ストライプ、アプトスで暗号資産サービスを開始──USDコインも対応へ

決済プラットフォームを提供するストライプ（Stripe）は、アプトス（Aptos）上で暗号資産サービスを展開することを明らかにしました。これにより、アプトスユーザーは暗号資産対応のウォレットを通じて、法定通貨をUSDコイン（USDC）に直接変換できるようになります。これまではアプトスで利用可能なUSDCはブリッジ版に限定されていましたが、サークル（Circle）が提供するクロスチェーン転送プロトコル（CCTP）の採用により、ネイティブ版USDCの利用が可能になる予定です。

さらに、ストライプの暗号資産部門責任者であるジョン・イーガン氏は、「アプトスのサポートにより、グローバルな資金フローが効率化され、特に国境を超えた決済を必要とする小売業者やクリエイターに大きなメリットがもたらされる」と述べています。

ストライプはこれに先立ち、今年、ステーブルコイン決済企業ブリッジ（Bridge）を11億ドルで買収し、ブロックチェーン技術を活用したグローバル決済の強化を図っていました。今回のアプトスでのサービス拡大は、同社の暗号資産分野における戦略の一環といえるでしょう。

（参考）アプトスに決済大手ストライプが暗号資産サービスを提供──サークルのUSDコインもローンチ

イザカヤ編集部

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