🍶 IZAKA-YA経済談義

最新のトレンドや戦略をキャッチアップするための必読コラム

イザカヤ編集部

|

2024.05.20

  • 仮想通貨

ボバネットワークBOBAとは?特徴や値動き、購入方法について徹底解説!

仮想通貨に興味を持っている、もしくは保有したり取引したりしている人の中で

「仮想通貨のボバネットワーク(BOBA)って何?」

「仮想通貨のボバネットワーク(BOBA)の特徴や値動きについて知りたい。」

「ボバネットワーク(BOBA)の将来性・購入方法について知りたい。」

このように思われている人も多いのではないでしょうか?

当記事ではこのような悩みを解決していきます!

記事を最後まで読んでいただければ、上記悩みについて解決できるかと思いますので、ぜひ最後までお付き合いください。

それでは解説していきます!

ボバネットワーク(BOBA)とは

ボバネットワーク(BOBA)は、イーサリアムの送金手数料高騰や送金遅延といった課題のスケーラビリティ問題を解決する目的の実用的なレイヤー2ソリューションが提供されているプロジェクトで、ボバトークンはBOBADAOで使われているガバナンストークンです。

ボバネットワークは、オープンソースであるイーサリアムレイヤー2における開発技術のOptimismコードが派生してできたOptimisticRollupsというサブカテゴリに区分されているネットワークです。

イーサリアムのスケーラビリティ問題などを解決するためのレイヤー2ソリューションは、すでに複数構築されているものの、ボバネットワークはOptimismにおけるオープンソースコード、そして自社で開発しているスワップベース取引といった関連機能を組み合わせることで構築しています。

ボバネットワークは、さまざまな分散型スケーリングソリューションに関連したプロジェクト開発の実績を持っており、1,000万人を超えるユーザーと、91カ国を超えるサービスを提供する「Enya」というチームにより開発されています。

MyEtherWalletやBandProtocolなどの複数の有名パートナーと提携するだけでなく、ステーキングも仮想通貨BOBAで行うことが可能です。

ボバネットワーク(BOBA)の特徴

ボバネットワーク(BOBA)の特徴は、以下4つです。

自律分散型組織(DAO)

ボバネットワークは、自律分散型組織(DAO)が採用されており、ネットワークにおける運営方針を決定する投票で、ガバナンストークンのBOBAが使用され、保有している量によって投票権が獲得できる仕組みです。

DAOが持つ最も大きなメリットは、ネットワーク内における意思決定プロセスで透明性が高く、公平に実施されることです。

対等な立場により運営が行われるため、参加者は意思決定の場面で自分の意見が発信できます。

しかし、参加者全員が参加できる投票システムが取り入れられているDAOは、意思決定に多くの時間がかかったり、ガバナンストークンを保有している量によって影響力に差がでたりといった課題も存在します。

処理速度が速く節約できる

ボバネットワークでは、イーサリアムを取引するトランザクションの処理速度が速いため、ガス代を安くでき節約可能です。

これまでイーサリアムにおけるブロックチェーン上で実施していたのを、ボバネットワークを使ってイーサリアムを取引するトランザクションの処理を行い、最終的な結果だけイーサリアムチェーンへ戻す仕組みとなっています。

この仕組みにより、イーサリアム上における取引が効率的に行え、取引処理に必要な時間が短くできることで、ガス代が減らせ節約が可能です。

また、ボバネットワークにおける処理速度では、他のレイヤー2チェーンに比べ速く、入出金をわずか数分程度で行えます。

レイヤー2ソリューションによっては、約1〜3時間かかるものもあるため、ボバネットワーク処理速度は他のチェーンに比べ、非常に速く高い利便性を持っています。

NFTのネットワークも対応

ボバネットワークで使われているブロックチェーンの場合、NFTのネットワークも対応しています。

イーサリアムにおけるレイヤー1を使ったNFTでは、取引が多くなる時間帯でガス代が高騰したり、処理速度が低下したりなどの問題点があります。

そこで、ボバネットワークを使うことにより、イーサリアムにおけるレイヤー1を使ったNFT問題点の解決が可能です。

そのため、高額なガス代の発生や、処理速度の遅延などの問題点が解決できることによって、頻繁に高速な処理、および送受信が必要になるNFTゲーム開発が期待できます。

また、ステーキングやDeFiなどのシステムが使えるため、今後高い拡張性を持つ仮想通貨として注目を集めています。

Dapps構築に役立つ

ボバネットワークは、イーサリアムの開発者がアルゴリズムを使いDappsを構築する際に役立つのも特徴です。

通常、スマートコントラクト上で直接複雑且つ難解なコードを入力する場合、天文学的な手数料が発生してしまいます。

しかし、ボバネットワークでは、外部的な難解コードを、Web拡張インフラストラクチャ上におけるアルゴリズムでそのまま展開可能なため、高い手数料がかかりません。

そのため、よりスムーズに価格を抑えつつ、Dapps構築が可能です。

ボバネットワークとビットコインの違い

繰り返しになりますが、ボバトークンは従来のイーサリアムが抱える問題の解決目的で開発されたブロックチェーンです。

ビットコインは、銀行や国といった中央で管理する存在がおらず、世界中の誰でも使用可能な通貨として開発されているブロックチェーンです。

ボバトークンはガス代やトランザクション承認に使用される仮想通貨であり、ドルや日本円のような通貨としての存在で、ガバナンストークンといえます。

ボバネットワークのプロジェクトにおける方向性といった意思決定を行う場合は、ガバナンストークンであるボバトークンを所有していることにより、自分も投票可能なため、プロジェクトにおける意思決定への参加が可能です。

