イザカヤ編集部
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2024.07.22
仮想通貨
仮想通貨に興味を持っている、もしくは保有したり取引したりしている人の中で
「仮想通貨のサンド(SAND)って何?」
「仮想通貨のサンド(SAND)の特徴や価格動向について知りたい。」
「サンド(SAND)の将来性や購入方法について知りたい。」
このように思われている人も多いのではないでしょうか?
当記事ではこのような悩みを解決していきます!
記事を最後まで読んでいただければ、上記悩みについて解決できるかと思いますので、ぜひ最後までお付き合いください。
それでは解説していきます!
ブロックチェーンゲームであるThe Sandboxにおける基軸通貨の仮想通貨です。
The Sandboxにおけるゲームのジャンルは、メタバースが舞台となっているサンドボックスゲームで、メタバース内をプレイヤーは好きなように動き回ることができ、アイテムやキャラクターなどを作りながら遊べます。
サンドボックスゲームとは、その名の通り、砂場で遊ぶようにして、想像力を働かせながら好きなように楽しめる空間を提供してもらえるゲームです。
RPGと異なり、明確なストーリーが用意されているわけではなく、目標とするゴールも定められていません。
Minecraftと最も大きな違いとしては、ゲーム内を構成する要素がNFTになっていることです。
メタバース内のアイテムやキャラクター、ランド(土地)といったさまざまな要素がNFTとして作られています。
これらNFTは、公式NFTマーケットプレイス内にて、決済通貨でサンドが売買されているだけでなく、OpenSeaといった外部NFTマーケットプレイスにおいても、活発な取引が行われています。
サンドボックスゲームの代表作には、「どうぶつの森」や「Minecraft」があります。
The Sandboxでは、ボクセルがグラフィックデザインに用いられており、世界観はMinecraftに似ている部分が複数あります。
サンド(SAND)の特徴は、以下7つです。
サンドを使うことによって、アイテムやLAND(土地)、キャラクターの購入が可能です。
これらアイテムは、The Sandboxにおけるマーケットプレイスでも販売され、Warner Music GroupやPLAYBOYといった企業でもアイテムの出品がされています。
アイテムを自分で作って販売したい際は、The Sandboxの提供するVoxEditと呼ばれるツールを使うのがおすすめです。
アニメーションとボクセルを使いNFTアイテムを作ることによって、自分のオリジナルボクセルモデルが作れます。
また、ゲームを作りたい際には、Game Makerと呼ばれるツールが使えます。
個人だけでなく、The Sandboxは多くの企業からも期待を集めるプロジェクトです。
現在までに、世界中で有名な企業が次々に参入しています。
The Sandboxに国内で参入している企業には、コインチェックや東映アニメ、SHIBUYA109、エイベックス・テクノロジーズ、スクウェア・エニックスなど、有名企業が多く参入している状況です。
東京都渋谷に拠点を置くショッピングモールのSHIBUYA109は、2022年からThe Sandboxに参入しています。
メタバースに実際のSHIBUYA109に似せた建物を構え、NFT販売や提供などに取り組んでいく予定です。
また、日本国内で大手の仮想通貨取引所であるコインチェックは、メタバース上で「Oasis TOKYO」という近未来都市を開発しています。
2023年には、東映アニメと連携することが公表され、Mintoと共にLAND制作が実施される方針です。
今後も、日本に限らず世界中で大手企業が参入する可能性が高いです。
The Sandboxでは、将来的にDAOが目標とされています。
DAOは、中央的な管理が不要の組織を意味し、プログラムやコードにより管理が行われる仕組みです。
前述したように、中央的な組織が不在のDAOでは、ゲームの運営における意思決定権は、ゲーム内でトークンを保有している者が持っています。
公式サイトでサンドをガバナンストークンで使えると公表されています。
どれだけゲームでアイテムなどを入手したとしても、ゲーム内のアイテムなどをお金と交換するのは原則不可能です。
