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イザカヤ編集部

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2024.11.19

  • 仮想通貨

仮想通貨のコールドウォレットとは?特徴やメリット・デメリットなどを解説

仮想通貨を保管する際に耳にする「ウォレット」。

このウォレットには大きく分けて2種類あり、今回注目するのは「コールドウォレット」です。

コールドウォレットは、インターネットに接続されていない状態で仮想通貨を保管するものです。

インターネットと切り離されているため、ハッキングのリスクが非常に低いのが特徴です。

そんなコールドウォレットにはどんなメリットがあるのか?そして、デメリットはあるのか?について、これから詳しく解説していきます。

仮想通貨のコールドウォレットとは?

コールドウォレットは、インターネットに接続されていないデバイスに仮想通貨の秘密鍵を保管するものです。

インターネットに接続されているウォレットを「ホットウォレット」と言いますが、ハッカーからの攻撃を受けやすく、ウォレットに保管している仮想通貨が盗まれてしまうリスクがあります。

一方、コールドウォレットは、インターネットから切り離されているため、ハッキングされるリスクはほとんどありません。

コールドウォレットの特徴

ここからは、コールドウォレットの特徴について解説していきます。

  • オフライン上で保管できるウォレット

  • ハッキングや不正アクセスのリスクが低い

  • 2種類のウォレットがある

コールドウォレットはハッキングや不正アクセスのリスクが低いので、仮想通貨を安全に保管できます。

オフライン上で保管できるウォレット

コールドウォレットは、オフライン上で保管できるウォレットです。

仮想通貨取引所の秘密鍵を紙やハードウェアウォレットなどのオフライン上で保管するのが特徴です。

そのため、自分以外に秘密鍵を知られる可能性はゼロに近いでしょう。

ハッキングや不正アクセスのリスクが低い

コールドウォレットは、ハッキングや不正アクセスのリスクが低いのが特徴です。

インターネットに接続されているホットウォレットは、常時ハッカーからハッキングされるリスクを抱えており、仮想通貨が誕生してから国内外でハッキング事件が相次いでいます。

国内大手取引所でもハッキング被害に遭っているため、ホットウォレットで仮想通貨を保管するのはリスクが大きいです。

しかし、コールドウォレットは、インターネットに接続しない状態で自分だけ秘密鍵を知っているので、極端にハッキングされにくいです。

2種類のウォレットがある

コールドウォレットには大きく分けて2つの種類があります。

  • ハードウェアウォレット

  • ペーパーウォレット

ハードウェアウォレットは、USBメモリのようなデバイスで保管するウォレットです。

ハードウェアウォレットのメリットは、

  • セキュリティの高さ: インターネットに繋がっていないため、ハッキングのリスクが極めて低い

  • 多機能性: 多くの種類の仮想通貨に対応している

  • 使いやすさ: 初心者でも簡単に使える直感的な操作性

などがあります。

ペーパーウォレットは、仮想通貨のアドレスや秘密鍵を印刷した紙のウォレットです。第三者に知られない限り不正アクセスやハッキングされることはないので、最も安全な保管方法です。

ペーパーウォレットのメリットは、

  • 第三者に知られない: ハードウェアウォレットに比べてアドレスや秘密鍵が知られにくい

  • シンプルさ: 紙とペンさえあれば作成できる

などがあります。

どちらのタイプを選ぶにしても、秘密鍵を絶対に他人に見せないこと、紛失しないように安全な場所に保管することが大切です。

コールドウォレットを利用するメリット

ここからは、コールドウォレットを利用するメリットについて解説していきます。

  • ハッキングのリスクが低い

  • パスワードや秘密鍵の管理がしやすい

ハッキングから避けたい方は、必ずコールドウォレットを利用しましょう。

ハッキングのリスクが低い

コールドウォレットを利用するメリットは、何と言ってもハッキングのリスクが低いことです。

コールドウォレットは、インターネットに接続しないオフラインの状態で仮想通貨のアドレスや秘密鍵を保管するため、ハッキングされることはほとんどありません。

また、仮に取引所自体がハッキングされたとしても、コールドウォレットに保管している情報までは流出しないです。

もちろん、ハードウェアウォレットを紛失させたり、ペーパーウォレットを誰かに知られたりすると、不正アクセスされる可能性はあるので、必ず安全な場所に保管しておきましょう。

