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イザカヤ編集部

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2024.02.27

  • 仮想通貨

シータ(THETA)とは?特徴や価格動向、将来性やよくある質問について徹底解説!

仮想通貨に興味を持っている、もしくは保有したり取引したりしている人の中で

「仮想通貨のシータ(THETA)って何?」

「仮想通貨のシータ(THETA)の特徴や価格動向について知りたい。」

「シータ(THETA)の将来性や購入方法について知りたい。」

このように思われている人も多いのではないでしょうか?

当記事ではこのような悩みを解決していきます!

記事を最後まで読んでいただければ、上記悩みについて解決できるかと思いますので、ぜひ最後までお付き合いください。

それでは解説していきます!

シータ(THETA)とは

2018年に公開され、非中央集権型での動画プラットフォームを構築することを目標とした仮想通貨です。

ブロックチェーンを使うことにより、サーバーの容量負担を軽減させ、高い品質の動画提供を実現しています。

YouTubeのような中央集権的企業の運営する動画プラットフォームと違い、広告費を中抜きするシステムを無くすことで、より多くの報酬を動画クリエイターに支払える仕組みです。

シータ(THETA)の特徴

シータ(THETA)の特徴は、以下4つです。

高画質かつ低コストで動画を配信できる

シータでは、低コストかつ高画質な動画を配信できます。

その理由はブロックチェーン技術により、動画配信にかかる負荷が分散できる仕組みを取り入れているからです。

従来の動画配信サービスに、サーバー不具合によりアクセスができなかったり、4K・8Kといった高画質に対応できなかったり、サーバー維持費が高かったりといった問題がありました。

このような課題は、運営および動画の管理などをすべて一点で集中し実施する、中央集権的なために生じる問題です。

しかし、シータの場合はブロックチェーン技術により、それぞれの利用するユーザーが、サーバーとしての役割を果たすことで、動画を配信する際の負荷が分散できます。

そのため、サーバーで発生するコストが削減できるだけでなく、4Kや8Kなどの高画質動画を性能が低いパソコンからでも楽しめます。

報酬制度がある

シータは、視聴者・コンテンツ配信者・ネットワーク貢献者などに対し、報酬をトークンで付与する仕組みとなっています。

これまでの動画配信サービスにおいても、コンテンツを配信している人に対し報酬制度が導入されているものもありましたが、シータではより多くの形で報酬が得られます。

また、報酬で受け取れるトークン価格はTheta Networkが成長するのと比例し上昇しているので、価格が上昇することで、より多くの利益を得られる可能性が高いです。

セキュリティが厳重

シータのブロックチェーンは、セキュリティアルゴリズムでMulti-level BFTを導入しています。

BFTは、ビザンチン障害耐性のことです。

分散型管理システムには、悪意を持ち、嘘の情報を送ったり、何らかの障害が生じたりした際に、どうやって対応するか、ネットワーク全体で合意形成するのかといった大きな問題がありました。

このことをビザンチン障害と言い、仮想通貨として初めて誕生したビットコインでは、ブロックを繋ぐ演算をできた人が情報にアクセスできるという方法で解決に向け取り組まれました。