しかし、The Sandboxにおいては、ゲーム内で入手したアイテムを、NFTとして売ることにより、サンドへ換金できます。
NFTは、非代替性トークンを略したものであり、ブロックチェーンを使用することによって、オリジナルコンテンツが作り出される仕組みです。
ゲーム内でアバターやアイテムを作り、それを売ってサンドに変えることも可能です。
「LAND」は、The Sandbox内におけるメタバース空間の土地です。
LANDを持つことにより、ユーザーはその上にアセットやゲームが配置でき、現実の土地に似た使われ方がされている特徴があります。
LANDでは発行上限が設定されていることから、別の名でデジタル不動産と言われ、LANDそのものを売買し利益を獲得することも可能です。
さらに、LANDを持つ人は、土地を好きなようにアレンジでき、ゲームを作成しLANDを訪れたユーザーに楽しんでもらったり、イベントを開催したりといったこともできます。
LANDは1区画あたり数百〜数億円と価格が非常に高いため、ゲームを作成し公開したくても金銭的にできない人も存在します。
しかし、LANDは貸出ができるため、保有するLANDの一部を低価格で貸し出すことによって、クリエイターにとって活動を行いやすい環境が提供されているのも特徴の一つです。
このように、ゲームを制作したり、イベントを開催したりなど、現実世界における土地と同様に、多種多様なビジネススタイルが生まれていることがThe Sandboxにおける大きな魅力です。
サンドをThe Sandboxに預けることで、利率に対し報酬が獲得できます。
この仕組みをステーキングと呼び、保有するサンドを運用し株の配当と似た形で利益の獲得が可能です。
しかし、流動性マイニングということもあり、サンドのステーキングは、サンドとペアのUNIも預け入れなければなりません。
この際には、2つのトークン価格が変動し、リバランスが発生した際には、損失となる可能性がある点に注意が必要です。
仮想通貨のサンドはERC20、ゲーム内におけるLANDの場合はERC721、The Sandbox内で作成可能なゲームやアイテムはERC1155と、すべてイーサリアム規格で作成されています。
ERC20トークンのサンドは、イーサリアム上におけるDEXのUniswapを使用し、イーサリアムと交換できます。
サンド(SAND)の価格動向は、以下画像の通りです。
2023年以降のサンドの値動きとして目立っているのは、1月に起きた大きな価格上昇です。
主要通貨のビットコインも大きな反転を見せたため、サンドもその影響によりこのような現象が発生したと予測できます。
2023年の2月頭では、サウジアラビアのDGAとサンドの提携が公表されたことで、価格が一気に25%以上上昇しています。
しかし、それ以降の価格は、若干下落している傾向であり、2023年の後半まで低迷している状況でした。
なお、2023年の後半から現在にかけ、ビットコインの現物ETFが承認された影響を受け、仮想通貨全体が上昇の傾向にあり、それに伴いサンドも上昇を見せました。
3月以降は少しずつ下落しているものの、明確なトレンドとは言えないでしょう。
国内でもサンドを取り扱っているのはcoincheckのみでしたが、OKCoinJapanやbitbankといった取引所でも取り扱いが開始されています。
そのため、このような背景からも将来性が期待できる通貨と言えます。
サンド(SAND)の将来性について、以下6つの視点から解説します。
NFTやブロックチェーンゲームは、ここ数年の間に誕生した比較的新しいコンテンツです。
2021年に大きなブームとなったものの、この先もまだまだ市場が拡大していくと予想されています。
市場調査会社の大手であるマーケッツアンドマーケッツ社が公開しているレポートでは、2022〜2027年にかけ、NFT市場は年間に平均+ 35.0%の成長率で成長すると予測されています。
このような市場成長は、The Sandboxの需要を拡大する上で、強く影響してくるはずです。
また、IPや企業がLANDを購入するといった、メタバース上における経済活動の将来性に期待できるニュースも多くあります。
日本に限らず、海外のIPや企業もさまざまなプロジェクトを企画していることもあり、The Sandboxの人気が上昇するタイミングでは、サンドの価格上昇も期待できます。
The Sandboxでは、過去に二度のゲーム内におけるLANDのプレセールを実施しており、二度とも完売し1300ETH以上の資金調達に成功しています。
