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イザカヤ編集部

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2024.07.03

  • 仮想通貨

仮想通貨(XEM)とは?特徴や価格を元に今後の展望を徹底解説

仮想通貨業界では、定期的に大型アップデートがされ、注目されています。

そこで、本記事で注目している銘柄が「ネム(XEM)」です。

ネム(XEM)は、独自の技術を採用することで、驚異的な速度と驚きの低コストを実現した革新的なブロックチェーンプラットフォームとして知られています。ブロックチェーンでの高速かつ低コスト取引に加え、実用化が進んでいます。

この記事では、ネム(XEM)の特徴や価格、今後の展望について、徹底解説します。仮想通貨投資に興味がある方にぜひ読んでいただけると幸いです。

仮想通貨ネム(XEM)の概要

ネム(XEM)は、2015年にリリースされた「New Economy Movement(新しい経済活動)」が略称の仮想通貨です。

国や政府、中央銀行の枠から離れたブロックチェーンを活用して新しい経済を確立するために促進しています。

ネム(XEM)の概要は以下の通りです。

名称

XEM

特徴

・驚異的な処理速度
・独自トークンの発行
・コンセンサスアルゴリズムに  「PoI」を採用している

現在の価格

¥5.545

時価総額

¥48,314,859,559

時価総額ランキング

189位

国内取引所

・Coincheck
・DMM Bitcoin
・bitFlyer

※情報は、2024年5月2日時点です。

ネム(XEM)の現在の価格は¥5.545、時価総額は¥48,314,859,559

(時価総額ランキング 189位)と、時価総額は少ないですが、注目度の高い仮想通貨です。

ちなみに、よく間違いやすいですが、ネムはブロックチェーン技術を利用したプラットフォームの名称のことであり、トークン名はXEMです。

ネム(XEM)はコンセンサスアルゴリズムに「PoI(Proof of Importance)」を採用しているのが特徴的です。

ネム(XEM)を取り扱っている国内取引所は、以下の通りです。

  • Coincheck

  • DMM Bitcoin

  • bitFlyer

海外取引所でも購入可能ですが、金融庁に登録された国内の取引所から購入する方が安全面が考慮されています。

仮想通貨ネム(XEM)の特徴3選

次にネム(XEM)の特徴を3つ紹介していきます。

  • 高速かつ低コストな取引

  • 独自トークンの発行

  • コンセンサスアルゴリズムに「PoI」を採用している

それでは、1つずつ見ていきましょう。

驚異的な処理速度

ネム(XEM)が誇る最大の特徴は、その驚異的な処理速度です。従来のブロックチェーンでは、取引処理に数分〜数時間かかる場合もありますが、ネムでは独自の技術「CAT(Catapult)」を採用することで、処理速度を大幅に向上させています。

  • CAT:並列処理を可能にするマルチシグネチャ技術や、取引手数料を削減するハーベストと呼ばれる仕組み

CATを導入することで、毎秒数百〜数千件の取引処理を実現しています。

高速処理速度によるメリットは主に以下の2点です。

  • 取引完了までの時間が短縮されるため、ユーザーの利便性が大幅に向上。

  • ネットワークの混雑にも強く、今後利用者が増えたとしても、スムーズな取引が可能。

さらに、高速処理速度は、新たなビジネスモデルの創出にもつながります。例えば、少額決済やリアルタイム性の高いゲームやアプリケーションなど、従来のブロックチェーンでは実現が難しかったサービスも、ネム(XEM)なら可能となります。

独自トークンの発行

ネム(XEM)は、独自のトークン発行機能を備えています。独自トークンの発行機能は、企業や個人ユーザーが、ビジネスやプロジェクトに特化したトークンを簡単に作成・管理することを可能にし、ネム(XEM)を単なる決済手段以上の存在へと期待されています。

また、ネム(XEM)は、高度なカスタマイズ性も備えています。

トークンの名称、シンボル、総供給量、配布方法などを自由に設定可能です。そのため、発行者のニーズや目的に合わせて、最適なトークンを設計できるので、カスタマイズ性が高いです。

コンセンサスアルゴリズムに「PoI」を採用している

ネム(XEM)は、他の多くの仮想通貨とは異なり、独自のコンセンサスアルゴリズムである「PoI(Proof of Importance)」を採用しています。

  • PoI:取引量に基づいてブロックを生成する権利を決定するアルゴリズム

つまり、ネムネットワークに貢献するほど、ブロックを生成する機会が多くなり、報酬を得られる可能性が高くなります。

PoIを採用するメリットは以下の通りです。

  • 省エネ性:マイニングに大量の電力を必要とするPoW(Proof of Work)とは異なり、非常に省エネ性が高い。

  • 公平性:大量の資本を持つマイナーが有利になるPoWとは異なり、PoIはすべてのユーザーにとって公平になっている。

  • セキュリティ:PoIは、二重支出攻撃などの攻撃に対して高い耐性を持っている。

仮想通貨ネム(XEM)の現在の価格動向

では、そんなネム(XEM)の現在の価格動向について見ていきましょう。

リリース時の2016年1月時点では、ほぼ価値のない状態で上場したため、注目はされていませんでした。

そんな中、2018年1月には、過去最高値である¥211($1.87)を記録し、ネム(XEM)ブームが到来しました。

その後は、数円程度に急落し、ネム(XEM)の低迷期突入。

しかし、2021年3月には約¥76まで高騰し、ネム(XEM)再ブーム到来となりました。

しかし、2021年に入ってから値動きが落ち着き、数円程度で低迷しています。

2024年5月2日現在の価格は、¥5.545です。

2024年5月2日現在の価格は、¥5.545です。

ネム(XEM)が高騰・暴落した要因

では、一体なぜネム(XEM)が高騰・暴落となりブームが到来したのでしょうか。

  • 【高騰】仮想通貨バブル

  • 【暴落】XEMの大量流出事件

それでは、詳しく解説していきます。

【高騰】仮想通貨バブル

2017年末から2018年初にかけて、仮想通貨市場全体がバブル状態に突入しました。投資家心理の高まりや、新規参入者の増加などが、バブルを加速させました。

これに伴い、ネム(XEM)も同様に高騰したと言えます。

また、ネム(XEM)は、CAT機能を持っているため、企業や個人による独自のトークン発行を可能にし、ネム(XEM)のプラットフォームの活用促進につながったことも要因と言えるでしょう。

