イザカヤ編集部
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2025.05.11
仮想通貨ニュース
2025年5月10日、暗号資産分野で広く知られるアダム・バック氏が、メタプラネットの株価について理論的な分析結果を発表しました。彼の試算によれば、同社の株価は現在の水準から最大で1,340円程度に上昇する可能性があるといいます。
メタプラネットは、直近では5月7日に約76.7億円を投じて555BTCを追加購入したことを公表し、累計保有量は5,555BTCに達しました。2月時点では1,760BTCであったことから、わずか3ヶ月で保有量は3.15倍と大幅に拡大しています。
バック氏は、この急速な保有拡大にもかかわらず、株価対純資産価値倍率(mNAV倍率)が5倍から3.3倍へと低下している点に注目。これは市場が同社のビットコイン戦略を十分に評価していないことを意味していると述べています。
分析の中でバック氏は、「months to mNAV cover(mNAV回収月数)」という新たな評価指標を導入しました。これは、企業が現在のペースでビットコインを蓄積し続けた場合、株価が純資産価値に追いつくまでに何ヶ月かかるかを示すものです。メタプラネットは過去3ヶ月で100%のイールド、つまり2倍のリターンを達成しており、このままの成長ペースを維持すれば5ヶ月以内にmNAVを完全に回収できるとの試算です。
このスピードは、アメリカのビットコイン戦略企業であるマイクロストラテジー(現:ストラテジー)と比較しても際立っています。マイクロストラテジーでは、mNAV回収に19ヶ月を要するとされる一方で、メタプラネットは約3.8倍速く回収が可能とされており、この差をもとに理論的なmNAV倍率を8.3倍と算出。その結果、株価は最大1,340円まで到達し得るというのが氏の見立てです。
さらにバック氏は、欧州企業The Blockchain Groupの事例にも言及しています。この企業はビットコイン戦略に転換し、620BTCを保有した結果、年間で709.8%という高収益を記録。こうした海外事例との比較からも、メタプラネットの現在の成長は「年率換算で16倍」という極めて高い水準であると評価されています。
今後、メタプラネットは2025年末までに1万BTC、2026年末までには2万1,000BTCの保有を目標に掲げています。市場がこの方針にどのように反応するのか、引き続き注目が集まっています。
イザカヤ編集部
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