ブラックロックの「BUIDL」、3月の分配金は約6億円　トークン化国債ファンドで最高額

ブラックロックのファンド「BUIDL」の運営を担当するセキュリタイズは、2025年3月における分配金が推定417万ドル（約6億円）を超えたことを発表しました。この金額は、トークン化された国債ファンドの1カ月分配金として過去最高となります。これまでの累計分配金額は約2,540万ドル（約37億円）に達しており、BUIDLの成長はブロックチェーン技術を活用した機関投資家向けの利回りに対する高い需要を示しています。

BUIDLは2024年3月にイーサリアムのブロックチェーン上で開始され、今ではソラナを含む7つのブロックチェーンに拡大しています。運用資産残高は2,830億円を超えており、急速な成長を遂げています。BUIDLは、毎月分配金を提供する従来のファンドとは異なり、日々分配金を支払うことで投資家に迅速な再投資機会を提供しています。

また、トークン化された債券市場におけるBUIDLのシェアは、3月3日時点で40%以上を占めており、業界のトップを誇ります。利回りは年率4.5%であり、BUIDLの保有アドレス数は前月比で7.14%増加していることがデータからわかります。

（参考）ブラックロックの「BUIDL」、3月の分配金額は約6億円　トークン化国債ファンドの史上最高額に

イザカヤ編集部

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