バイナンス、アルトコイン5種の上場廃止を発表

バイナンス、5アルトコインの上場廃止を発表

暗号資産取引所バイナンスは、2024年12月10日正午（日本時間）をもって、5種類のアルトコインに関連するすべての現物およびデリバティブ取引を停止すると発表しました。対象となる銘柄は以下の5つです。

• Gifto (GFT)

• IRISnet (IRIS)

• SelfKey (KEY)

• OAX (OAX)

• Ren (REN)

市場価格に影響

今回の発表直後、一部銘柄の価格が急落。RENは前日比-15.8%、GFTは-35.2%、OAXは-36.3%（執筆時点）と大幅な下落が確認されています。取引停止後は流動性の低下により、他の取引所での取引が困難になる可能性もあり、投資家は今後の動向に注意を払う必要があります。

バイナンスの上場廃止ガイドライン

バイナンスは、定期的に上場通貨の評価を実施し、以下の基準に基づき上場廃止を決定します。

• 法的リスク：規制違反の可能性がある場合

• 開発リスク：プロジェクトの進行状況や継続性

• 市場リスク：流動性の低下や時価総額の縮小

• 倫理リスク：相場操縦や詐欺的行為の懸念

また、プロジェクトチームとの定期的な連携を通じて、最新のロードマップやセキュリティ体制を把握し、利用者保護の観点から必要な措置を講じています。

今後の注意点

対象銘柄のホルダーは、バイナンスのサービス停止前に他取引所への移行や売却を検討する必要があります。上場廃止の背景には市場の変化があるため、投資家はリスク管理を徹底することが重要です。

（参考）バイナンス、アルトコイン5銘柄を12月に上場廃止予定