メタプラネット、BTC戦略強化へ新アドバイザー就任

株式会社メタプラネットは、ビットコイン業界で高い知名度を誇るデイビッド・ベイリー氏が同社の戦略顧問委員会に加わることを明らかにしました。ベイリー氏は、ビットコイン情報を専門とする「ビットコイン・マガジン」の母体であるBTC Inc.の最高経営責任者を務めるほか、世界的な規模を誇るビットコイン・カンファレンスの開催も手掛けています。これまでに10年以上にわたってメディア運営や投資、コミュニティ形成を通じ、ビットコインの教育や企業導入、金融のイノベーションに寄与してきました。

ベイリー氏の指導のもと、ビットコイン・マガジンは世界有数の専門メディアとして確固たる地位を築き、関連カンファレンスもグローバルな業界関係者や政策決定者が一堂に会する場へと成長しました。その経験と実績がメタプラネットの今後の展開に大きな後押しとなると期待されています。

メタプラネットの代表取締役であるサイモン・グロヴィッチ氏は、ベイリー氏のこれまでの活動を高く評価し、同氏の知見とネットワークがビットコインを中核とした同社の事業拡大にとって非常に重要な役割を果たすと述べました。メタプラネットは、2023年12月にビットコイントレジャリー事業の開始を決議し、それに先立って同年11月には「Bitcoin Magazine Japan」の独占運営権も取得しています。

ベイリー氏自身も、メタプラネットのビジョンに共感しており、「ビットコインの普及において資本市場の橋渡しを担うことは極めて意義深い。メタプラネットはその最前線に立っており、今回の参画を光栄に思う」とコメントしています。同氏の参加により、同社はアドバイザリーボードの陣容をさらに強化し、ビットコイン蓄積の推進や新たな金融商品開発によって、株主への長期的な価値提供を目指しています。

さらにメタプラネットは、2025年3月にエリック・トランプ氏を同じく戦略顧問委員として迎えており、著名人の起用によってグローバル展開への布陣を整えている状況です。同社は、直近では5,000BTCという保有量を達成し、追加購入も実施するなど、ビットコイン事業における本格的な成長路線を鮮明にしています。

（参考）メタプラネット、ビットコイン・マガジンのCEOをアドバイザーに迎え、BTC戦略を強化