パスワードや秘密鍵の管理がしやすい

コールドウォレットは、パスワードや秘密鍵の管理がしやすいです。

複数の仮想通貨取引所を利用している場合、それぞれのパスワードを管理するのは大変ですが、コールドウォレットでは、一つのデバイスで複数の暗号資産を管理できるため、パスワード管理の負担を軽減できます。

コールドウォレットを利用するデメリット

次に、コールドウォレットを利用するデメリットについて解説していきます。

  • 第三者に知られると不正アクセスされやすい

  • 専用デバイスの購入代がかかる

  • 長期的な保管には向いていない

コールドウォレットは、第三者に知られると簡単に不正アクセスされるので、厳重に管理しましょう。

第三者に知られると不正アクセスされやすい

安全に仮想通貨を保管できるコールドウォレットですが、もちろん第三者に知られると不正アクセスされやすいのには変わりありません。

特にハードウェアウォレットやペーパーウォレットを紛失し、第三者に知れ渡ると、簡単にアクセスされてしまいます。

紛失した際にすぐウォレットを削除したり、資産を転送したりすると情報漏洩は極力防げますが、まずは「第三者に知られないこと」が重要です。

そのため、コールドウォレットを利用する際は、まず、秘密鍵は絶対に他人に見せないこと、安全な場所に保管することが重要です。

また、定期的にバックアップを取っておくことも、万が一の事態に備えて有効です。

専用デバイスの購入代がかかる

コールドウォレットの中でもハードウェアウォレットを利用する際は、専用デバイスの購入代がかかります。

専用デバイスの価格は、機能やブランドによって大きく異なります。

一般的に、数千円から数万円程度が相場ですが、高機能なモデルであれば、さらに高額になることもあります。

長期的な保管には向いていない

コールドウォレットは、長期的な保管には向いていません。

その理由としては、紙やデバイスで保管するコールドウォレットは、紛失したり、破損したりする可能性が高いからです。

特にペーパーウォレットは水に塗れたり燃えたりすると、元に戻せなくなり、結果的にウォレットにアクセスできなくなってしまいます。

そのため、定期的にバックアップを取ったり、保管先を複数個用意しておくと安心です。

コールドウォレットを利用する際の注意点

最後に、コールドウォレットを利用する際の注意点について解説していきます。

  • 安全な場所に保管しておく(紛失しないようにする)

  • 第三者や怪しいサイトに秘密鍵を教えないこと

コールドウォレットを利用する際は、秘密鍵等の情報が紛失しないように注意しましょう。

安全な場所に保管しておく(紛失しないようにする)

コールドウォレットを利用する際は、必ず安全な場所に保管しておきましょう。

特にハードウェアウォレットの場合は、紛失しないように持ち運びの際に注意しましょう。

また、定期的にバックアップを取る、複数のコールドウォレットで保管するなどしておくと紛失した際のリスクを抑えられます。

第三者や怪しいサイトに秘密鍵を教えないこと

コールドウォレットを利用する際は、第三者や怪しいサイトに秘密鍵を教えないことが最も重要です。

特に注意したいのは、「怪しいサイト」です。

  • フィッシング詐欺: 公式サイトにそっくりな偽のサイトに誘導され、秘密鍵を入力させられる可能性があります。

  • マルウェア: アクセスされたコンピューターに侵入し、秘密鍵を盗まれる可能性があります。

近年は、SNSを中心に仮想通貨投資詐欺が横行しているため、少しでも怪しいDMが届いたら絶対にURLを開かず、ウォレットアドレスや秘密鍵を入力しないようにしましょう。

イザカヤ編集部

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