メタプラネット、ビットコイン保有をさらに拡大

株式会社メタプラネットは2025年5月7日、ビットコイン・トレジャリー戦略の一環として、暗号資産ビットコイン（BTC）をさらに555BTC追加で取得したことを明らかにしました。今回の購入にかかった平均単価は1BTCあたり1,382万4,064円で、購入総額は約76億7,200万円に上ります。

これによって、同社が保有するビットコインの総量は5,555BTCに達しました。累計の平均取得単価は1BTCあたり1,291万8,667円で、これまでの投資総額はおよそ717億6,300万円となっています。ビットコインというボラティリティの高い資産を大量に保有する同社の方針は、国内外の投資家から注目を集めています。

メタプラネットは、2025年1月に公表した「2025-2026年ビットコイン計画」の中で、2025年末までに1万BTC、2026年末までには2万1,000BTCの保有を目指すとしています。今回の追加取得は、その目標に向けた着実な一歩と言えます。

企業による暗号資産の保有は、依然として賛否が分かれる分野ではありますが、メタプラネットはビットコインを長期的な価値保存手段と位置付けており、今後も市場動向に左右されない中長期の資産戦略を進めていく構えです。

（参考）メタプラネット、ビットコイン76億円分を追加購入　保有数は5,555BTCに