🍶 IZAKA-YA経済談義

最新のトレンドや戦略をキャッチアップするための必読コラム

イザカヤ編集部

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2025.05.25

  • 仮想通貨ニュース

HYPEトークンが最高値更新、建玉総額も過去最大に

分散型永続取引所であるHyperliquidが提供するトークン「HYPE」は、5月23日に37.24ドルの史上最高値を記録しました。直近24時間では14.5%の価格上昇、1週間で37.7%、1カ月でおよそ94%という著しい上昇率となっています。しかし、同日にアメリカのトランプ前大統領による関税に関する発言が伝わったことで、一時的に価格が下落し、記事執筆時点では34ドル付近で取引されています。

HYPEの急騰を支えた要因の一つが、Hyperliquidプラットフォーム全体における建玉(Open Interest, OI)の急拡大です。仮想通貨デリバティブ情報を提供するCoinGlassのデータによれば、OIは93億ドルに到達し、これまでの最高記録である80億ドルを大幅に更新しました。これは、取引所利用者によるポジションの増加が背景にあると見られています。

個別通貨ごとの建玉では、ビットコインが47億ドルで最も高く、次いでイーサリアムが12億ドル、HYPE関連の契約が7.2億ドルに達しています。ビットコインは5月23日、112,000ドル付近まで値上がりし、それに連動してデリバティブ市場への関心も高まりました。

また、市場で注目されたのが、著名トレーダーとして知られる「moonpig」ことジェームズ・ウィン氏による大規模な取引です。同氏は最大40倍のレバレッジを用いて、およそ10億ドル分のビットコインロングポジションを構築。その後、ポジションの一部を売却し、約1,900万ドルの利益を確定したことが報告されています。

このような活発な市場動向に加え、Hyperliquidの開発元であるHyperliquid Labは、米商品先物取引委員会(CFTC)に対して、無期限デリバティブと24時間体制の取引に関する意見書を提出したことを公表しました。同社は、分散型金融の規制環境を整備することで、市場の効率性と利用者保護の向上を目指す姿勢を示しています。

現在、HYPEトークンとHyperliquidを取り巻く環境は、急速な成長と規制の両面で注目を集めており、今後の動向にも大きな関心が寄せられています。

(参考)ハイパーリキッドのHYPEトークン最高値更新、OIが90億ドル突破

イザカヤ編集部

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