イザカヤ編集部
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2024.02.27
仮想通貨
仮想通貨に興味を持っている、もしくは保有したり取引したりしている人の中で
「仮想通貨のパレットトークン(PLT)って何?」
「仮想通貨のパレットトークン(PLT)の特徴や将来性について知りたい。」
「パレットトークン(PLT)の購入方法や注意点について知りたい。」
このように思われている人も多いのではないでしょうか?
当記事ではこのような悩みを解決していきます!
記事を最後まで読んでいただければ、上記悩みについて解決できるかと思いますので、ぜひ最後までお付き合いください。
それでは解説していきます!
パレットトークンは、東京に本社を持つ「Hashpalette社」により運営・開発されている日本ではじめての仮想通貨のことです。
取引は2021年7月に開始されています。
「Hashpalette社」は、アニメや音楽、漫画のため、NFTプラットフォームPaletteの開発に取り組んでいます。
パレットトークンでは、独自プラットフォームのPalette上で使われ、NFT発行手数料を支払う手段として、また、購入する際の決算手段で使われる仮想通貨です。
そして、日本国内で初のIEOからの資金調達を実施したことで注目を集めています。
IEOは、「Initial Exchange Offering」を略した呼び名であり、仮想通貨における発行体が取引所を仲介し実施する、資金調達方法です。
IEOのメリットとしては、企業側は購入された仮想通貨により資金調達ができ、ユーザー側は一足早く仮想通貨が購入可能なことです。
国内で初となるIEOのパレットトークンは、開始からわずか6分で調達金額である9億3,150万円を達成しています。
最終的な申込倍率は約24倍、申込金額は224億5500万円にも上っています。
こうしたIEOからの資金調達により、パレットトークンは一時的に大きな注目を集めた通貨です。
パレットトークン(PLT)の特徴は、以下7つです。
パレットトークンを発行する会社は、日本にある株式会社HashPaletteです。
日本は、アニメや漫画の世界から見ても誇れる人気キャラクターといった知的財産を多く持っています。
例えば、「ドラえもん」や「遊☆戯☆王」、「ポケモン」など、非常に多くの漫画・アニメが存在します。
IP産業を活かすには、ブロックチェーン技術を使ったNFTが、特に相性が良いとされています。
理由は、NFTはデジタルデータに対し、シリアル番号が付けられたもので、ブロックチェーンで唯一無二なことの証明が可能だからです。
国内におけるIP産業を、日本企業が開発を成功させたブロックチェーンを使い取引をすることで、国内産業を衰退化している状態から盛り上げる可能性があると期待されています。
パレットトークンの特徴に、安定的に手数料が安いことがあります。
仮想通貨取引では手数料が発生するものの、この際に発生する手数料は、仮想通貨と同じように価格が変わってきます。
しかし、パレットトークンの場合、エンタメで活用されることが多いため、価格の変動が小さく、手数料が安定的に低いです。
そのため、初心者でも使いやすい仮想通貨です。
前述したように、パレットトークンを発行しているのは株式会社HashPaletteですが、イーサリアムチェーン上で通貨が発行される仕組みです。
そのため、イーサリアム・パレットチェーン間で相互利用できる特徴があります。
相互利用できるというのは、取引所などを介さずに仮想通貨を換えられ、セキュリティ面や手数料リスクが下げられます。
パレットトークンでは、データ処理が速いことも大きな特徴です。
ブロックチェーン上における取引が急激に増加し発生する渋滞をスケーラビリティ問題と呼びます。
取引量が増加した場合、データ処理が追いつかず、取引の承認にかかる時間が長くなってしまう可能性が高いです。
利用者が多いと混雑する可能性が高くなる中で、パレットトークンの場合は、一部のコアな人から支持のあるものがターゲットとされています。
このように、ターゲットを限定することによって、相対的に取引量を少なくし、スケーラビリティ問題が発生してしまう可能性を低くしています。
パレットトークンは、2021年9月からステーキングサービスに関する受付を開始しています。
このステーキングサービスとは、利用者はパレットトークンを保有することで、定期的に報酬がもらえるサービスです。
