Binance Payが日本で提供開始！暗号資産56銘柄に対応し手数料無料

日本での「Binance Pay」サービス開始

Binance Japanは、暗号資産の即時送金が可能な「Binance Pay」の国内提供を正式に発表しました。対応する暗号資産はビットコインやイーサリアムを含む全56銘柄。送金時には、受取人のユーザーIDや連絡先、QRコードの利用だけで簡単に送金を完了でき、これまで必要とされていたウォレットアドレスの入力が不要です。

サービスの特長として、手数料無料で利用できることや、24時間年中無休での対応が挙げられます。ただし、月間14万ドル（約2100万円）以上を超える送金には手数料が課されます。

さらなる発展計画

Binance Japanの千野剛司代表取締役は、「国内の小売決済への対応も視野に入れており、サービス拡充を進めていく」とコメントしました。具体的な導入時期は未定ながら、パートナーシップの可能性も含め、将来の市場拡大を目指しています。

Binanceの世界的な取り組み

Binance Payは2021年にグローバル展開を開始し、これまでに個人間送金や店舗決済で1530億ドル以上の取引実績を達成しています。国外では300を超える暗号資産に対応しており、80銘柄以上で店舗決済が可能です。現在、Binanceは180以上の国や地域で1億8500万人以上のユーザーを抱え、日次取引規模は650億ドルに達しています。

日本市場での展開は2023年8月に始まり、国内規制を順守した独自プラットフォームを提供。Binance Payの導入により、さらに利便性の高い暗号資産エコシステムの構築が期待されます。

（参考）Binance Pay日本開始、56銘柄の暗号資産を即時送金可能に　基本手数料無料