イザカヤ編集部
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2024.07.22
仮想通貨
仮想通貨に興味を持っている、もしくは保有したり取引したりしている人の中で
「仮想通貨のビットコインSV(BSV)って何?」
「仮想通貨のビットコインSV(BSV)の特徴や価格動向について知りたい。」
「ビットコインSV(BSV)の将来性や購入方法について知りたい。」
このように思われている人も多いのではないでしょうか?
当記事ではこのような悩みを解決していきます!
記事を最後まで読んでいただければ、上記悩みについて解決できるかと思いますので、ぜひ最後までお付き合いください。
それでは解説していきます!
ビットコインSV(BSV)は、ビットコインキャッシュが分岐し誕生した仮想通貨です。
ビットコインを創ったサトシ・ナカモト氏の「Satoshi Vision」の頭文字を利用し、ビットコインSVの名前が付いています。
2018年11月にビットコインキャッシュをできるだけ安全に、また、シンプルに使えるようにしたいといった思いから誕生した通貨です。
ビットコインSVは、スイスのBitcoin Association、イギリスのnChain社、クレイグ・ライト氏などが中心となり構築が進められ、中でも2016年にクレイグ・ライト氏は、「自分はサトシ・ナカモトだ」と発言した人物として認知されています。
ビットコインについての論文をサトシ・ナカモトが提出したことにより、ビットコインを生んだ親で知られているものの、クレイグ・ライト氏とその人物が同じ人物かは判明していません。
ビットコインSVで掲げられている理念は、以下4つです。
安全かつ早いトランザクション:Safe Instant Transactions(SIT)
安全性:Security
スケーラビリティ:Sclability
安定性:Stability
ビットコインSVでは、ビットコインが掲げる理念を受け継ぎながら、ビットコインで発生している問題を解決するために誕生した仮想通貨です。
ビットコインSVは、前述したようにビットコインキャッシュのハードフォークにより誕生した仮想通貨ですが、そもそもビットコインキャッシュ自体、ビットコインのハードフォークにより誕生したコインです。
ハードフォークは、仮想通貨を構築しているブロックチェーンのルール変更や仕様により、ブロックチェーンが分かれることです。
ハードフォークであれば、ルールを変更した後は永続的に分岐が続きます。
ソフトフォークであれば、一時的に分岐するものの、最終的に一本化する仕組みです。
ビットコインにおけるスケーラビリティ問題を解決する目的でビットコインキャッシュが生まれました。
スケーラビリティ問題は、ブロックチェーン容量が混み合い、データ処理が遅れたり、取引コストが増えたりする問題です。
ビットコインの生まれた2008年では、ビットコインの知名度が非常に低かったこともあり、スケーラビリティ問題とは縁がなかったものの、ビットコインの価格が高騰し、取引される量が増えたことにより、そのままの容積ではデータを処理することが困難になりました。
この問題解決のために、ビットコイン、およびビットコインキャッシュでハードフォークが実施され、ビットコインキャッシュが生まれました。
ビットコインキャッシュを、より使いやすいものにするため、二度目となるハードフォークが実施され、この際に誕生したのが、ビットコインキャッシュとビットコインSVです。
ビットコインSVに関しては、BitTradeから購入できます。
口座を維持するための手数料や販売所取引手数料、クイック入金で発生する手数料などがかからないため、コストを抑えた取引ができます。
できるだけコストをかけることなく、仮想通貨に投資したいという方は、BitTradeの公式サイトを確認してみるのがおすすめです。
ビットコインSV(BSV)の特徴は、以下4つです。
ビットコインSVは、ビットコインの4,000倍ものブロックサイズがある通貨です。
ブロックサイズは、ブロックチェーンのサイズを意味し、取引履歴が格納できます。
一般的にはブロックサイズが増加することで、多くの取引履歴が記録可能なため、1秒で取引できる速度が向上し、取引にかかる手数料が安くなります。
ビットコインSVは、ビットコインが1MBのサイズなのに対し、4GBという大きなサイズを持っているため、ビットコインと比較し、非常に取引にかかる速度が早く、手数料も低いです。
ビットコインSV・ビットコインキャッシュ・ビットコインのブロックサイズ、1秒あたりの取引数、取引手数料は以下の通りです。