その一方で、ビットコインには、ガバナンストークン機能は搭載されていなく、送金するのにも多くの時間が必要です。

しかし、2009年に発行されてから、過去13年間でハッキングされたことは一度もなく、完全に分散化され、仮想通貨の中で最も時価総額も多く、コインの発行上限枚数も定められているため、誰もが資産性と価値を認める金のような存在となっています。

BOBAトークンの値動き

上場した後に、一瞬の高騰の動きが見受けられたものの、すぐに反発しています。

そこからも特に目立った上昇は見受けられず、現在まで下落過程であることがグラフより判断できます。

2021年の後半では、仮想通貨全体で下落し続けており、その動きに伴いBOBAトークンも下落している状況です。

2022年3月に、bitbankで上場を決めたものの、目立った価格上昇は見られず、2024年の4月現在においては¥77で推移している状況です。

引用:TradingView「OMG」

一方、OMGにおける価格動向を見た際にも、2021年の11月からは同様に価格が下落しています。

2021年の10月・11月では、ボバトークンがエアドロップする前だった事もあり、集中買いが発生しましたが、その後は特に目立った上昇は見られません。

エアドロップなどのイベントは、通貨の将来性や特徴について理解できていない方でも、低いリスクで配布されるため、対象の通貨が購入される可能性が高いです。

現時点では、市場からエアドロップの参加者がいない状態と考えられ、これからは通貨の将来性に期待している方からの投資が開始されると予測されています。

OMGとの関係性

ボバトークンは、OMGを保有することを条件としてエアドロップとなった通貨です。

エアドロップとは、各仮想通貨で定められている条件を満たすことにより、リリース直後における仮想通貨を無料でもらえるイベントです。

エアドロップを機に、2021年にOMGNetworkはボバネットワークにサービスを移行します。

現在、BOBAがボバネットワークで使われており、OMGは使えません。

OMGはこれまでのOMGNetworkで使えていた古い通貨、BOBAに関しては新しいボバネットワークで使える新通貨といった新旧関係があります。

しかし、OMGNetworkに関しては、正式にサービス終了が発表されていません。

公式サイトにはボバネットワークのリンクが掲載されており、すべてのサービスが停止されたことにより、事実上サービスが終了したと判断されています。

BOBAは今後どうなる?

BOBAは今後どうなるのか、3つの観点から解説します。

ネットワーク価値が拡大

BOBAは、ボバネットワークと呼ばれる独自のネットワークにより稼働しています。

このボバネットワークは、イーサリアムにおけるレイヤー2としての目的で開発され、イーサリアムといったブロックチェーンの持っているスケーラビリティ問題を解決させたネットワークです。

さらには、早くて安い決済も実現でき、ステーキングによって流動性を高めるためのシステムも搭載されています。

仮想通貨をより社会に浸透させるために重要な課題である、スケーラビリティ問題について解決されているBOBAは、優秀なネットワークと高い評価を集めています。

そのため、ネットワーク評価に比例し、BOBAも価格が高騰する可能性が高いです。

一時的にAirdropによって跳ねることに加え、長期的に成長すると期待されています。

上場による価格高騰

BOBAの今後を見通す際には、主要取引所への上場に関連する情報に注目すべきです。

仮想通貨を入手する際、一般的に取引所で購入しますが、取引所により上場している仮想通貨は当然変わってきます。

また、それぞれの国で親しみのある取引所が違うことも少なくありません。

自分の登録する特定取引所だけで仮想通貨を購入しているユーザーは、実際に多くいます。

そのため、取引所に新たに仮想通貨が上場した場合、その分だけ上場した仮想通貨の購入を行う人が増える可能性が高いです。

BOBAの場合、Airdropしたタイミングにより、複数の主要取引所へ上場することとなりますが、上場した後もその他の取引所で上場すると予想されています。

BOBAの保有、売買を検討している場合は、敏感に上場に関連したニュースを察知しましょう。

Airdrop実施による価格変動

これまでAirdropされた仮想通貨は、直後に急激な価格の高騰を見せた後、下落が続き、そこからしばらく急激な価格変動が起きる傾向があります。

そのため、BOBAも同じような値動きになる可能性が高いです。

本来のBOBAの価値が評価され、値動きが安定するまでには、一定時間必要なことを理解しておくことが大切です。

また、BOBAはOMG保有者に対しAirdropを全面的にアピールしていることに加え、ネットワークそのものも優秀なため、仮想通貨としての価値を評価されると予想されています。

