イザカヤ編集部
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2025.05.02
仮想通貨ニュース
ソニーグループが手がけるブロックチェーンネットワーク「Soneium(ソニューム)」は、2025年4月30日、RWA(Real World Asset=現実資産)のトークン化プロジェクト「Plume(プルーム)」とパートナー契約を締結したことを公表しました。
この提携により、Plumeが提供する米国債などを活用した金融商品の利回りを、ソニュームのプラットフォームを通じてユーザーがより手軽に享受できるようになります。両者は、RWA関連商品を一般化させるための重要な取り組みであると位置づけており、今後も協業体制を強化していく方針です。
RWAとは、従来の金融資産や実物資産をブロックチェーン上にトークン化して管理・取引可能とする概念であり、不動産や美術品、株式、債券などが対象となります。近年ではブロックチェーン技術の実用化の文脈で注目を集めており、その市場規模は今後大幅な成長が見込まれています。
Plumeは、こうしたRWAを扱うために設計されたモジュール型のブロックチェーンインフラを提供しており、イーサリアムと互換性を持つ点が特徴です。さらに、Plumeの相互接続技術「SkyLink」を活用することで、ソニュームを含む複数のL2ネットワークとシームレスに連携可能な構造を構築しています。
実際、Plumeは2025年1月に、Solana(ソラナ)など18種類のブロックチェーンとの接続計画を発表しており、今回のソニュームの追加により、その接続網は一層拡大することになります。
PlumeのCEOであるクリス・イン氏は今回の提携に際し、ユーザーがどのブロックチェーンにいても安定した利回りを得られる環境の重要性を強調し、ソニュームとの連携はオンチェーン資産運用の進化にとって重要な転機になるとの見解を示しました。
Plumeは現在テストネット段階にあるものの、RWAトークン化エンジン「Arc」や独自のステーブルコイン「Plume USD(pUSD)」の開発を進めるなど、プロダクトの拡充にも取り組んでいます。先月には、大手投資ファンドであるアポロ・グローバルから多額の資金調達を実施したことも公表されており、業界内での存在感を強めています。
RWAのトークン化市場は、2033年までに2,800兆円規模にまで成長すると予測されており、Plumeはこの領域での中心的な存在を目指しています。今回のソニュームとの提携は、RWAfi(RWA×DeFi)を牽引する動きの中でも注目すべき進展といえるでしょう。
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