【暴落】Coincheck大量流出事件

ネム(XEM)の暴落は、2018年1月に起きた「Coincheck大量流出事件」が影響しています。

2018年1月、仮想通貨取引所の「Coincheck」がハッキングされ、約580億円の仮想通貨が流出し、仮想通貨バブル崩壊ともいえる事件です。

この事件は、当時の大ニュースともなり、多くの投資家が影響を受けました。

そして、バブル崩壊に伴ってネム(XEM)の高騰も終わりを告げ、大短期間で大暴落となったのです。

仮想通貨ネム(XEM)の今後の展望

ここからは、ネム(XEM)の今後の展望について見ていきましょう。

  • 処理速度が速いので決済方法として採用されやすい

  • 「mijin」の実用化に期待

今後、ネム(XEM)がどうなるのか皆さんも考えてみてくださいね。

処理速度が速いので決済方法として採用されやすい

ネム(XEM)の取引処理速度は圧倒的に速く、決済手段としての利便性を飛躍的に向上させる可能性を秘めています。

ネム(XEM)は、2021年3月17日に「Catapult」と呼ばれる独自のブロックチェーン技術を採用するアップデートが行われ、毎秒数千件もの取引を処理できるようになりました。

これは、ビットコインやイーサリアムといった主流の仮想通貨と比べて数十倍から数百倍も速い速度です。

この特徴を活かして、オンラインショッピングやリアル店舗での支払いなど、日常的な決済シーンにおいて、ネム(XEM)のような高速処理性能を持つ仮想通貨が普及すれば、決済時間の短縮や処理手数料の低減など、様々なメリットが期待できます。さらに、国際送金やマイクロペイメントといった、従来の決済手段では難しかった分野においても、ネム(XEM)は革新的なソリューションを提供する可能性が高いと言えます。

ネム(XEM)は積極的にマーケティング活動やコミュニティ育成に取り組んでいるため、今後さらに認知度と利用者数が拡大していくと決済方法としての採用が期待されます。

「mijin」の実用化に期待

ネム(XEM)は、Catapult上に構築されたプライベートブロックチェーンである「mijin」が注目されています。

  • mijin:世界88カ国の企業や金融機関向けに開発されたプラットフォームであり、高いセキュリティとスケーラビリティを実現

そんなmijinの実用化が進むことで、ネム(XEM)は様々な分野で活用される可能性があります。

例えば、サプライチェーン管理、金融サービス、医療情報管理など、様々な業界で革新的なソリューションが誕生するかもしれません。

現在の普及率では、「mijin」の実用化の実現は難しいですが、その技術力とコミュニティの熱意は非常に高く、仮想通貨業界で今後の成長が期待されています。

mijinの実用化が成功すれば、再度ネム(XEM)ブームが到来するでしょう。

仮想通貨ネム(XEM)に関するよくある質問

最後にネム(XEM)に関するよくある質問について解答していきます。

  • ネム(XEM)はどこで買えますか?

  • ネム(XEM)の特徴は?

  • 現在のネム(XEM)の価格は?

それでは、1つずつ見ていきましょう。

仮想通貨ネム(XEM)はどこで買えますか?

ネム(XEM)は、国内・海外の仮想通貨取引所で購入できます。

ネム(XEM)を取り扱っている国内取引所は、以下の通りです。

  • Coincheck

  • DMM Bitcoin

  • bitFlyer

海外取引所でもネム(XEM)を扱っていますが、金融庁に登録された取引所で購入する方が安全性が考慮されているので、国内取引所を推奨します。

仮想通貨ネム(XEM)の特徴は?

仮想通貨ネム(XEM)の特徴は、従来のブロックチェーンよりも速い処理速度です。通常の取引処理では数分〜数時間かかりますが、ネムは独自の技術「CAT(Catapult)」を採用しているため、速い処理速度を実現しています。

また、独自のコンセンサスアルゴリズムである「PoI(Proof of Importance)」を採用しているのも特徴の1つです。

現在の仮想通貨ネム(XEM)の価格は?

現在の価格は、¥5.545です。

なお、価格は2024年5月2日時点のものであり、今後価格が大きく変動する場合があるので注意しましょう。

仮想通貨ネム(XEM)まとめ

今回は、暗号資産ネム(XEM)の特徴や将来性などについて解説しました。

再度、ネム(XEM)についておさらいしてみましょう。

名称

XEM

特徴

・驚異的な処理速度
・独自トークンの発行
・コンセンサスアルゴリズムに「PoI」を採用している

現在の価格

¥5.545

時価総額

¥48,314,859,559

時価総額ランキング

189位

国内取引所

・Coincheck
・DMM Bitcoin
・bitFlyer

※情報は、2024年5月2日時点です。

このように驚異的な処理速度を誇る「ネム(XEM)」は、今後の決済方法やブロックチェーン技術に採用されやすい機能を豊富に備えています。

仮想通貨投資に興味がある方は、ぜひネム(XEM)の購入を検討してみてはいかがでしょうか。

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