イザカヤ編集部
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2024.11.13
仮想通貨
「メタマスクって安全に利用できる?」
「メタマスクを利用するメリット・デメリットについて知りたい」
メタマスクを初めて使う方の中には、「本当に安全なの?」と心配されている方も多いと思います。
メタマスクとは、仮想通貨を保管するためのデジタルウォレットですが、安全なのかを事前に知りたいですよね。
そこで、本記事ではメタマスクの特徴やメリット・デメリットをわかりやすく解説し、安全性についても詳しくご紹介します。
早速ですが、結論から言うと、メタマスクの安全性は高いと言えます。
メタマスクの安全性が高い理由は、以下の通りです。
ユーザーの秘密鍵はデバイス内で暗号化され保存されるため、外部からのアクセスが困難
万が一デバイスを失った場合でも、シードフレーズ(ウォレットの復元に必要なキーワード)を安全な場所にメモしておけば、暗号資産を復元できる
IDやパスワードをサーバー上で管理する一部のWebウォレットと比べて、ハッキングなどのリスクを抑えやすい
秘密鍵やアカウント情報をユーザー自身が管理するため、運営サイドの不祥事による資産の損失を防ぐことができる
メタマスクの安全性が高いと言われるのは、ユーザー自身が64桁の英数字で構成されている秘密鍵を管理できるため、第三者に知られることがなければ、資産が盗まれるリスクは非常に低いと言えるでしょう。
しかし、安全性は高いものの必ず安全かというとそうではありません。
サイバー攻撃やシークレットリカバリーフレーズを第三者に知られると個人情報や資金が盗まれるリスクがあるので、十分注意しておく必要があります。
次に、メタマスクの特徴について解説していきます。
ガス代を自由に設定できる
仮想通貨の送受信、交換ができる
セキュリティ対策が万全
メタマスクだけで仮想通貨の送受信や交換ができるので、仮想通貨取引をする方は利用すると便利です。
メタマスクは、イーサリアムネットワーク上で取引する際にガス代と呼ばれる手数料を支払う必要があります。
できるだけ早く取引したい方は、ガス代を高くすると取引が優先されますが、ガス代分は引かれるので、注意が必要です。
しかし、急いでいない取引であれば、ガス代を下げて費用を抑えることも可能です。
メタマスクでは、このガス代を自由に設定できるため、無駄な出費を抑え、より効率的に仮想通貨の取引ができます。
メタマスクさえあれば、仮想通貨の送受信、交換ができます。
国内取引所の場合、別の取引所を利用して仮想通貨を交換する必要がありますが、メタマスクを使えば、この手間を省くことができます。
また、QRコードを共有するだけで手軽に仮想通貨の送受信ができるので、セキュリティ面も安全です。
メタマスクは、セキュリティ対策が万全です。
メタマスクを作成する際に、一人ひとりに12個の単語のシークレットリカバリーフレーズが配布され、正しい順番に並べ替えないと、アクセスできない仕様になっています。
そのため、第三者からの不正アクセスのリスクも少なくなります。
また、各アカウントに64桁の英数字で構成された「秘密鍵」も配布されます。
秘密鍵を確認するには、先ほどのシークレットリカバリーフレーズを入力する必要があるため、第三者に知られない限り、アクセスされる可能性はゼロに近いでしょう。
ここからは、メタマスクを利用するメリットについて解説していきます。
仮想通貨を安全に管理できる
ガス代を自由に設定できる
メタマスク内で仮想通貨の売買ができる
ハッキングの被害に遭いにくい
さまざまなプラットフォームに対応している
メタマスクは、ガス代を自由に設定できるので、少しでも資金を減らしたくない方は、ガス代を抑えましょう。
メタマスクは、仮想通貨を安全に保管できる便利なサービスです。
メタバースやNFTゲームをする方にとっては、メタマスクを使えば仮想通貨やNFTを安全に保管できます。
メタマスクは、様々な仮想通貨やNFTなどを1つのアカウントにまとめて管理もできるので、複数の秘密鍵を覚える必要もありません。
しかし、万が一に備えて複数銘柄やNFTアイテム毎にアカウントを分けて保管するのが最も安全でセオリーです。
メタマスクは、イーサリアムネットワーク上で取引する際に支払うガス代を自由に設定できます。
取引を急ぐ場合はガス代を多めに設定することで、優先されより早く取引ができます。
一方、取引を急がない場合は、ガス代を少なめにしてコストを抑えることができます。
また、取引する時間帯によってガス代は異なるので、事前に調べておく必要があります。
