AI銘柄が急上昇、トランプ政権の大規模AI投資が背景

22日、仮想通貨ワールドコイン（WLD）は前日比25%増の2.4ドルを記録しました。この背景には、トランプ大統領が大規模なAIインフラ投資計画「Stargateプロジェクト」を発表したことが挙げられます。これは、OpenAIを中心とした77兆円規模の投資構想であり、データセンターの建設を含む幅広い分野での開発が予定されています。

「Stargate」には、OpenAI、オラクル、ソフトバンクが初期出資者として参加し、マイクロソフトやエヌビディアが技術パートナーとして加わっています。このプロジェクトは、AIにおける米国のリーダーシップ確立や数十万の雇用創出を目指しています。投資の規模と内容から、AI関連市場に大きなインパクトを与えました。

ワールドコイン自体が直接的にプロジェクトに関与しているわけではありませんが、AI関連の仮想通貨として再注目されています。同プロジェクトは、サム・アルトマン氏によって設立され、生体認証データと暗号技術を用いたデジタルID基盤の構築を目指しています。

投資戦略家のフアン・レオン氏は「AI投資の推進により、仮想通貨とAIの相乗効果が高まり、米国が技術分野での主導権を確立するだろう」と述べています。最近のミームコインの流行から資金がシフトし、AI関連トークンへの関心が一段と高まっています。

（参考）アルトマン氏のAI銘柄ワールドコインが大幅高、トランプ政権支持の大規模な人工知能投資を受け