ステーキングは、一定の期間、特定トークンを保有し続けることにより報酬が獲得できるシステムを意味します。
不動産の家賃収入や株の配当のように、保有し続けることにより、継続的に利益が獲得できるインカムゲインです。
PLTウォレットの使用によって、ステーキングサービスが受けられます。
繰り返しになりますが、パレットトークンは、NFTプラットフォームである「Palette」で取り扱われている主要な仮想通貨のことです。
NFT技術を活用することで、クリエイターにより制作されたコンテンツは、複製されずに安全な保管が可能となっています。
こうした特性から、世界的に人気のあるクリエイターを中心とし、NFTコンテンツを所有する人が増え、NFT市場は拡大しました。
それと同時に、パレットトークンなどのNFTに関連する仮想通貨の価格が高騰し、仮想通貨市場全体で大きな盛り上がりを見せました。
NFT市場は、今後さらに拡大すると予想されていますので、パレットトークンの将来性について、期待している仮想通貨トレーダーは多くいます。
パレットトークンを発行しているパレットは、IOSTと連携しており、IOSTは、2020年の9月に取引をスタートしたブロックチェーンを使ったサービス普及を目指したブロックチェーンネットワークのことです。
有名な仮想通貨として知られている、ビットコイン・イーサリアムとは違った独自コンセンサスアルゴリズムであるPoBが採用されているため、共同して運営することでさらにプロジェクトが発展すると期待されています。
パレットトークンの直近1年間における価格推移は、以下画像の通りです。
直近1年間では、4月の中旬に高値で取引が行われ、5月下旬〜2023年の7月にかけては1PLTが11円前後で取引されています。
この推移は、ビットコインと似ているため、仮想通貨全体の価格変動の影響を受けた可能性が高いです。
2023年の10月以降は、ビットコインを含んだ仮想通貨全体における価格上昇が起こりましたが、時価総額が低いパレットトークンに関しては、まだ安値圏で推移しています。
パレットトークン(PLT)が今後期待できる理由は、以下6つです。
他社サービスにパレット技術が採用されることにより、パレットトークンにも影響してくる可能性が高いです。
パレットの技術が2021年の11月に、NFTマーケットプレイスにおける「studio 15 market for NFT」で採用されています。
上記発表の影響を受け、パレットトークンの価格は大きな上昇を見せました。
11月4日における始値は、1PLT = 46.5990円だったものの、採用が発表された後から、高値の1PLT=58.8000円となり、一時的ではあるものの約25%も価格上昇しています。
「studio 15 market for NFT」では、PLTを使用しNFTが購入可能な第一弾マーケットプレイスとして予定されており、マーケット上でクリエイターが作成した現物の資産に交換できるNFTの出品が行われています。
TikTokクリエイターによるNFTを取り扱うことによって、クリエイターを応援でき、早い段階で応援している購入者に対しても経済的リターンが獲得できるマーケットプレイスの構築がコンセプトです。
TikTok公認であるマルチチャンネルネットワーク(MCN)を運営しているstudio15株式会社の立ち上げているNFTマーケットプレイスの特徴から、将来的にstudio15に所属するTikTokクリエイターをメインとしたNFTを順次展開していく予定です。
ちなみに、MCNは、SNSなどで活躍しているインフルエンサーやクリエイターの活動を総合的に支援する企業や組織を指します。
より多数の他社サービスにパレットが採用されることによって、信用力や認知度が上がり、さらなるパレットトークンの価格上昇が見込めます。
近年では、NFT市場が大きな拡大を見せているため、仮想通貨が安定することでさらに注目を集めている分野と言えます。
そのため、NFTのプラットフォーム内において使われているパレットトークンの価格上昇に関しても大きな期待が見込めます。
実際に、プラットフォームパレットでは、すでに多くのNFTゲームが開発され、高い人気を集めている現状です。
今後はゲーム業界に限らず、他社と連携しながら多種多様なエンタメ分野に拡大していくことが期待されています。
2024年の5月時点でパレットトークンを取り扱う仮想通貨取引所は、OKCoinJapan、BitTrade、BYBIT、CoinTrade、Coincheckの5つです。
