イザカヤ編集部
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2025.04.20
仮想通貨ニュース
ブラジル連邦裁判所はこのたび、暗号資産を利用した詐欺スキームを主導したとされる「Braiscompany」に関わった3人に対し、合計で171年におよぶ懲役刑を言い渡しました。判決によれば、事件の首謀者であるジョエル・フェレイラ・デ・ソウザ氏は、許可のない金融業務の実施やペーパーカンパニーの利用、また規制の及ばない暗号資産ウォレットを使って巨額の資金洗浄を行っていたと認定されました。この結果、彼には懲役128年という極めて重い刑が科されました。
さらに、共犯者として現金の取り扱いや仲介に関与していたとされるゲサナ・ラヤネ・シルバ氏には懲役27年、ビクター・ヴェロネズ氏には懲役15年の判決が下されています。これら3名はいずれも、ブラジルの連邦検察庁が2023年に起訴していた5人のうちに含まれます。
「Braiscompany」はピラミッド型の投資詐欺、いわゆるネズミ講の手法を用いて、国内外から約2万人の個人投資家を募り、総額で約11億1000万ブラジルレアル(約1億9000万ドル、日本円でおよそ270億円)を集めていたとされています。被害者の多くは高利回りをうたった投資話に魅了され、多額の資金を預けていたとみられています。
裁判所はあわせて、被告人らの資産の一部である約3600万ブラジルレアルの差し押さえを命じましたが、この金額が被害者への返金にどの程度つながるかは現時点では明らかになっていません。また、起訴された5人のうち残る2人については、証拠不十分を理由に無罪となりました。
この事件は、暗号資産市場に対する信頼と規制の在り方が改めて問われる契機となっており、ブラジル国内ではさらなる監視体制の強化を求める声も高まっています。
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