そのため、頻繁に取引する方は、取引毎にガス代を調整しましょう。
メタマスクさえあれば、メタマスク内で仮想通貨の売買ができます。
そのため、仮想通貨取引所の口座開設をしなくても取引ができますが、全ての銘柄に対応していないため、メタマスクと同時に仮想通貨取引所の口座開設を済ませておくと便利です。
メタマスクは、ハッキングの被害が少ないことで有名です。
メタマスクは、一人ひとりにシークレットリカバリーフレーズと秘密鍵が配布されるので、万が一不正ログインされてもシークレットリカバリーフレーズと秘密鍵を知られない限り、資金が流出する心配はないでしょう。
しかし、必ず安全とは言い切れないので、パスワードやシークレットリカバリーフレーズ、秘密鍵は紙に書いて厳重に保管しておきましょう。
メタマスクは、さまざまなプラットフォームに対応しています。
仮想通貨取引だけではなく、マーケットプレイスでNFTの売買などにも対応しています。
そのため、NFTゲームやNFTアートなどをする方は、メタマスクは必須と言っても過言ではありません。
ここからは、メタマスクを利用するデメリットについて解説していきます。
シークレットリカバリーフレーズが盗まれると、資金が流出する
ウォレットに対応している仮想通貨の種類が少ない
セキュリティ対策が万全ではない
メタマスクのシークレットリカバリーフレーズを紛失すると、再ログインや機種変更ができないので、必ず厳重に保管しておきましょう。
メタマスクは、シークレットリカバリーフレーズが盗まれた場合、保有している暗号資産が全て流出してしまう可能性があります。
シークレットリカバリーフレーズは、メタマスクのアカウントを復元したり、機種変更の際に使われるパスワードのようなものですが、第三者に知られると簡単にアクセスされてしまいます。
特に、シークレットリカバリーフレーズをスクリーンショットしていたり、スマホやパソコンのメモに記録している場合は要注意です。
万が一、スマホやパソコンがマルウェア感染した場合、シークレットリカバリーフレーズが盗まれるので、できるだけ紙に保存するようにしましょう。
メタマスクは、ウォレットに対応している仮想通貨の種類が少ないのがデメリットです。
メタマスクで扱えるのは、主にイーサリアムと互換性のあるトークンです。
つまり、他の仮想通貨を保管したり取引したい場合は、仮想通貨取引所などの別のウォレットを用意する必要があります。
また、新しい仮想通貨が登場した場合、メタマスクで取り扱えるまで待つ場合があるので、メタマスクを利用する際は、同時に仮想通貨取引所の口座開設も進めておきましょう。
メタマスクは、セキュリティ対策が万全ではないのがデメリットです。
シークレットリカバリーフレーズや秘密鍵は利用者が管理するため、比較的安全ですが、メタマスク自体がハッキングに遭った場合は、個人情報や資金が流出するリスクもあります。
最後に、メタマスクを利用する際の注意点について解説していきます。
確実に安全とは限らない
セキュリティ対策を万全にしておく
メタマスクは、確実に安全とは限らないので、利用する際にはセキュリティ対策を万全にしておきましょう。
先ほどもお伝えしましたが、メタマスクは確実に安全とは限りません。
特に、シークレットリカバリーフレーズと秘密鍵が第三者に知られると、セキュリティ対策を万全にしていても不正ログインされる上、ログインパスワードが変更されたりするので、厳重な保管が重要です。
そのため、ログインパスワードを定期的に変更するようにしましょう。
メタマスクを利用する際には、セキュリティ対策を万全にしておく必要があります。
まず、シークレットリカバリーフレーズの管理が最も重要です。
シークレットリカバリーフレーズは、ウォレットへアクセスする際の重要なパスワードなので、紛失したり、第三者に知られてしまうと、資産が不正に引き出されてしまう可能性があります。
シークレットリカバリーフレーズは、絶対に他人に見せたり、オンライン上に保存したりしないようにしてください。
シークレットリカバリーフレーズは、紙に手書きで記録し、保管しましょう。
また、フィッシング詐欺にも注意が必要です。
メタマスクを装った偽のウェブサイトやメールに誘導され、個人情報を盗まれるケースが年々増加しています。
そのため、不審なリンクをクリックしたり、個人情報を要求されたりした場合には、無視したりブロックしたりしましょう。
さらに、定期的なパスワード変更や、二要素認証の導入も有効なセキュリティ対策なので、行いましょう。
イザカヤ編集部
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