通貨 | ブロックサイズ | 取引速度(TPS) | 手数料(USD) |
---|---|---|---|
ビットコインSV | 4 GB | 10,000 | 0.0006F |
ビットコインキャッシュ | 32 MB | 116 | 0.0037 |
ビットコイン | 1 MB | 4.6 | 2.22 |
上記表からも分かるように、ビットコインSVはビットコインキャッシュやビットコインに比べ、圧倒的な大きさのブロックサイズによって、高速な取引および、安い手数料の実現に成功しています。
ビットコインSVにおけるコンセンサスアルゴリズムは、ビットコインキャッシュやビットコインと同様にPoWが採用されています。
コンセンサスアルゴリズムは複数の種類が存在し、その中でもPoWは、処理に多くの時間が必要で大量のエネルギーを消費する一方で、改ざんや不正されるリスクが少ないアルゴリズムです。
PoWを取り入れているブロックチェーンで、取引承認を行う作業を「マイニング」と呼びます。
ビットコインSVでマイニングを成功させたネットワーク参加者は、報酬で新たに発行したビットコインSVがもらえます。
ビットコインSVは、ビットコインキャッシュやビットコインと同様に半減期が存在します。
半減期は、PoWをコンセンサスアルゴリズムとする通貨で、マイニング報酬が半分に減ってしまう時期です。
ビットコインやビットコインSVといったPoWの通貨の一大イベントとも言え、その前後では通貨価格が大きく動くことが多いです。
ビットコインSVでは、半減期周期が約4年と予想されています。
ビットコインSVでは、スマートコントラクトを実装できる特徴があります。
スマートコントラクトは、ブロックチェーン上に実装可能な、一定条件において特定動作を行うプログラミングです。
これによってビットコインSVは、イーサリアムと同じようにdApps構築が可能です。
公式サイトによると、ビットコインSVチェーン上において開発されているアプリは、265以上となっています。
それに対し、ビットコインでは、スマートコントラクトの実装に関してサポートされていません。
そのため、ビットコインSVは、決済手段、価値の保存といったビットコインが持つ特徴を引き継ぎつつ、イーサリアムと同様にアプリ開発できるといった実用的な機能もある通貨です。
h2 ビットコインSV(BSV)の価格動向
ビットコインSV(BSV)の価格動向は、以下画像の通りです。
2021年の4月~5月に急騰した後は、一転し下落が続いており、2022年の5月末には初めて上場した時の価格に比べ半分以下の価格まで下がっています。
2022年の4月に若干復調の動きを見せ、一時は100ドル台になりました。
2022年に発生した下落に関しては、アメリカで金融情勢が変化したことに対し、仮想通貨市場全体で警戒が高まったことが主要因と考えられています。
また、大手の取引所のFTXにおける破綻問題の影響もあるでしょう。
ビットコインSV(BSV)の将来性について、以下4つの視点から解説します。
ビットコインSVは約70近い海外取引所で取引できると公式サイトで公開されています。
その一方で、上場通貨における時価総額が世界で最も大きい取引所のBinanceや、トップ10にランクインしているFTX、Kraken、Coinbaseなどで上場していません。
Binanceでは、2019年の4月に上場する基準に達していないと判断されています。
この背景に、上場が廃止となる前にBinanceを創業したCZ氏がビットコインSVの提唱者のCraig Wright氏は、Satoshi Nakamotoではないとツイートし論争したことだとされています。
このように、ビットコインSVは、トップ10に入っている取引所で上場している数が少ない通貨なものの、今後取引所への上場が増加すれば、知名度が上がると共にユーザー数も増加し、価値が向上する可能性が高いです。
そのため、ビットコインSVの将来性や価格を判断する際には、取引所に新たに上場する予定があるか情報を集めるようにしましょう。
2022年の6月にビットコインSVは、BitTradeから国内の市場に初めて上場しています。
国内の市場においては、一度仮想通貨取引所に上場すれば、その他でも取り扱いが開始されることが多いため、ビットコインSVが国内において上場先が増える可能性が高いです。
仮想通貨取引所に新しく上場する話題は、投資家からもプラス要素として受け取られており、短期的に価格が高騰するきっかけでもありますので、注目しておきましょう。
仮想通貨価値が上がるには、強固なセキュリティがネットワークに備えられているかも重要なポイントです。