国内における仮想通貨では決して多いといえないものの、2023年に入り、取り扱う取引所の数は少しずつ増えています。
仮想通貨は、大手取引所から取り扱われ始めることで、価格上昇が起こりやすい傾向です。
そのため、パレットトークンに関しても、今後GMOコインやBitcoinといった大手取引所で取り扱われることで、価格が上昇する可能性が高いです。
P2Eとは「Play to Earn」を略した呼び名であり、オンラインゲームとブロックチェーン技術が組み合わされたものです。
ただゲームを遊ぶだけでなく、ゲーム内で入手したアバターやアイテムなどを、仮想通貨を使い取引可能なため、多方面で注目を集めています。
P2Eへの参入目的で、親会社の株式会社HashPortでは、ブロックチェーンゲームスタジオ部門として「HashGames」が設立されています。
パレットトークンは、パレットプラットフォームで使える仮想通貨のため、パレットプラットフォームを利用する人が増えることで、パレットトークンを利用する人も増え、価格が上昇する可能性が高いです。
パレットプラットフォームのメインとなっているのは、NFTゲームの開発ではあるものの、エンタメに特化しているため、今後さらに規模が拡大すると期待できます。
パレットトークンは、ユーティリティ性が高いことからも将来性を期待する声が多くあります。
パレットトークンの主な使用用途には、以下があります。
NFT購入
NFT発行で発生する手数料の支払い
サブスクリプション決済
PLT保有での権利付与
パレットチェーンにおけるノード運用報酬支払い
パレットトークンにおける使用用途は、上記のような内容が主ではあるものの、プラットフォームパレットと共に、今度さらに拡大することで価格が上昇すると期待できるでしょう。
パレットトークンの購入方法は、日本国内における仮想通貨取引所で取り扱っているのは、coincheckのみです。
パレットトークンの購入手順は、以下の通りです。
PLTをcoincheckで購入する
日本円をcoincheckで入金後、アカウントでFAQ/問い合わせを押す
ビットコイン取引所を選び、「現物取引」からPLTを購入する
購入する数量を入れ「買い」を選び、注文を押す
以上で購入が完了です。
海外取引所であれば、Bybitで取り扱われています。
パレットトークン(PLT)の注意点は、以下3つです。
レンディングやステーキングにより仮想通貨の貸し出しを行っている際は、その期間内に関しては通貨が取引できません。
例え売り時の場合でも、解約する際には解約手数料が発生しますので、逆に損する可能性が高いです。
そのため、レンディングやステーキングもチャートなどから分析しつつ慎重に行う必要があります。
パレットトークンに限った話ではありませんが、仮想通貨を運用する際は、十分に詐欺に注意してください。
まだまだ歴史の浅い仮想通貨市場は、完全に法律が整備されていないため、多様な手口から詐欺が行われているのも事実です。
特にパレットトークンは新たな通貨であり、詳細情報もまだまだ世に出回っていないため、詐欺が増加するリスクは今後さらに高まる可能性があります。
正式に金融庁で認められた仮想通貨取引所に限定し取引したり、上手い話に簡単に流されないよう知識を付けたりなど、十分注意し取引を行うことが大切です。
こちらもパレットトークンに限った話ではありませんが、仮想通貨により獲得した収益では、税金が発生することを理解しておきましょう。
仮想通貨により得た収益は、雑所得に分類され、収益の合計が20万円以上ある場合は、個人で確定申告する必要があります。
確定申告を行う際は、1年間で獲得した仮想通貨の所得額を証明する書類が必要ですので、取引したアプリなどで取引明細を準備しておくことが必要です。
パレットトークンは、東京に本社を持つ「Hashpalette社」により運営・開発されている日本ではじめての仮想通貨のことです。
パレットトークンの特徴は、イーサリアムと相互利用できることや、データ処理が速いことなどです。
NFTの期待や国内取引所への上場による将来性が期待されています。
しかし、パレットトークンには、貸し出している通貨は動かせないことや、詐欺に注意する必要があるなど注意点も存在します。
そのため、パレットトークンに興味を持っている、もしくは保有したり取引したりしようと思われている方は、パレットトークンの特徴や注意点を理解した上で検討することが大切です。
イザカヤ編集部
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