イザカヤ編集部
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2025.05.08
仮想通貨ニュース
東京・四谷にて、ビットコインの認知拡大と理解促進を目的とした新たな施設「Tokyo Bitcoin Base(TBB)」が開設されました。最寄りの四ツ谷駅から徒歩5分ほどの立地にあるこの施設は、地上4階・地下1階建てで、イベントホールやシェアオフィス、コワーキングスペースなどを完備しています。国内外のビットコイン関係者が集う場所として設計されており、今後は宿泊施設の併設も検討されているとのことです。
開業に際しては、施設の象徴として設置された「サトシ・ナカモト像」の除幕式も行われ、来場者の注目を集めました。この像は、ビットコインの創設者とされるナカモト氏が日本由来の名前を使っていたことにちなんでおり、日本とビットコインとのつながりを象徴する存在として設置されたといいます。
運営を手がける株式会社BH Tokyoの代表・川合林太郎氏によれば、TBBの設立背景には「ビットコインに実際に触れられる物理的な場の必要性」があったといいます。日本では依然として仮想通貨に対する不信感が残っている中、現実世界での体験や対話を通じて、ビットコインの本質を伝えたいという思いが根底にあるとのことです。
施設のコンセプトは、「ワクワク、ほっこり、バリバリ」の3つのキーワードで表現されています。「ワクワク」は、勉強会やミートアップを通じた学びの体験を指し、「ほっこり」は、リラックスできる空間での人との交流を意味します。そして「バリバリ」は、ビジネスシーンに対応した本格的な作業スペースを提供するという意味を持ちます。最上階にはルーフトップバーも用意され、仕事終わりのひとときにも利用できるよう工夫されています。
オープニングイベントには、ビットコイン支持者として知られるJan3社のサムソン・モウCEOをはじめとする著名人も登場。国内外のビットコイン関係者が集い、量子コンピューターの影響など高度な議論も交わされ、TBBが専門家同士の知的交流の場としても機能することが期待されています。
川合氏は、日本におけるビットコインの普及について、「かつては世界一の取引量を誇った日本が、今では後れを取っている」と指摘。その要因として、言語の壁や文化的な価値観の違いがあると述べています。その一方で、ビットコインは単なる投資商品ではなく、通貨の本質を考える手段であり、長期的な視点での理解が重要だと強調しました。
TBBは今後、初心者が学びを始める入り口として、また専門家が議論を深める場として、日本におけるビットコイン文化の再構築を目指します。政府や自治体にも働きかけ、ビットコインを「価値の保存手段」として社会に根づかせることを目指していくとのことです。
最後に川合氏は、「価格の変動に一喜一憂するのではなく、ビットコインの本質に目を向けてほしい」と呼びかけました。TBBは、仮想通貨の可能性を正しく理解し、未来の通貨の在り方を考える場として、多くの人にとって価値ある存在となることが期待されています。
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