2021年にビットコインSVはネットワークに攻撃を受け、資金が流出してしまう事件が起きています。
それからセキュリティは強化されましたが、仮想通貨ではハッキングやセキュリティ問題が常にあります。
そのため、より強固なセキュリティにしていくかも、利用者増加のために重要です。
2018年にビットコインSVの開発が行われてから、ビットコインSVをより高い性能を持った通貨や、まったく違った目的を持った魅力的な仮想通貨およびブロックチェーンが次々に生まれています。
そのような流れの中で、ビットコインでは先行者利益もあり、時価総額で1位を保持し、分岐元のビットコインキャッシュに関しても50位台です。
その一方、ビットコインSVに関しては、2018年に誕生し、当初はランキングで1ケタ台だったものの、現在は60〜70位台となっています。
高い性能を持った通貨やブロックチェーンが続々と誕生し需要が高まる中で、大きなプラス材料を生み出せなければ、ビットコインSVは時間が経過するほど価格を上昇させることが難しくなるでしょう。
ビットコインSV(BSV)の購入方法は、以下の手順です。
今回はBitTradeで購入する手順を解説します。
はじめにBitTradeの公式アプリまたは公式サイトから、口座開設を申し込みます。
口座開設手順は、以下の通りです。
メールアドレスおよびパスワードを入れ、規約を確認する。
登録したメアドに認証コードが送られてくるため、認証画面で入力する。
セキュリティ認証が完了したら、本人情報を入力し、本人確認手続きを実施する。
個人であれば、スマホを使った「かんたん本人認証」、ハガキ受取の「本人認証」の2つから選択し本人確認を実施してください。
かんたん本人認証の場合、以下条件に該当する人は、スマホだけで本人確認が完了できます。
個人の口座を申し込む場合
スマホを持っている場合
運転免許証、マイナンバーカード、または在留カードを保有している方
かんたん本人認証は、本人確認書類などをスマホで撮影することにより、本人確認書類を簡単に提出できます。
画面に表示される案内に沿って進めれば、書類やり取りといった手間が不要なため手軽なサービスです。
本人情報を入力し、本人確認の書類も提出したら、口座開設のための審査がBitTradeで実施されます。
登録内容に間違いがあったり、確認事項があったりした場合は、開設否認のメールが送られてくるので注意してください。
提出書類などに問題がなければ、審査完了のメールが届きます。
口座開設が完了したら、ビットコインSVを購入するために資金を入金していきます。
BitTradeは、以下4つの入金方法があります。
入金方法
コンビニ入金
ペイジー入金
クイック入金
銀行振込
コンビニ・ペイジー入金では、コンビニの店頭やATM、ネットバンキングからお金を入金する方法です。
クイック入金とは、「PayPay銀行」または「住信SBIネット銀行」の口座を持っていれば、入金が約20分で反映される方法です。
銀行振込では、銀行口座から指定した入金口座に振り込むことにより、入金を行う方法です。
専用の入金口座がそれぞれ発行されるため、間違わないように注意してください。
また、振り込み手数料がかかる場合は、顧客が自分で負担する必要があります。
クイック入金には、入金手数料がかからなかったり、24時間利用できたり、入金がすぐに反映されたりといったメリットがありますので、指定の銀行で口座を持っている場合は、クイック入金がおすすめです。
入金完了後、ビットコインSVの購入を行います。
BitTradeは、取引所と販売所の2つの種類から仮想通貨が購入できます。
以下の手順で、取引所を利用しビットコインSVの購入が可能です。
取引所(Huobi Japan)の購入手順
取引を行う仮想通貨銘柄を選ぶ
売買区分を選ぶ
成行・指値など注文方法を選ぶ
数量、価格などの注文情報を入れる
注文する情報を確認する
BitTradeでは、上記のように簡単に口座開設申込からビットコインSVの購入を行えます。
ビットコインSV(BSV)は、ビットコインキャッシュが分岐し誕生した仮想通貨です。
ビットコインSVの特徴には、ブロックサイズが大きいことや、PoWを採用していることなどがあります。
ビットコインSVは、海外の大手取引所での上場が増加するか、国内の上場が増加するかなどが将来性を判断する上で重要な要素です。
ビットコインSVに興味を持っている、もしくは保有したり取引したりしようと思われている方は、ビットコインSVの特徴や将来性、購入方法を理解した上で検討することが大切です。
イザカヤ編集部
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