イザカヤ編集部
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2025.04.18
仮想通貨ニュース
アメリカの著名ベンチャーキャピタルであるAndreessen Horowitzの仮想通貨専門部門「a16zクリプト」は、クロスチェーン技術を手がけるLayerZeroのネイティブトークン「ZRO」に対して、追加で5,500万ドル(日本円で約80億円)を投資したと4月18日に発表しました。この発表を受け、ZROの価格は一時的に10%程度上昇しましたが、2024年12月に記録した過去最高値7.47ドルからは67%以上下落している状況です。
a16zのジェネラルパートナーであるAli Yahya氏は、SNSを通じて「グローバル金融システムが変化しており、複雑なワークフローがオンチェーン化する中で、LayerZeroのようなプロトコルの発展が重要である」とコメントしています。今回取得されたZROトークンには3年間のロックアップ期間が設定されており、これはa16zが長期的にプロジェクトを支援していく意志を示すものです。
a16zはすでにLayerZero Labsの初期段階からの投資家であり、2022年には1億3,500万ドルのシリーズAラウンド、2023年には1億2,000万ドルのシリーズBラウンドの主導的役割を果たしてきました。今回の出資は、ブロックチェーン技術の中でも特にチェーン間の相互運用性に対するa16zの継続的な信頼を裏付けるものと見られます。
LayerZeroは、インターネットにおけるTCP/IPのような役割を目指し、複数のブロックチェーンを結びつける基盤レイヤーの構築を進めています。この技術を活用することで、開発者は異なるブロックチェーンをまたいで連携するアプリケーションを構築でき、現在では125を超えるブロックチェーンをサポートしています。さらに、同プロトコルはステーブルコインの相互運用性の約70%を担っており、これまでに処理されたメッセージ数は1億4,000万件、取引総額は750億ドルを超えています。
なお、ZROトークンは2024年6月にリリースされたもので、登場当初は高い注目を集めましたが、現在の価格はピーク時から大幅に下落しています。市場ではa16zによる今回の出資が、トークンの回復やプロジェクトの今後の発展にどのような影響を与えるのか注目が集まっています。
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