しかし、シータのようなコンセンサスアルゴリズムでProof of Stakeを使っているブロックチェーンの場合、ビットコインと同じような解決方法はできません。

そのため、シータでは回路ブロックを分け、複数のノードに負荷を分けることにより、セキュリティーを向上させ、ビザンチン障害に対応しています。

多くの大企業が注目している

シータは、世界中の大企業から注目を集める仮想通貨です。

シータのネットワークは、Youtubeの運営を行う「Google」とも提携しています。

さらに、多くの日本人が使っているLINEとも提携し、この先さらに多くの大企業と提携する可能性が高いです。

また、シータは世界的に見ても大手である企業から出資されているため、高い信頼度のある仮想通貨として注目されています。

主な出資元には、サムスンやGREE(グリー)、ソニーイノベーションファンドなどがあります。

仮想通貨では、出資を受ける企業は通貨の信用性に大きな影響を及ぼしますが、このことからもシータは信頼度が非常に高い仮想通貨だと分かるでしょう。

シータ(THETA)の価格動向

シータ(THETA)の価格動向は、以下画像の通りです。

引用:TradingView「THETA」

現在シータは、仮想通貨市場が盛り下がった影響もあり、価格が下降気味です。

2022年のはじめこそは$5を維持していましたが、2022年の1月後半では、価格が$2.5まで下落し、それ以降$2.5〜4を上下し推移していました。

2023年になってからも下落する流れは止まらず、仮想通貨市場全体における価格の下落に連動し、シータの価格も下がったと考えられます。

直近における価格動向に絞って見た際には、2023年の10月後半を境に上昇しましたが、この上昇はビットコイン現物ETFが承認されたことによって起きた上昇です。

2023年の始値と比べ、価格が約80%程度上昇しているため、今後も上昇トレンドが続く可能性が高いです。

シータ(THETA)の将来性

シータ(THETA)の将来性は明るいと予測されている意見が多いです。

その理由は、以下3つです。

動画配信サービスの普及

シータでは、音楽やエンターテイメント、VR、eスポーツなどのさまざまな配信サービスが提供されています。

その中には、シータのブロックチェーン技術が搭載されている「SLIVER.tv」があり、動画配信サービスの中では最も知名度が高く、その他の配信サービスは知名度が高いとは言えない状況です。

将来的にその他の分野における動画配信サービスが、どうやって拡大していくかにより、シータの売買が増加するかどうかが変わってきます。

シータの売買が増加することによって、結果的に取引される量が増え、価格が高騰する要因となる可能性が高いです。

大手企業との提携

シータは、SNSサービスのLINEや、日本の大手メーカーのSONY、YouTubeを運営するGoogleなど、日本人が馴染み深い大手企業と業務提携しています。

2022年の5月にSONYと共同し3D NFTがリリースされ、SONYが制作しているメタバースで使われることも検討されている状況です。

また、2021年の12月には、世界的に認知されている有名歌手の「ケイティ・ペリー」もNFTを発行し注目を集めました。

その他にも、世界的に見ても有名な大手の企業と業務提携しているので、今後価格が大幅な下落を見せる可能性は低いです。

今後さらにさまざまな企業と業務提携を結ぶことが予想されるため、価格が上昇する可能性が高いといえます。

高速なネットワークが拡大

今後、シータのブロックチェーン技術を使ったサービスの需要が高まることが予想できます。

サービスの中でも、e-sportsの発展に伴い、高い画質での動画が要求されることが見込まれるため、低コストで高品質な動画を配信できるシータの需要が増えていく可能性が高いです。

さらに、世界的に5Gのような高速なネットワークが大きく普及することで、4K・8Kといった高い画質の動画もスムーズに再生できるようになり、それに伴いシータの需要も増加し、価格が高騰することが見込まれます。

シータ(THETA)の購入方法

シータ(THETA)の購入方法は、以下の手順です。

今回はCoincheckを使った購入手順について解説します。

STEP1:口座開設(Coincheck)

シータは、国内の仮想通貨取引所で取り扱われていないため、Coincheckなどを利用し、シータを取り扱っている海外の取引所に仮想通貨を送り、そこから購入する必要があります。

Coincheckは日本で人気が高くユーザーも多い仮想通貨取引所であり、パソコンやスマートフォンから簡単に口座を開設できます。

Coincheckで口座を開設する手順は、以下の通りです。

  1. Coincheckの公式サイトにアクセスする。

  2. 新規登録を押し登録するメールアドレス・パスワードを入れる。

  3. 送られてきたメールに添付されているURLを押し、登録作業を進める。

顔写真や本人確認書類などを送り、登録内容に問題がなく審査に通過できた場合は口座が開設できます。

登録するメールアドレスが間違っているとメールが届かなかったり、顔写真がブレていると審査に通らなかったりするため注意してください。

STEP2:仮想通貨の購入

口座開設が完了したら、Coincheckにログイン後、入金を選びます。

入金方法は、クイック入金、コンビニ入金、銀行振込から選べます。

表示される案内に従い進めていくことで入金できますが、入金の際は入金金額に間違いがないか必ず確認するようにしましょう。

クイック入金・コンビニ入金の場合は入金に手数料がかかります。

銀行振込では、振込手数料はかかりますが、入金の手数料はかかりません。

入金が完了したら、取引所でビットコインを購入します。

BTC/JPYを選択し、購入する数量を入力後、購入金額に問題なければ実際に購入します。

STEP3:口座開設(Bybit)