そのため、BOBAの価格が安定してからも、緩やかな価格高騰を続ける可能性が高いです。

BOBAの購入方法

BOBAの購入方法は、以下の手順です。

STEP1:国内取引所で口座を開設する

はじめに国内取引所で口座開設します。

取引所は好きな取引所を利用すれば問題ありませんが、初心者の方にはCoincheckがおすすめです。

Coincheckには、アプリが使用しやすい、取引手数料がかからない、提供されているサービスが豊富など、初心者にとって魅力的なポイントが多くあります。

そのため、そもそも取引所をどこにしようか迷っている方は、Coincheckを利用してみて下さい。

口座開設はこちらから行えます。

STEP2:リップルを国内取引所で購入する

国内取引所で口座開設が完了したら、送金するためにリップルを購入します。

リップルの購入手順は、以下の通りです。

  1. 日本円を取引所で入金する

  2. 入金した日本円でリップルを購入する

STEP3:Bybitに国内取引所からリップルを送金

リップルの購入が完了したら、購入したリップルをBybitへ送金します。

送金手順は、以下の通りです。

  1. 入金用アドレスをBybitから確認する

  2. Bybitに国内取引所からリップルを送る

  3. 入金されたかBybitで確認する

また、海外取引所に送金する目的で、リップルではなくビットコインを使って送金している方法が解説されている記事も多く見かけますが、取引所間で送金する場合は、リップルの使用がおすすめです。

理由は、リップルが送金に特化しており、送金スピードが速いことに加え、手数料も安いからです。

また、リップルは国内外関係なく、取引所のほとんどで上場しており、使用可能なため、取引所間を送金する際にはリップルを使うと良いでしょう。

STEP4:リップルをBybitでテザーに換える

リップルをBybitに送ったら、送ったリップルをテザーに換えます。

テザーとは、ドル価格に連動しているステーブルコインのことです。

基本的にBybitでは、テザーを使用し、他の仮想通貨を購入します。

そのため、国内取引所から送金完了後は、はじめにテザーに換えましょう。

STEP5:テザーでBOBAを買う

リップルをテザーに換えたら、いよいよBOBAを購入します。

以上で手順は終了です。

まとめ

ボバネットワーク(BOBA)は、イーサリアムの送金手数料高騰や送金遅延といった課題のスケーラビリティ問題を解決する目的の実用的なレイヤー2ソリューションが提供されているプロジェクトで、ボバトークンはBOBADAOで使われているガバナンストークンです。

ボバネットワーク(BOBA)の特徴には、処理速度が速く節約できること、NFTのネットワークにも対応していることなどがあります。

ボバネットワーク(BOBA)は、ネットワーク価値の拡大や、上場により価格が高騰すると予測されています。

ボバネットワーク(BOBA)に興味を持っている、もしくは保有したり取引したりしようと思われている方は、ボバネットワーク(BOBA)の特徴や今後の値動きのポイントについて理解した上で検討することが大切です。

イザカヤ編集部

2025.04.30

  • 仮想通貨ニュース

エルサルバドル、IMF条件下でもBTC購入継続

2025.04.30

  • 仮想通貨ニュース

ブラックロックのBTC ETFに過去2番目の資金流入

2025.04.30

  • 仮想通貨ニュース

メタプラネット、BTC戦略強化へ新アドバイザー就任

2025.04.29

  • 仮想通貨ニュース

金連動型XAUT、監査報告で価値上昇明確に

2025.04.29

  • 仮想通貨ニュース

仮想通貨SUI、取引高急増と拡大する注目

2025.04.29

  • 仮想通貨ニュース

アリゾナ州が仮想通貨準備金導入へ前進

2025.04.28

  • 仮想通貨ニュース

ビットコインに追い風、ストラテジーが追加購入を示唆

2025.04.28

  • 仮想通貨ニュース

ProSharesがXRP先物ETF3種を新規上場へ

暗号資産の運用なら、IZAKA-YA。

© 2023-2024 Izakaya.tech. All rights reserved

法的事項: このウェブサイトは、登録住所がRoom 1104, 11/F, Crawford House, 70 Queen's Road Central, Centra, Hong KongのIzakaya Limitedによって運営されています。
制限地域: Izakaya Limited は、アメリカ合衆国、カナダ、アルゼンチン、イスラエル、イラン・イスラム共和国、北朝鮮など、特定の国の居住者にはサービスを提供していません。

暗号資産の運用なら、IZAKA-YA。

© 2023-2025 Izakaya.tech. All rights reserved

法的事項: このウェブサイトは、登録住所がRoom 1104, 11/F, Crawford House, 70 Queen's Road Central, Centra, Hong KongのIzakaya Limitedによって運営されています。
制限地域: Izakaya Limited は、アメリカ合衆国、カナダ、アルゼンチン、イスラエル、イラン・イスラム共和国、北朝鮮など、特定の国の居住者にはサービスを提供していません。