イザカヤ編集部
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2025.05.07
仮想通貨ニュース
仮想通貨市場において、イーサリアム関連の投資商品が5月2日までの1週間で1億4,900万ドル(約215億円)の資金流入を記録し、2週連続でのプラスとなりました。英CoinSharesによると、イーサリアムに限らず、同期間中に仮想通貨関連の上場投資信託(ETF)や投資信託全体への資金流入はおよそ20億ドル(約2,900億円)に上ったとのことです。特に、米国のファンドがそのうちの約9割を占めており、地域別では米国の投資熱が際立っています。
3週間での仮想通貨投資商品の純資金流入は合計で55億ドルに達し、年初からの累計では56億ドル(約8,060億円)に拡大。これにより、デジタル資産商品の運用資産残高は10週間ぶりに1,560億ドル(約22兆円)という高水準を回復しました。
CoinSharesの調査責任者であるジェームズ・バターフィル氏は、米国以外でもドイツやスイス、カナダから資金が入り始めている点に注目しており、仮想通貨全体に対するポジティブな投資心理が広がっていると分析しています。加えて、XRP関連商品には1,050万ドル(約15億円)、テゾス(XTZ)関連には820万ドル(約11億円)の資金が流れ込んでいます。
一方、イーサリアムの共同創設者であるヴィタリック・ブテリン氏は、2025年の開発方針として、ネットワークの基盤強化や、セキュリティ・プライバシーの向上に重点を置くことを発表しています。これにより、イーサリアムの長期的な信頼性や持続可能性への期待も高まっています。
また、BitMEX元CEOのアーサー・ヘイズ氏は、公開動画の中で、イーサリアムは一部から評価が低いものの、PoS(プルーフ・オブ・ステーク)方式として最も安全性が高く、開発者数も多いため、今後再評価される可能性があるとの見解を述べています。
ビットコイン(BTC)の現物ETFに関しても、同様に資金が集まっており、5月2日までの週には18億1,000万ドル(約2,600億円)の純流入が確認されました。これは3週連続での資金流入となり、依然として強い需要が続いていることを示しています。もっとも、前週の30億6,000万ドル(約4,400億円)からはやや減少しています。
ビットコイン現物ETF12銘柄へのこれまでの累計純流入額は402億4,000万ドル(約5.8兆円)に達し、2月11日以来の高水準に戻りました。取引量に関しては、5月2日までの1週間で132億3,000万ドル(約1.9兆円)と、前週の187億6,000万ドル(約2.7兆円)を下回る結果となりました。
さらに、米マイクロストラテジー社は5月5日に、約260億円相当のビットコインを追加購入したと発表。仮想通貨を企業財務に取り入れる動きも継続しています。
一方で、仮想通貨ETFの規制状況には依然として不確定要素が残っています。米証券取引委員会(SEC)は5月5日、Canary Capitalによるライトコイン(LTC)の現物ETFに関する承認判断を延期しました。SECはその前週にも、XRPとドージコイン(DOGE)に関するETF判断の先送りを行っており、ETF承認を巡る動きには引き続き注目が集まりそうです。
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