🍶 IZAKA-YA経済談義

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イザカヤ編集部

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2025.03.30

  • 仮想通貨ニュース

ビットコイン、8万2000ドルに下落──マクロ経済懸念でリスク資産回避

暗号資産市場は過去数時間で急激な下落を見せ、ビットコイン(BTC)は過去24時間で約3%減の8万2000ドルとなりました。エックス・アール・ピー(XRP)、ビルドアンドビルド(BNB)、ソラナ(SOL)などの主要アルトコインも同期間に4~5%の下落を記録しています。CoinDesk 20 Index(CD20)に代表される暗号資産市場全体も約3.3%下落し、ビットコインの今週のパフォーマンスは1.7%の下落、CD20は約5%の下落となりました。

CoinGlassのデータによれば、過去24時間で中央集権型暗号資産取引所において3億ドル以上のロングポジションが清算され、一方でショートポジションは3880万ドル清算されました。

この下落は、トレーダーの間でリスク回避の動きが広がった結果と考えられます。投資家は、4月2日に発効予定のドナルド・トランプ大統領の相互関税の影響を予測しています。さらに、29日に発表されたコアPCE(個人消費支出)データが予想を上回ったことも、この動きを加速させました。

今週発表された消費者信頼感指数は予想以上に低下し、将来期待指数は12年ぶりの低水準となり、差し迫った景気後退を示す水準を大きく下回りました。

これらの要因が重なり、投資家はリスク資産へのエクスポージャーを減らし、安全資産への逃避が見られました。CoinDesk Dataの最新のステーブルコインレポートによれば、金担保型暗号資産はこのリスクオフの動きの恩恵を受け、時価総額は3月に14億ドルを超えました。

実際、金担保型暗号資産は市場の弱気トレンドに逆行しています。CD20が過去24時間で3%以上下落する中、パックスゴールド(PAXG)やテザーゴールド(XAUT)などの暗号資産は0.7%上昇し、価格は3100ドルを超えました。これらの暗号資産は年初来で18%以上上昇しているのに対し、ビットコインは12.5%下落し、CD20は28%下落しています。

このように、マクロ経済の不安定さや投資家のリスク回避姿勢が、暗号資産市場全体の低迷を引き起こしていると考えられます。

(参考)ビットコイン、8万2000ドルに下落──マクロ経済への懸念でリスク資産を回避

イザカヤ編集部

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