引所で日本円での入金に対応していない場合は、一旦国内の暗号資産取引所で購入したビットコインやイーサリアムなどを送金する必要があります。
柴犬コイン(SHIB)は、DOGEコインをモチーフとしたジョーク通貨として開発されましたが、著名人のSNSによる発言で価格が急騰した暗号資産です。
現在は価格が落ち着いているものの、今後も人気の変動や著名人の発言によって価格が乱高下するリスクがあります。
一方で柴犬コイン(SHIB)の他に、役割が異なるBONE、LEASHの2つのトークンによってエコシステムが構成されています。
さらに柴犬コイン(SHIB)では、分散型取引所(DEX)であるShibaSwapの開設や独自のネットワークであるシバリウムの開発を中心にさまざまなプロダクトを手掛けています。
このように既にジョーク通貨としての領域を超えたプロジェクトが評価されており、時価総額ランキングも13位になっています。
柴犬コイン(SHIB)は、Shib:The Metaverseの正式リリースなど今後も目が離せない暗号資産の1つであるため、購入を是非検討してみてください。
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