また、ゲームで遊ぶ個人のみならず、仮想通貨取引所のバイナンスやコインチェック、複数のゲーム開発企業からもLANDが購入されています。
未だThe Sandbox自体の提供が開始されていないため、LANDが今後どのようにして活用されていくのかは不明ですが、今後に期待する個人や企業は多いでしょう。
サンドは2021年末から、大きくマクロ経済の影響を受け、下落トレンドの続く状態です。
しかし、見方を変えた場合、マクロ経済の流れが変わることにより、サンドもそれに伴い復調する可能性があると言えます。
各国の政府は、インフレ抑制のため、金融引き締め政策を実施していますが、永遠に続くわけではありません。
利上げによりインフレが収まった後に、利上げのペースを緩めたり、または利上げを止めたりといった段階になった際には、サンドに限らず市場全体の活気が戻る可能性があります。
前述したように、The Sandboxは未だリリースされていなく、現在は開発中の段階です。
しかし、リリースされていないにも関わらず、NFT全体の注目が高まっていることもあり、サンドは投資対象の一つとして価格が高騰しています。
つまり、実態を伴わない、先行投資でのバブル状態と見えます。
The Sandboxはゲームのため、実際のリリース後にプレイヤーを集められるか、ゲームはしっかりと面白いかが重要なポイントです。
しかし、リリース前から高い評判の場合、実際にゲームをプレイしたら面白くなかった、バグが多く正常にプレイできないといった理由から人気が無くなるというケースも少なくありません。
そのため、万が一今からサンドへの先行投資を行う場合は、ゲームがリリースされる前後における価格反応も注意しておきましょう。
同じサンドボックスゲームで有名なものにMine Craftがあります。
名前を聞いたことがある、またはプレイしたことがある方で、The Sandboxに関しては名前も聞いたことないという人は少なくないでしょう。
それだけMineCraftに対し、The Sandboxは知名度も人気も低いゲームです。
また、The Sandboxよりも人気の高いMine Craftでも、プラグインを使用することにより、ブロックチェーンとゲームサーバーの連携に取り組んでいます。
The Sand boxは、ブロックチェーンゲームとして、また、サンドボックスゲームとしても大きなライバルであるMine Craftが存在する中で、The Sand boxを選んでもらえるように優位性を創り出し、ユーザーを集められるかが重要なポイントです。
サンド(SAND)の購入方法は、以下の手順です。
今回はBITPoint を使用しSANDを購入する手順について解説します。
サンドと取引するために、BITPointでビットコインを購入します。
Binanceの場合、SAND/BTCのペアが存在するものの、取引所次第では、USDTなどの通貨に一度変えた後に、SAND/USDTペアで取引を行うこともあるため注意が必要です。
購入したビットコインを海外の取引所に送ります。
サンドが取引可能な海外取引所は、以下の通りです。
KuCoin
Bybit
Gate.io
Huobi Global
Binance
送金する際にウォレットアドレスの入力に誤りがあった場合、せっかく購入したビットコインが無くなるため、間違えないようにしっかりと確認してください。
送金先の海外取引所で、サンドの取引を行います。
しかし、海外の取引所は、日本の法律が適用されず、法律が未整備のため、安全性は確保されていません。
そのため、取引を行う際はすべて自己責任となるため理解しておきましょう。
サンド(SAND)とは、ブロックチェーンゲームであるThe Sandboxにおける基軸通貨の仮想通貨です。
サンドの特徴には、ゲーム内でNFTが購入可能なことや、大手企業が多く参入していることなどがあります。
サンドは、NFTやブロックチェーンゲームの市場規模が拡大予定だったり、人気が高まったりしていることから、将来性が期待されている通貨です。
サンドに興味を持っている、もしくは保有したり取引したりしようと思われている方は、サンドの特徴や将来性、購入方法を理解した上で検討することが大切です。
イザカヤ編集部
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