イザカヤ編集部
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2025.03.14
仮想通貨ニュース
ラテンアメリカにおける主要な暗号資産取引所であるメルカド・ビットコインは、ポリゴン・ラボとの戦略的提携を発表しました。この協力関係は、現実資産(RWA)のトークン化を促進し、2025年末までに2億ドル以上のRWA資産を発行することを目指しています。
提携の主な目的は、ポリゴンのブロックチェーン技術をトークン化プロセスに導入し、取引コストの削減や決済時間の短縮を実現することです。これにより、機関投資家にとってより堅牢で効率的なエコシステムを構築し、新たな市場機会を創出することが期待されています。
メルカド・ビットコインは、すでにRWAトークン化サービスを提供していますが、今回の提携によりその範囲と利便性を拡大することを目指しています。特に、銀行などの従来型金融機関を介さずに、機関投資家やファンドが企業や個人に対して直接融資を行う非公開の貸付資産であるプライベートクレジットのトークン化に重点を置いています。
ポリゴンのインフラを活用することで、取引コストの削減や決済時間の短縮が期待されます。ポリゴン・ラボのマーク・ボワロンCEOは、「この提携により、ポリゴンはRWAの信頼できるネットワークとして強化される。企業債務や売掛金などの機関資産をブロックチェーン上で提供することで、よりアクセスしやすくなり、流動性も高まる」と述べています。
メルカド・ビットコインは2019年以来、約1億8,000万ドルに相当する340以上のトークン化商品を発行してきました。これには、債券商品、デジタル資産の厳選ポートフォリオ、トークン化株式、収益分配商品、仮想通貨保有者向けの利回り創出商品などが含まれます。さらに、2月にはRWA特化のレイヤー1ブロックチェーンであるプルーム・ネットワークと提携し、4,000万ドル相当のトークン化資産を発行する計画も発表しています。
RWAトークン化は、既存の金融市場と暗号資産市場をつなぐものであり、分散型金融(DeFi)市場の拡大や各資産の流動性向上、取引コスト低下など、さまざまな面で期待されています。世界最大手の資産運用会社であるブラックロックが米国債トークン化ファンド「BUIDL」を立ち上げ、その運用資産が10億ドルを突破したことは、その成長を象徴しています。
今回のメルカド・ビットコインとポリゴン・ラボの提携は、RWAトークン化のさらなる普及と、金融市場の革新を促進する重要なステップとなるでしょう。
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