バイナンスがDeFi銘柄「VELO」新規上場、価格3倍の急騰

バイナンスの新規上場発表と価格急騰

バイナンスは12月13日、Velodrome Finance（VELO）を新規に上場すると発表しました。この発表により、VELOの価格は一気に3倍以上に急騰し、投資家や市場関係者から大きな関心を集めました。

VELOとは何か？

Velodrome Financeは、イーサリアム（ETH）の主要なレイヤー2ネットワークである「Optimism」を基盤としたDeFiプラットフォームです。そのガバナンストークンであるVELOは、プラットフォームの運営に必要な意思決定に使われるほか、投資家がエコシステムに参加するための重要なツールとなっています。現在、VELOの時価総額は約370億円に達し、プラットフォーム全体のロックアップ資産総額（TVL）は150億円規模となっています。

バイナンスの上場戦略

バイナンスはここ最近、マイナー銘柄の上場を積極的に進めています。11月には、ミームコイン「PNUT」を上場させ、その価格が数日間で20倍以上に高騰するなど、市場に大きなインパクトを与えました。こうした戦略は、取引所としての魅力を高めると同時に、新興プロジェクトに対するサポートとしても注目されています。

今後の展望

VELOの上場は、Optimismエコシステム全体の成長を後押しする可能性があります。また、バイナンスが今後も類似のプロジェクトを上場させることで、暗号資産市場にさらなる活気がもたらされるでしょう。

（参考）バイナンス、DeFi銘柄「VELO」新規上場　価格が約3倍暴騰