Bybitは海外取引所の中でも、日本語サポートがあるため初心者の方でも安心して利用可能です。

Bybitの口座開設手順は、以下の通りです。

  1. HPからアクセスする。

  2. メールアドレス・パスワードを入れる。

  3. 登録したメールアドレス宛に認証コードが届くので確認する。

以上で登録が完了です。

また、本人確認と2段階認証を実施しておくことで、スムーズに取引が開始できます。

STEP4:BybitにCoincheckから仮想通貨を送る

Bybitにログインし、資産で入金および通貨の選択を実施します。

ビットコインを選ぶと、入金アドレスが画面に表示されるため、コピーします。

Coincheckにログインした後、送金画面でコピーした入金アドレスを入れ、送金する量など必要事項を入れることで送金が可能です。

送金後は、Bybitのマイページからしっかりと入金されているか確認しましょう。

STEP5: シータをBybitで購入

Bybitにログインしたら、現物取引でビットコインを使いシータ購入を選びます。

買いで成行注文を選択し、購入する数量を入れ、シータを購入します。

この際、取引手数料がかかるため、覚えておきましょう。

シータ(THETA)の注意点

シータ(THETA)の注意点は、以下2つです。

国内取引所では購入不可

シータは国内取引所に上場しておらず購入できません。

そのため、シータを購入したい場合はBybit やBinanceといった海外の取引所に登録し購入する必要があります。

将来的に国内の取引所に上場し取り扱われる可能性もありますが、現時点では購入できませんので覚えておいてください。

日本語に対応していない

シータの公式サイトは、現時点で日本語に未対応です。

英語・韓国語・中国語のみ対応しているため、翻訳機能などを使用しながら使う必要があります。

シータ(THETA)に関するよくある質問

シータ(THETA)に関するよくある質問を4つ紹介します。

シータではどんな動画が配信されている?

シータの提供する「Theta.tv」では、eスポーツ動画がメインで配信されています。

例えば、HeathstoneやLeague of Legendsといった、国内外関係なく注目を集めているゲーム配信が多いです。

その他にも仮想通貨情報やエンタメなどを配信しているチャンネルも存在し、今後さまざまな分野に対応する可能性があります。

また、2020年の9月にLINEのブロックチェーン上においてサービスを展開し、日本に向けてサービスの提供を開始していることから、今後日本でも普及する可能性があります。

シータの購入でおすすめの海外取引所は?

シータを購入する際は、BybitやBinanceを利用するのがおすすめです。

どちらの取引所も日本語に対応しているだけでなく、サポート体制もと取っているため、初心者の方でも安心して取引を行えます。

また、国内取引所ではCoincheckを使うことで、BybitやBinance にビットコインの送金をスムーズに行うことが可能です。

Coincheckは国内において最大手の取引所のため、仮想通貨取引に興味がある方は確認してみて下さい。

シータが国内の取引所に上場する可能性は?

現時点において、運営からシータが国内の取引所に上場するという発表はされていないものの、今後国内の取引所に上場する可能性は高いでしょう。

理由は、シータは時価総額ランキングで上位の通貨であり、日本に向けてサービスも展開しているからです。

今後国内でシータに注目が集まることによって、国内の取引所に上場する可能性があります。

シータを創設した人は?

シータは、Jieyi Long氏とMitch Liu氏によって2018年に共同で設立された通貨です。

また、YouTubeを共同で創設し、且つ元最高責任者であるSteve Chen氏がアドバイザーで携わっています。

まとめ

シータ(THETA)とは、2018年に公開され、非中央集権型での動画プラットフォームを構築することを目標とした仮想通貨です。

シータの特徴には、高画質かつ低コストで動画を配信できることや、多くの大企業が注目していることなどがあります。

シータは、動画配信サービスの普及や、高速なネットワークが拡大していることから、将来性が期待されている通貨です。

シータに興味を持っている、もしくは保有したり取引したりしようと思われている方は、シータの特徴や将来性、購入方法を理解した上で検討することが大切です。

イザカヤ編集部

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