イザカヤ編集部
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2025.05.28
仮想通貨ニュース
米国市場におけるビットコインの現物ETFは、5月19日から23日の間に250億ドル、日本円にしておよそ3.6兆円という出来高を記録しました。これは2024年に入ってからの取引量としては最大で、昨年12月第3週の約260億ドルに次ぐ規模となっています。該当週は、ビットコインの価格が11万ドルを超え、史上最高値を更新するという背景もあり、ETF市場の取引も活発化しました。
資金流入の面では、同期間中に27.5億ドル(約3,920億円)の純流入が確認されており、これは2024年1月にETFが登場して以来、3番目に大きな資金移動となります。この数字からも、投資家の関心が依然として高いことがうかがえます。
個別銘柄では、世界最大の資産運用会社であるブラックロックの提供する「IBIT」が特に注目されました。同ETFは現在、ビットコイン現物ETFの中で最大の保有量を誇っており、ブルームバーグのETFアナリストであるエリック・バルチュナス氏は、同社の保有規模がビットコイン創設者サトシ・ナカモト氏に次いで世界第2位に達したと述べています。
このような市場の盛り上がりとは裏腹に、依然として金融政策や国際情勢に対する不透明感は残されています。例えば、米連邦準備制度理事会(FRB)の政策や米政権による通商措置、さらに地政学的リスクなどが投資家心理に影響を与える可能性も指摘されています。それでも、現物ETFを通じた投資や企業による保有の拡大が、ビットコイン価格の押し上げ要因となっているとの見方が一般的です。
また、ビットコインだけでなく、イーサリアムの現物ETFも堅調な動きを見せています。先週のイーサリアムETFの出来高は25.2億ドル(約3,595億円)に達し、資金流入は2.5億ドル(約354億円)となりました。こちらも2024年に入ってから3番目の取引量、2番目の純流入規模を記録しており、アルトコイン市場にも一定の資金が集まりつつある状況です。
このように、主要な暗号資産に対するETF投資の広がりは、仮想通貨市場全体の活況を示す重要な指標となっています。今後も各ETFの動向や市場環境の変化には注目が集まりそうです。
イザカヤ編集部
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